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皆様、今晩は~。
jazzamuraiは、只今、ちょっとしんどい時期です。 めちゃめちゃカッコいい1974年King Crimsonをご賞味いただくことで、ちょっとの期間、お許しください。 若きフリップ御大の睨み付けるカメラ目線が怖いです。 若きジョン・ウェットンがカッコいいです。 黒い服を着たフリップ御大の前に黒いメロトロンが、 白い服を着たクロスの前に白いメロトロンが配備されている様が良いです。 King Crimson - Live Melody 1974 (complete) Robert Fripp, John Wetton, David Cross, Bill Brufford 1.Lark`s tongues in aspic pt II 2.Improvisation 3.The Night Watch 4.Lament 5.Starless これもカッコいいです。 King Crimson Central Park New York City NY 1973 Robert Fripp, John Wetton, David Cross, Bill Brufford 1.Easy Money 2.Improvisation もうちょっと良いクォリティの画像で観たいですね~。しっかりリマスターして、Blue Rayで供給してくれないかしらん。 #
by jazzamurai
| 2011-11-17 00:02
| 無秩序 プログレ三昧
Recorded May 14-17, 2002
Charlie Haden (B) Michael Brecker (Ts) Brad Mehldau (P) Brian Blade (Ds) with String Orchestra 1. American Dreams 2. Travels 3. No Lonely Nights 4. It Might Be You 5. Prism 6. America The Beautiful 7. Nightfall 8. Ron's Place 9. Bittersweet 10. Young And Foolish 11. Bird Food 12. Sotto Voce 13. Love Like Ours 14. Some Other Time 最近、この二人がとても好きである。 チャーリーは前から好きだったのだが、震災の影響で音楽が聴けなかった時、唯一聴けたのがチャーリーだった。このCDはその時期に買ったのだが、「アメリカン・ドリーム」という題名にしては、あまりにもメランコリック過ぎる内容に、とっぷりと入り込まざるを得なかった。ブラッド・メルドーやブライアン・ブレイドといった最早超有名演奏家も、この盤で初めてとっぷりと聴くことができた。 しかしながら、まあ上手いわな、程度で何時も聞き流していたのがマイケルだった。この盤のテナーの録音がエコーが効き過ぎ、ちょっと立体感に欠け、引っ込んだ感じがするせいかもしれない。とにかく、印象がなかった。 実は、骨髄異形成症候群から進行した白血病のために、2007年に57歳という若さで亡くなったことも知っていたのに、マイケルは全く拙者の興味の対象外だったのだ。 それが先日、職場近くの中古レコード屋で、700円という安さで、1987年の遅すぎる初リーダー作のLPを購入して以来、すっかりマイケルにはまりかけている・・・・。 今日は書きませんが、あの盤は良いですよ。とにかく音が良い。テナーがよく鳴っている。本当に爽快です。 ジャズ批評ブック「JAZZテナーサックス」に上手く書いてある。 「60年代にコルトレーンが開発したさまざまな技法を完璧にマスターしつつ、ブレッカーはコルトレーンが抱えていた過剰な精神性や不安定な心理、あるいは音の氾濫によって「彼岸」を目指す超越的なものへの指向をすべて切り捨てて、トレーンの音楽を純粋に「楽器の技法」として継承した。」 まあ、数年前の拙者ならきっと破って鼻かんで捨てて踏みつけたと思える程ハラの立つ解釈ですが、そう「切り捨てて」書かれると納得できるところも多い。 技術的には、確かにマイケルは、コルトレーンの技術を完全にマスターした数少ないテナーマンだと思う。それが、前述の初リーダー盤では、存分に味わえる。それも爽快に。 それに、初リーダー盤のマイケルのソロは、全体の構築力が素晴らしいんよね。まるで、クリフォード・ブラウンのように。絶対に感情移入してしまうほどに。 きっと、技術と精神力のバランスがちょうど良い時に、制作できた盤なんだろうなと思う。 じゃあ、この「アメリカン・ドリーム」は、どんな盤か? マイケルが、骨髄異形成症候群を患っていることを明らかにしたのは2005年6月、とある。 この盤はその3年前なのですが、彼はその時、まだ病魔に侵されてはいなかった。 病魔に侵されていたのは、アメリカだ。「テロとの戦い」という名の病魔。 決して抜け出すことのない、貧困という名の病魔。 もはや「アメリカン・ドリーム」が夢物語でしかないのに、それを繰り返し語らなければならなかったアメリカ。そんな時代にこの盤は録られた。 濃いエコー。アメリカの音楽の全ての体現であるかのような、豪快で、華麗で、ロマンチックなマイケルのテナー。圧倒的にメランコリックなチャーリーのベース。音数の少ない、メルドーとブレイド。豪華なストリングス。