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ああんもう、9/29の阪神戦は痛かったなあ。何であの兄弟にあれだけ打たれるかなあ。
という愚痴は置いといて。 今年を最後に、我が広島東洋カープが1957年7月24日以来、本拠地としている、広島市民球場が老朽化のため廃棄されます。来年2009年からは、JR広島駅東側の貨物ヤード跡地に建設中の「新」広島市民球場に本拠地が移ります。 拙者を含め、カープファンは、この狭くて汚い球場が大好きでした。 カープという球団は、野球は青空の下、天然芝の上でやるもんだ、という、とても常識的な考え方で野球をやっています。拙者は、その考え方が大好きです。だから、甲子園、グリーンスタジアム神戸(ネーミングライツなんぞ知るか)という、開放型、天然芝の球場が大好きです。神宮も、浜スタも天然芝に戻すべきです。 そして、何よりも原爆ドームの横にあり、市内中心部に位置するという立地、その意味。それがカープファンの心に、常に何かを訴えかけてきたのです。 例えば、勢いのある先頭打者を「我がチームの核弾頭!!」等と言う人がいれば、紳士的とは言えない態度で誠実に反核の精神を諭し(例:アホかオノレは!! 広島ファン止めれ、等)、「巨人軍は永遠に不滅です」という人がいれば、「ワシらのチームは軍隊やない」と、至極真っ当な説明で切り返す、と言った、反戦、平和こそが思い切りスポーツを楽しめる環境をもたらしていることを訴えてきた、と思います。 ということで、うちの小さな相棒さんと、広島に行って参りました。 ![]() ![]() おっと、カープマンホール発見。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 9月27日の結果はコルビー・ルイスの完封で余裕の勝利でした。意外性の男、スコット・シーボルの2打点が光りました(拙者としては、残留希望)。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 試合は惚れ惚れするアレックスの先制2ラン、投手マエケンの初ホームラン(野手でもイケる!!)、栗原の惜別大2ラン等で勝利。 しかし、うちの二遊間は本当に上手いねえ。ヤクルトの田中+川島も上手いけれど。 ![]() 誇らしいとともに、乳幼児の子ども達に運ばれなかったことの悔しさが沸いてきます。 ![]() さて、何故、「宇宙戦艦ヤマト」かって? 「必ずここへ帰ってくると、手を振る人に笑顔で応え」るためです。つまり、CSに出て、勝ち抜き、日本シリーズを「ここ」で戦うという、意志を示すためです。 松本零士を愛する拙者としては、こういう分かりにくいテーマをこんな所で扱うのは、非常に困るのですが、「宇宙戦艦ヤマト」が第1シリーズで持っていたテーマは、大日本帝国海軍戦艦大和が最後に有した特攻精神とは違います。主人公の古代がガミラスを滅ぼした後言うでしょ、「勝利か・・・・。クソ食らえ!!」って。あれが、あの話の根幹だと思っているので・・・・。まあ、後々、西崎監督が持っていた思想は違うようですがね。 そんなことは置いといて。拙者、自分が「宇宙戦艦ヤマト」のテーマを口ずさむだけで涙が出る程のカープ・バカだとは知りませんでした。 ![]() 何とか、後6つ勝って、CSに出て、巨人、阪神と戦って勝利し、日本シリーズに出て欲しいです。 そうなれば、絶対に拙者、「市民球場」に再び行くことになるでしょう。 この時期にそんな夢を見られるとは、近年希な幸福です。 ▲
by jazzamurai
| 2008-09-30 00:59
| 無頼漢 広島カープ三昧
![]() incus1 Evan Parker (saxophones) Derek Bailey (guitar) Han Bennink (percussion) ![]() B1.For Peter B & Peter K 2.Fixed Elsewhere 3.Dogmeat 1978年発売の日本ビクター盤で持っていたのだが、先日、思い切ってヤフオクでブルーラベルを買い求めた。 デレク、エヴァン、トニー・オクスリーの3人で設立されたインディレーベル「インカス」の1枚目。ちなみに「インカス」とは「中耳の砧骨」、アルバムタイトルは「肺の局所解剖学」の意味らしい。 デレク40歳、エヴァン26歳、ハン28歳の録音。デレクと2人の間には、結構、歳の差があったんやなあ、気がつかんかった。 オリジナルには、インカス社からのお手紙が入っていて、「それぞれアルバムの基本的な費用を取り戻す他は、収入の大半はアーティストに支払って、次作のための財政を提供するでしょう。一般に使われてきた意味で利益が上がるという意志は全くありません」等と書かれていたそうです。 左にデレク、右にエヴァン、中央にハンを配し、完全即興演奏を繰り広げる。即興音楽史上、「真に記念すべきアルバム」。久しぶりに聴いたけど、やっぱり凄いわ。 A1、のっけから凄い緊張感。音域の狭い録音だけど、前に3人並んで、音だけで対峙しているような、リアル感がある。 デレクのエレキギターのスピード感がかなりイッちゃってます。そして、ハンの豊かなリズム、叫び声と、存在感ある沈黙。全く正反対だけど、やっぱりミルフォード・グレイヴスと同じエネルギー、繊細さを感じます。 加えて、若きエヴァンのこねくりまわした、それまでに絶対発せられたことは無いであろうテナーの音色。もう絶対、この人はコルトレーン直系だと思います。 B1、落ち着いた、激しい演奏。ある意味、まとまっています。 B2、デレクとハンのデュオから始まって、エヴァンの説得力ある演奏が溢れ出す。うーん、やっぱりハンのドラムは歌ってますよ。昔は破壊的だ、としか感じなかったけど、例え金物を鳴らす時でも、閉じたハイハットをバシッと叩いて音場をぶった切る時でも、歌ってます。 B3、デレクとエヴァンのデュオから始まって、ハンがなだれ込む。そして静かで繊細な会話へ。徐々に盛り上がる。また静かに、ハンのドラムが話し出す。