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![]() 8月16日のCS放送やと思うけど、アップが早い早い。 CSなんて、こんな時にしか見たいと思わへんのやけど、ありがたいわ。 以下、セットリスト順にリンクします。わはは。 結成40周年記念、山下洋輔トリオ復活祭 1.回想~STRAWBERRY TUNE (林 栄一) 2.円周率 (小山彰太) 3.For M (山下洋輔) 4.GENTLE NOVEMBER (武田和命) 5.BANSLIKANA (山下洋輔) 6.GHOSTS (A. Ayler) 7.CLAY (森山威男) 8.CHIASMA (山下洋輔) 9.木喰(中村誠一) 10.ミナのセカンドテーマ (山下洋輔) 11.アンコール GUGAN (山下洋輔) これ見てて思うのは、圧倒的な坂田明のカッコよさ。 全然、変わらないやん。凄いわー。また、不敵な感じが良いですな。 森山威男は大胆かつ繊細。細やかな変化と大きなビート。あと、右足の連打がえげつない。凄い。 武田和命の代役の菊地成孔。豪快に吹いてる。なんか、tsという楽器をホンマに研究している感じがする。よう鳴ってます。 国仲勝男は野太いベースが聞けなくて残念。 ▲
by jazzamurai
| 2009-08-22 17:10
| 無節操 ジャズ三昧
![]() Crown Record No.1 Studio 山下洋輔 (p) 坂田 明 (as) 森山威男 (dr) A1. Prophase 2. Double Helix 3. Chiasma B1. Interphase 2. Mitochondria 皆さん、こんばんは。 6月28日の「題名のない音楽会」はご覧になりましたか。 山下洋輔トリオ結成40周年だそうで、第2期のメンバーが集まって、タモリなんか呼んで、昔話に興じてたり、この盤のA3に入ってる曲のことをいわくありげに説明したりしており、まあ、非常に胡散臭かったわけですが・・・・、 しかし、森山威男は凄かった。フリーをやるナマ森山がこれほど凄いとは・・・・。 それでまあ、久しぶりに聴いてみました。第2期のトリオって、メールスで録った「クレイ」、新宿厚生年金会館で録った「アップ・トゥ・デイト」、マンフレット・ショーフを加えて録った「ディスタント・サンダー」、ハイデルベルクで録った「キアズマ」と、ライヴ録音ばかりで、スタジオ盤はこれだけなんですよね。で、この時期を聴く場合も、もっぱら「クレイ」を聴いていたのだけれど、やっぱりスタジオ録音ていうのは、ちゃんと聴くと価値あるもんですよね。 奥さんが居間で寝てるので、ヘッドフォンで聴いてるんですが、ちゃんと録られた坂田、森山っていうのは、ホンマに凄いですね。確かに、演奏は硬い感じがしますが、聴き応えは相当ある。 意識的にスローな曲調を重視しているのかな、って感じます。A1の抑制した雰囲気の中で、本当にアルトを鳴らしている坂田明を聴くだけで、この盤が持っている緊張感というか、エネルギーを感じる。 そして、A2の洋輔と森山のデュオにおける森山のブラシ。歌ってる。 A3はテーマ吹奏がライヴよりスローですが、それがかえってフリーの部分との対比がついていて良い。それにしても、坂田のタンギングはいったいどうなってんだろう、と思いますね。一音一音がくっきりしていて、やっぱり阿部薫の自称ライバルというだけあって、この時期の坂田は凄いっす。ほんでまた、洋輔の音が、指が重い感じで、黒く鳴ってます。森山威男も速い速い・・・・。 B1は一転してスロー。ここでの坂田の節回しが冴えてる。初めから終わりまでちゃんとコントロールされている、感じがする。それに、音とか、フレーズに、似た者の存在を感じさせない独自性がある。日本的な情念も感じますし、一種カリスマ性も感じます。坂田の演奏が終わった後のドラムのたたみかけも良い。 そして、聴きもののB2。冒頭のエコーが効いた坂田のソロがカッコイイ。管がよく鳴ってる。ちょっとコルトレーンっぽいテーマ。坂田作をラストに持ってくる洋輔の度量も良いと思います。曲調にあわせて、速弾き重視でなく、大きな波のように低音を繰り出す洋輔のピアノがちょっと広めの空間を作る。その上で弾ける坂田、最高です。坂田が帰ってきてテーマに戻る時間帯、やっぱりコルトレーンっぽい。 傑作だと思うのですが、結構、中古で売ってるんですよね・・・・。 