しかし、その音楽は決して夜の摩天楼の瞬きを映してはくれない。 その表紙には砂漠が広がる。そして、まるでアラビア文字のような書体のアルファベット。美しい夕日。そう、チャーリーが見せてくれるのは、失われた(あるいは失われそうになっている)古き良きアメリカの辺境の街角の生活、優しさなのだ、と思う。 つまりは、しっかりと彼なりの戦いが組み込まれている。リベレーション・ミュージック・オーケストラと地続きなのだ。チャーリーはやっばり凄いと思う。 パット・メセニーの「80/81」で顔を合わせたチャーリーによって、きっとマイケルは変わった。華やかな世界の影を見るようになったのだろう、と勝手に解釈する。 まあ、そんな起承転結のない妄想を抱きながら、ほっこりとこの盤を聞いてます。 American Dreams おっと、そういえば、10月の第1水曜日分として、支店の「ジャズ侍のブログ小説~青い光」を更新しましたので、またお立ち寄り下さい。 #
by jazzamurai
| 2011-10-07 00:02
| 無節操 ジャズ三昧
RVG Studio, NJ, August 15, 1960
Eric Dolphy — flute, bass clarinet, as Ron Carter — bass, cello George Duvivier — bass Roy Haynes — drums A1.Out There (Dolphy, Mingus) – 6:55 2.Serene (Dolphy) – 7:01 3.The Baron (Dolphy) – 2:57 B1.Eclipse (Mingus) – 2:45 2.17 West (Dolphy) – 4:50 3.Sketch of Melba (Randy Weston) – 4:40 4.Feathers (Hale Smith) – 5:00 いやあ・・・・、金欠です。 「貧すれば鈍する」と言いますが、この言葉は真実ですよ。有りすぎてもいけないが、無くても困るのが金。「住んでも恩恵がなく、税金ばかり高く、住むのは唯の趣味」と言われる京都市民にとって、やはり金は大事。それも、趣味を続けるにおいては。 って、要するにLP買い過ぎでお小遣いが無いわけです。そこで、手持ちの盤のうち、ちょっといらんかな~、っていう盤を数枚ヤフオクに出しました。 その中に、本盤を混ぜようとしたのですが、トラブルチェックのため聴いてみたら、あまりに内容が良いので出品を止めました。 「良いに決まってるやろ!なんで売んねん!あほ」と仰いますな。冒頭に掲げているジャケ写は確かに「Out There」prestige再発のものですが、これはネット上から借りてきました。 実は拙者が持っている盤はRudy Van Gelderさんがカッティングを誤って、「Outward Bound」だと思って「Out There」をカットし、番号を掘ったもので、ジャケットもラベルも「Outward Bound」prestige再発のものという超~奇盤なんです(紫のジャケで、アルトをくわえるドルフィの右側の横顔が写っているもの)。 god-zi-lla師匠は「わはは。「Out There」ジャケの「Outward Bound」を探しましょう」と仰って下さいましたが、そんな奇盤が他に存在するとも思えず、また、トライデントマークが丸の中に入っていたことから、疑似ステレオだとばっかり思っていたわけです。 しか~し、聴いてみると、ドルフィが左から、ロン・カーターが右から聞こえてきます。ドラム、ベースは中央です。デュビビエさんの野太いベースもしっかり鳴っています。ひょっとして、この盤は元からマルチトラックで録音されていたのでしょうか? とても音が良いです。フレッシュだし、びっくり。 実は「Out There」って、好きじゃなかったんですよ。ドルフィにはピアノがあった方が拙者は好きなのです。それに、調子っ外れのロン・カーターのチェロがやっぱり好きになれないし。 B面の4曲も印象が散漫だと思っていました。 でも、やっぱり良いですね。A1のロン・カーターのソロが終わった後に出て来るドルフィの長尺のソロ。どんどん熱気を帯びてくる、あの感じ。聴いている拙者も興奮してきます。 今日聴いて初めて良いと思ったのは、ランディ・ウエストン作のB3。フルートの音がふくよかでとても良い。60年でも、こんなに管を鳴らしていたのだ、と改めて知りました。 A4のアルトによるバラードも良いです。・・・・共演がモンクかマル・ウォルドロンならもっと良いに違いないでしょうが。 デュビビエ、ロイ・ヘインズのコンビは強力で、今聞くと、コード楽器の不在は、全く気になりません。相棒が何故ロン・カーターか、という問題はよく分かりませんが(引き立て役としては良い)、やっぱりこの盤は良いですね。 とにかく危ない危ない。「鈍する」ところでした。出品は急遽取り止めです。さあ、しっかりシマシマしとこう。そして、RVGあー勘違いの「Out There」ジャケ+ラベルの「Outward Bound」があると信じて探し続けることにしよう。オリジナルのNEWJAZZ盤は高すぎるので、手を出す気はないです。Wizardのイラストもそんなに好きじゃないし・・・・。フン!っだ。 #
by jazzamurai
| 2011-09-26 23:10
| 無節操 ジャズ三昧
本店をあまり更新せずに、大変申し訳ございません。
9月の第1水曜日分として、支店の「ジャズ侍のブログ小説~青い光」を更新しましたので、またお立ち寄り下さい。 #
