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![]() Phineas Newborn Jr. (p) Oscar Pettiford (b) Kenny Clarke (d) Calvin Newborn (g) (d) A1.Barbados 2.All The Things You Are 3.The More I See You 4.Celia B1.Dahoud 2.Newport Blues 3.I'm Beginning To See The Light 4.Afternoon In Paris フィニアス、24歳の大傑作、大名盤。 バド・パウエルの再来、と言われた若き日の、快活で茶目っ気タップリの明るい音を、見事に収めている。 拙者は深く、彼にわびたいと思っている。ずっと長い間、ぴらぴらと軽いピアノ弾きやがって、ぐらいにしか、思っていなかった、拙者は浅はかだった。ちょっと調べれば、彼が十分な説得力を持つ演奏者であるにもかかわらず、作品が非常に少ないことは、すぐ分かるはずだったのに。 彼は、1960年代半ばには精神疾患を発症、アルコール中毒に陥り、1980年前後に一時的に復活したものの、貧しいまま、がんで世を去った。全然知らなかった。 まだまだ、勉強が足りませんね。 そんな悲惨な話は知らなくても、全く影響なく、「この盤は良い!!」と心から楽しめるこのレコード。リズム隊はぺティフォード、クラーク。完璧!! ピアノをバンとまん前において、リズム隊はバックアップに徹底。ケニー・クラークのブラシが優しく且つ切れ味鋭い。兄貴のギターは入ってるって、気付かないから、パス。 「A1」、パーカーの名曲。コロコロと歌うフレーズ、これが次第に難易度を増して行き、高速でユニゾンする時、凄すぎて笑うしかない。信じられない、スリリングな楽しみ。 「A2」、こういうの聴いてると、ショパンとか、リストみたいな、超絶技巧のクラシック作曲家って、生きてリアルに演奏していた頃は、こんな感じだったんじゃないかな、みたいな感動がします。 「A3」、切ない名曲です。これもやっぱり、ショパンとか想像しちゃうんやけどなあ。 「A4」、バドの名曲。対抗心むき出しの超速弾き。でも良いじゃん。ケニーのおっちゃんの4小節交換もグッド。 「B1」、ちょっとラヴェルみたいなイントロ。短い中に素晴らしい内容を詰め込んだ快演。 「B2」、フィニアスがブルースをやるとこうなる。ソロで弾いてます。速弾きも感心するけど、リズムにブレが無いのが良いです。 「B3」、よーまー、こんだけヴァリエーション豊かなソロがとれるもんだと感心する。 「B4」、ジョン・ルイスの小粋な名曲。まあ、テーマから思いっきりジャンプして、まあ派手に飛び回るもんだ。この暴れっぷりは凄いなあ。 録音はRVG。音は最高。アナログはオリジナルを安く探すのが絶対お得です。フィニアスの素晴らしさと、アトランティックのモノラルオリジナル黒ラベルの音の良さを教えてくれたジャズ喫茶「む~ら」のマスターに感謝します。 ヒア・イズ・フィニアス(完全生産限定盤) HERE IS PHINEAS ▲
by jazzamurai
| 2010-06-30 23:47
| 無節操 ジャズ三昧
![]() Julie London (vo) Andre Previn (arr,cond,p) Monty Budwig (b) Frank Capp (ds) Wilbur Schwartz (fl) Catherine Gotthoffer (harp) A1.Makin' Whoopee 2.It Could Happen To You 3.When I Fall In Love 4.It's A Blue World 5.They Can't Take That Away From Me 6.Once For My Baby B1.Angel Eyes 2.Love Is Here To Stay 3.The More I See You 4.A Stranger In Town 5.Two Sleepy People 6.Learnin' The Blues えー、大変申し訳ありません。m(_ _)m 拙者はジュリー・ロンドンが好きであります。 低い声の女性ボーカル、という拙者のストライクゾーンにど真ん中の剛速球なのね。 何だかエロいジャケットばかりなので、色物と思われがちですけど、しっかりと上手いし。結構、枚数も持ってるのよ、密かに・・・・。 良い状態の盤を得るのはなかなか難しくて、拙者も、ヤフオクで虚を尽いた様なタイミングでかすみ獲る、ということで、何とかコストパフォーマンスの良い盤に回り逢えないかと考えております。この盤は安かったから、結構、ボロボロ。 この盤は、「男性ジャズ・ヴォーカリスト、ビング・クロスビー、ナット・キング・コール、フランク・シナトラ、マット・デニス、メル・トーメらのヒット・ナンバーを、彼らに敬意を表して取り上げたアルバム」ということで、タイトル及びジャケ写はこの人に企画にアリがちなシャレね。 選曲はバラードが中心で、アンドレ・プレヴィンのお洒落なアレンジのおかげで、ゆったりホワワンとした感じになっていて、非常に聴き易いです。スローナンバーばかりだけど、食傷しない作りです。 やっぱり声が良いですね。声が正面にあって、オケは奥、というのが、やっぱり良いです。椎名林檎もオーケストラ使うんだったら、こういう使い方しないと、やっぱり、声が引っ込むと貧乏くさいよね。 ところで、ジュリー・ロンドンがジャズか、と言われると、違う、と思うなあ。原曲のメロディをしっとり歌うのが彼女のカラーだと思うので、アドリブはないんですよね。 現在、没後10周年企画とかで、EMI Music Japanが、オリジナルアルバム全種類30タイトルを紙ジャケでリリース中、とのこと。拙者は手は出しませんが、紙ジャケマニアの方はどうぞ。レコードの状態の良い物は少ないので、CDで聴こう、というのも、現実的なNice Choiceだと思います。 ユア・ナンバー・プリーズ(紙ジャケット仕様)