この盤のジャケットも良いと思われません?この不敵な雰囲気が良いです。2枚持ってんですけどね。 一枚は高校の時に買って、もう一枚は10年位前にこのサイン入り見つけました。3人揃ってて、2,500円でした。森山威男のサインがカッコイイと思うんです。何故、ジャズ盤を探す人々は、サイン盤を回避するんでしょうか。拙者はサイン盤の方が好きなんですが・・・・。 ところで、やっぱり山下洋輔は、ベストを着用しだしてから、どうも良くない。そんな風に思うのは拙者だけでしょうか・・・・。思いません? 山下洋輔/キアズマ FROZEN DAYS(紙ジャケット仕様) ▲
by jazzamurai
| 2009-07-14 00:08
| 無節操 ジャズ三昧
![]() 山下 洋輔 (p) 小山 彰太 (ds) 武田 和命 (ts) 国仲 勝男 (b) A1.円周率 (小山) 2.デュオ・ダンス (山下) 3.ソー、ホワッツ・ニュー (山下) 4.ワン・フォーT (武田) B1.チャタリング (山下) 2.Kズ・ララバイ (山下) 3.ニンファ星 (山下) 4.寿限無 (山下) 「山下洋輔ミュージックの集大成的アルバム」ということになるのだろうが、山下カミカゼ・フリーの終焉を告げる作品であり、拙者にとっては寂しい思いのするレコードだった。 しかし、昨日改めて聴いてびっくりした。録音が良い。それから、武田和命がめちゃめちゃ良い。フリージャズをやっているのに、ありがちなブローはなく、説得力があり、無駄な音が無いのだ。音色は丸っこいと思うけど、一音一音の粒立ちはとても明確だ。 前出の「ジェントル・ノーヴェンバー」を聴いて、バラードの説得力、音色の豊かさがコルトレーン並に素晴らしいとは認識していたが、実はブリブリと吹きまくる武田も本当に凄いと、拙者が気付いたのは30歳過ぎてからだ。武田は、正にコルトレーンとロリンズの良い所を両方兼ね備え、時にはエヴァン・パーカーのようなアブストラクトなフレーズも吹き切ることのできる、類い希な説得力を持つ素晴らしいテナーだと思う。 「ジャズ批評」1991年8月30日号を読むと、日本のニュージャズの黎明期に行われていた「銀巴里セッション」で、20歳そこそこで演奏していたという。1966年にエルヴィン・ジョーンズ(コルトレーン・カルテットのドラマー)が来日し、麻薬所持容疑をかけられて足止めをくっていた際の、新宿ピットインでの共演は、演奏内容の素晴らしさから伝説になっている(その時のピアニストは山下洋輔らしい)。そんな経歴を持つのに、その後ジャズ界から離れて、1978年まで活動が再開されなかったという。何故、そんなに長い間ブランクがあったのか、こんなにも冷遇されてきたのか、不思議でならない。 このレコードは、フリーながら小さくまとめて録音しようとする姿勢が鼻に付くので、あまり聴いていなかったのだが、本当に誠実な武田節をリラックスして聴けるという良い点が発見された。 また、「山下洋輔の世界」と銘打ちながら、小山彰太と武田の曲を入れたこと、国仲勝男をB2で全面に押し出した山下洋輔の度量には敬意を表します。 武田和命は1989年8月18日に、食道ガンのため49歳の若さで亡くなった。何故、こんなに良いテナーが殆ど無名のまま死ななければならなかったのだろうか。かなり貧窮の中で演奏し続けたと聞くが、拙者、生の演奏を見に行くべきであった。京都で演奏するようなこともあったのだろうか。後悔先に立たず、である。山下トリオ時代の音の良いライブが発掘されないものだろうか、という淡い期待を抱いている。もっと武田和命が聴きたい。 ▲
by jazzamurai
| 2007-12-19 01:16
| 無節操 ジャズ三昧
![]() 山下洋輔 (p) 坂田明 (as, cl) 森山威男 (ds) A1.ミナのセカンド・テーマ B1.ミナのセカンド・テーマ(続き) 2.クレイ 同トリオ初のヨーロッパ・ツアーのライヴ盤で、硬派で知られるENJAからのリリース。 言わずと知れた、名高いフリージャズ・イベント、メールスでの演奏である。 まあ、この演奏を初めて聴けば、自ずと「カミカゼ」とかいう言葉が出てきても仕方無いですね。 山下トリオが好きな人は、坂田明+森山威男時代を最強と思っている人が多いはず。 特に、森山威男のこの疾走感と切れ味は本当に凄いですね。 