by jazzamurai
| 2011-09-09 11:11
Released June 1958,Recorded 19–21 February 1958
A1.I'm a Fool to Want You 2.For Heaven's Sake 3.You Don't Know What Love Is 4.I Get Along Without You Very Well 5.For All We Know 6.Violets for Your Furs B1.You've Changed 2.It's Easy to Remember 3.But Beautiful 4.Glad to Be Unhappy 5.I'll Be Around 6.The End of a Love Affair Billie Holiday, vocal/Ray Ellis, arranger and conductor/George Ockner, violin and concertmaster/David Soyer, cello/Janet Putnam, harp/Danny Bank, flute/Phil Bodner, flute/Romeo Penque, flute/Mel Davis, trumpet/J.J. Johnson, trombone/Urbie Green, trombone/Tom Mitchell, trombone/Mal Waldron, piano/Barry Galbraith, guitar/Milt Hinton, bass/Osie Johnson, drums/Elise Bretton, backing vocals/Miriam Workman, backing vocals ビリー・ホリディは1915年4月7日生まれ。本盤は43歳になる年の録音。「すべてが片思いの恋歌」で占められた、ラストから2枚目の盤。 拙者は昔からビリーが好きだったのですが、最近になってレコードでちゃんと聴く様になるまで、しっかり好きではなかったのだ、と思います。 どうも、この盤がもたらす、差別と戦い、多くの恋に傷つき、破天荒に生き、クスリとアルコールのせいでボロボロになり、しかしなお、拙者の心を捉えて放さない、晩年のビリーの声、この声のみの印象と、そのストーリーだけで好きだった、という感じがするからです。 最近、複数のジャズ喫茶、バーでより若い頃のビリーのレコードを聴かしてもらうにつけ、彼女の声のキュートさ、輝かしさ、上手さを知り、自分でもちょこちょこ買うようになって、やっと晩年のストーリーなしに、彼女に接することが出来るようになった、と思う。 ということで、いずれは若い時の盤も取り上げていきたいと思うのですが、なんせきっと、一家言持っている人も多かろうから、ちょっと構えちゃいますね。 さて、晩年のこの盤は、なんだかんだ言っても傑作です。それこそ、生涯をかけて聴く価値があります。やはり、酸いも甘いも潜り抜けた大人の男女に聴いて頂きたい。 晩年と言っても、今の拙者より4歳も若いのですが、かなりおばあちゃんの声です。そりゃ声はびっくりするほど酷いだみ声ですよ。その声と艶やかなストリングス、女性コーラスの前面で、狭い音域で歌われるので、最初はあっけにとられるかもしれませんが、でも、A1「恋は愚かというけれど」を聴き終わった時点で、あなたはビリーに心を鷲掴みにされて、動けなくなっているはずです。 そして、A3「あなたは恋を知らない」を聴いた時点では、若き日に失った恋の一つや二つも思い出し、少し年齢を重ねた自分を改めて見つめて、ぐっと涙を堪えることになるかもしれません。だって、こうやって書いているだけで、拙者、ちょっと涙が出てきていますから。なんせ、ビリーの後に出てくるメル・ディビスのトランペット・ソロの輝かしさといったら!若き日の迸る思いを乗せているかのようです。 A4「あなたなんかいなくても、ひとりでやってける」。何時も"What a fool am I"のところが大好き。A1、A4はシナトラの愛唱歌なんですね。拙者、シナトラが自分の人生に関係あるとは思っていなかったので、改めて知ってびっくりです。 B面も名曲が続きます。レイ・エリスのアレンジはどの曲も煌びやかで素晴らしいのですが、通して聴くと同じ調子に聴こえちゃう所がちょっとだけ難点かな・・・・。でも、聴いている内に、最初の強烈な違和感は消えうせ、一人の恋多き女性が、素晴らしいオケをバックに、過去のラブストーリーを語りかけるように丁寧に歌うメランコリックな雰囲気を、和みながら聴いているというわけです。 全ての皆様に手放しでお勧めするわけではありませんが、ぜひ聴いて頂ければと思います。そして、対峙する様に、ではなく、もっと気楽に、晩年のビリーの歌に、接して欲しいと思います。 なお、拙者が持っているのはmono盤の6eyeプロモ(ちょっとだけ自慢。でもジャケは結構ボロボロ。photoshopで補正しました)なのですが、stereo盤も欲しいなあと思っています。CDは4曲程追加されていますが、なんだかだれちゃう感じがするので、やっぱりレコードの方が良いように思います。 レディ・イン・サテン+4 #
by jazzamurai
| 2011-09-03 12:45
| 無抵抗 女性歌手三昧
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