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by jazzamurai
| 2010-06-28 18:10
| 無抵抗 女性歌手三昧
![]() Bill Dixon (tp) Ken McIntyre (as,oboe) George Barrow (ts) Howard Johnson (tuba,bs) David Izenzon (b) Hal Dodson (b) Howard McRae (dr) A1.Winter Song 1964 (Dixon) 2.The 12th December (Dixon) ![]() Archie Shepp (ts) John Tchicai (as) Ted Curson (tp,B3) Don Cherry (tp) Ronnie Boykins (b) Sunny Murray (dr) B1.Where Poppies Bloom (Where Poppies Blow) (Shepp) 2.Like a Blessed Baby Lamb (Shepp) 3.Consequences (Cherry) ということで、ビル・ディクソンの続きだけど、何で64年なんていう激動の時期に、こんな作曲がちがちの曲を演奏しているのか、意味が分からない。3か月後に、アルバート・アイラーは「スピリチュアル・ユニティ」を録音するんですよ、ディクソンさん。 「A1」、ツイン・ベースのベースラインも作曲したものでしょ。その上で古典的なソロ回しを展開。いやいや、ディクソンさん、フレーズを上下にふっても、全然管が鳴ってないし。ケンちゃんのオーボエ、全然鳴ってないし。ハワード・ジョンソンのバリトンが少し聴けるくらい。 「A2」、目的が何なのか、さっぱり分からない。 カルル&コモリの「ジャズ・フリー」人名図鑑によれば、「一種の媒介者、新しい才能の発掘者となる」とあるので、新進の演奏家のリーダーとして、レコード会社の折衝なんかに当たってたのかしら。しかし、ミュージシャンとしては、演奏面、作曲面ともに、全く魅力を感じないんやけどなあ・・・・。すみません。 アンサンブルもゆれゆれ・・・・。 B面のNYC5ですが、「B1」、サニー・マレイがめちゃくちゃなパルスビートと例の唸り声をあげて雰囲気を作ってるのに、ベースが4つを刻み続ける。何がしたいんだ、という感じ。しかし、管の3人は流石、というか、はちきれそうな勢いで吹いてます。ベースがなにやってんの、の感じだから、完全な自由さを得ていないですね。 「B2」、えらいアーシーな。ちょっと「イエスタディズ」に似たバラードから始って、シェップがねちっこく吹きます。吹けてますね。これは、4ビートでもカッコイイでしょう。かなりホンカーな雰囲気を漂わせてますが。 しかし、このドン・チェリーの音のハリをディクソンさんと比べると・・・・、そりゃチェリーでしょ。 「B3」はモロにフリーだけど、やっぱりベースが歌ってないので、サニー・マレイのゆったりした良い所が出ていない。 出したところがサヴォイだからかなあ。なんか、リミッターかかってるような、妙なレコードなんですよね。まあ、オーネット以前と以後が全く変わってしまったように、「スピリチュアル・ユニティ」以前と以後も全く世界は変わってしまったと思うので、過渡的な作品なんでしょうね。 7-Tette / Archie Shepp & Ny Contemporary 5 ▲
by jazzamurai
| 2010-06-27 22:22
| 無節操 ジャズ三昧
![]() Bill Dixon (tp) Archie Shepp (ts) Don Moore (b) Paul Cohen (dr) Reggie Workman (b) A2 only Howard McRae (dr) A2 only ビル・ディクソンが6月16日、バーモント州の自宅で死去。84歳。1925年、マサチューセッツ州生まれ。56~62年に国連職員。64年、ニューヨークで「ジャズの10月革命」をプロデュース。68年バーモント州の大学で教職に就き、73年に黒人音楽科を設立。とのこと。 ・・・・とは書いてみたものの、正直、この人の盤って、これとあと、「Bill Dixon 7-tette/Archie Shepp and the New York Contemporary 5 (Savoy)」しか持ってないんよね。 この盤はソニーの邦盤です。まあ、音はもこもこですわ。オリジナルはサヴォイらしいです。ピアノ・レスの二管ですが、非常に聴きやすい、というか、オーソドックス。オーネットの影響下にあると思うのですが、ベースとドラムの演奏が古典的なので、枠の中に入っちゃうんですよね。 ディクソンのプレイは、うーん、何回聴いても特徴がつかめないんですよね。でも、作曲が良くて、単純で良い曲を書きます。 コルトレーンに影響されていない、初期のシェップを聴けるという、価値のある盤なのですが、音の悪さや、ディクソンの演奏に耳を奪われない、という点から、こんな機会でもなかったら、やっぱり聴くことはなかったかもしれない、と思います。 いや、内容が悪い訳ではないんですよ。歴史的に意味のある盤だとも思いますが・・・・。 音が良かったら、もっと聴くかもしれません。 でも、これを機会に、レコード棚の「S」の場所から「D」の場所に移すことにします。おっ、DavisとDolphyの間だ・・・・。 ARCHIE SHEPP / BILL DIXON QUARTET ▲
by jazzamurai
| 2010-06-22 00:12
| 無節操 ジャズ三昧
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