この盤は、はっきり言って音が悪くて、ピアノの音は最悪ですが、太鼓の音が良い。 肉体派フリージャズなんて、という言い方もありますが、やっぱり格好良いです。 A面、重暗いコードに導かれて、クラリネットがテーマを吹くと、ピアノソロへ。 左手が重い録音のおかげで、悪い音でも不敵な雰囲気が醸し出される。 ドラムが加わりデュオ、ピアノが抜けてブラシによるドラムソロ。 ブラシが壊れるんじゃないの、と思えますね。 クラリネットが入ってトリオ、そして、ソロに、またトリオになってエンディングに向かう。 森山威男作のB1は、カシアス・クレイ=モハメド・アリをテーマにしたもの。 サックスの音がちょっとチャルメラ入っているけど、凄いスピード感ですっ飛んで行きます。 ・・・・くさしてますけど、拙者が初めてちゃんと山下トリオを聴いたのは、この盤。 サックスとピアノの音をよく聴いて、間にガチッとフィルを入れる森山威男の演奏は、 フリーの概念からすると、後退しているのかもしれませんが、この人の誠実さでしょう。 拙者は大好きです。あ、この時期の山下洋輔の真っ黒な音も大好きです。 もちろん、坂田明の音のでかさとタンギングの強烈さも。 演り散らかしているようでいて、テンションが緩んでいる所は全く無い。 スピーカーの前で座って聴いても良し、頭振って聴いても良しの傑作です。 Yamashita Trio : クレイ ▲
by jazzamurai
| 2007-03-12 23:09
| 無節操 ジャズ三昧
![]() 武田和命 (Tenor Sax) 山下洋輔 (Piano) 国仲勝男 (Bass) 森山威男 (Drums) A1.SOUL TRANE 2.THEME FOR ERNIE 3.AISHA 4.IT'S EASY TO REMEMBER B1.ONCE I TALKED 2.OUR DAYS 3.LITTLE DREAM 4.GENTLE NOVEMBER これも棺桶に突っ込んで欲しい1枚。良さが分かったのはつい最近だけどね。 武田和命は1939年に東京で生まれ、1989年8月18日喉頭がんで亡くなった。49歳。 この録音は、一時期シーンから姿を消していた後、坂田明の後任として、 山下洋輔トリオに参加する直前に録られたものらしい。 A面はスタンダード、B面はオリジナル(素晴らしい)。 さて、拙者は長い間、武田和命が嫌いだった。 NHK-FMのセッション81でジャズを聴いていた拙者は、 1981年2月7日の山下洋輔トリオをエアチェックして以来、武田和命のことを、 山下洋輔トリオのリードとして、坂田明と比べ、フレーズに切れが無いと思ったから。 後で参加する林栄一(as)は凄かったので、余計、鈍くさい印象を持ってしまった。 だが、それは拙者の耳が肥えていないだけだった。 30歳代に入って、やっとソニー・ロリンズが聴ける耳になってから、そのエアチェックテープで フリー・ジャズを吹いている武田和命を改めて聴いたら、目からクソ鱗がバラバラと落ちた。 隙が無いんです。ハチャメチャなのに無駄が無い。ソロ全体の構築力があって。 そのエアチェックテープの3曲目に入っているマル・ウォルドロンの「ソウル・アイズ」。 そこでテナーを吹く武田和命がホンマに素晴らしい。 今でも時々聴きますが、こんなに格好良いバラードは無いですよ。カデンツァも珠玉。 ジャズとは良い音楽だが、残酷な音楽でもある。 だって、こんなに良い演奏でも、エアチェックじゃ盤にならないもの(誰かして)。 このレコードには、その曲は入っていないが、盤全体に透徹する武田和命のダンディズムは ホンマに見事。山下洋輔のバッキングも良い仕事している(流石ブルーノート研究家)。 森山威男のブラシも、こんなに良いとはね。 武田コルトレーンとも言われた激しいソロもありませんが、この人の短い人生を嘆きながら、 ではなく、一日の終わりに少し息をつくために、武田節に身を任せて酒を飲めば良いんです。 甘ったるいムード・ミュージックとは一線を架す、高いテンションを纏う、男のバラード集です。 ジョン・コルトレーンの「バラード」の様に楽しむべき盤と言えましょう。 武田和命 : ジェントル・ノヴェンバー 拙者、もう一枚買おうかな。 ▲
by jazzamurai
| 2007-02-06 00:28
| 無節操 ジャズ三昧
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