そして、デレクの終わりの鐘のようなリフレインが始まる。エヴァンの長いトーン、ゆったりと叩き出すハン。この部分が一番好きかもしれない。エヴァンの咆吼と、細かな金物の連打。うーん、気持ち良い。 ホントに久しぶりに聴きましたが、とっても元気が出ました。正直、概念的(?)に聴かなければならない、と思っていたんですけど、この音世界には理屈は必要ないようです。何故なら、とても具体的だから。言葉で説明しなくても良かったんですね。 聴いて良かった。仕事だとか、自分の行動の規則性だとか、何だとか、ちっぽけなことで心煩わしていたことが、とてもしょうもないことに思えてきました。良い音楽であれば、フリーだとか、スタンダードだとか、フュージョンだとか、そんなことどうでも良かったんですねえ。癒される訳ではありませんが、拙者はこういう音に出会えてきて、とても幸せだったと思います。 ちなみに、プログレ耳にも強烈に訴えかけます。全世界のインプロ系プログレファンの皆様にも、是非、ご一聴をお奨めします。 The Topography of the Lungs ▲
by jazzamurai
| 2008-09-18 01:21
| 無節操 ジャズ三昧
![]() wayne henderson - trombone wilton felder - tenor sax joe sample - keyboards stix hooper - drums and friends larry carlton - guitar max bennett - bass A1.scratch - 5:45 2.eleanor rigby - 12:27 B1.hard times 7:26 2.so far away 4:35 3.way back home 8:41 これも、昔々その昔、「このごろ」という名前の洋風居酒屋さんで聴かせてもらって好きになった1枚。「良いですねえ。僕もCD買いますわ」と言ったら、「CDは音が悪いので、LP買った方が良いですよ」と言われ、CDも試聴させてもらったのだが、臨場感、立体感が全くなくスカスカの音で愕然とした。80年代後半、手元のテープを安易にデジタル化しただけのCDの音の悪さは、今から思えばめちゃめちゃですね。ゴミです。 このLPの良いところは、ライブ感覚の絶妙な再現、熱さの再現にある。日時も不明の怪しいライブ音源だが、この演奏の熱さはハンパじゃない。 「A1」表題曲はファンクっぽい曲。こういう曲でのスティックス・フーパーのドタバタした粘っこいドラムは腰に来ますねえ。ウィルトン・フェルダーのソロの後で、ラリー・カールトンのソロがテープ編集された様な気がするところが玉に傷。 「A2」は本LP最大の山場。まさかこの曲が、こんな不敵な面もちの格好いいジャズの素材になるとは。ライク・マイルスなリフが奏でられ、ウィルトン、ウェイン、ジョーの順番でソロをとるのだけれど、まあ、みんな上手いわ。それにシリアス。ウェイン・ヘンダーソンが上手い。実は、トロンボーンをあまりちゃんと聴いてないのですが、こんなに上手い人はなかなかいないのではないでしょうか。バックで雰囲気をコントロールするラリー・カールトンもなかなか良いですなあ。 ゴスペル風の「B1」で、転がるフェンダーローズの音。左右に揺れて、そして上手く潰れる。気合いの入ったウィルトンのソロ。また、ジョーがトレモロで弾く。カデンツァでのソロも雰囲気良いよねえ。絶妙にはいる客のかけ声も、ちょっとエロくて、また黒っぽい。 名曲「B2」ではテーマの後、二管が循環呼吸奏法で音を伸ばして客を盛り上げ、爆発の後、カールトンのソロにつなげる。このソロがまた目立たないけど格好いい。フーパーのドラムはドタバタだけど盛り上げるよねえ。 「B3」の冒頭、たった1枚5曲しか入っていないライブで、延々とウェインのメンバー紹介を収録するのもまた怪しいが、この時のバンドが如何に絶好調だったのか、勢いが分かるよねえ。そして淡々と誠実なウィルトンのソロの格好良さ。 この時期のスタジオ盤が投げ売りされていたので、買って聴いてみたのですが、全然身体に合いませんでした。すぐ売ってしまったが、殆ど値段が付かなかったなあ。にも係わらず、このLPだけは繰り返し聴く価値がある。力が沸いてきますよ。 ▲
by jazzamurai
| 2008-09-14 15:17
| 無節操 ジャズ三昧
![]() 2004年3月6日、全国東宝洋画系で公開。 Production I.G。 2004年、第25回日本SF大賞受賞。 第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。 2023年の近未来。少女型の愛玩用アンドロイドが原因不明の暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。政府直属の機関・公安九課の刑事バトーは、相棒のトグサとともに捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながらも、事件の真相に近づいていく…。「人間は何故自分の似姿を造りたがるのか。」押井守監督が現代を生きるすべての人たちに問う衝撃の問題作。 とありまして、こういう作品について書くのは、正直、怖いのだが、好きなので書いてみます。 3年弱、20億円かけて撮った作品とのこと。 1995年11月公開の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の続編にあたる。 amazonで上手く解説している、ハラウェイさんという人がいて、その人の解説があるから多くは言わなくて良いのだけれど、多用されている古今東西の名言は、結局のところ、パズルのピースというよりは個々の登場人物が個人の心理を見透かされないために幻惑的に用いているだけに思えるのよね。 というのは、結局のところ、山場の最後で草薙素子が残す言葉、「バトー、忘れないで。あなたがネットにアクセスするとき、私は必ず貴方の傍にいる」で残される余韻、切なさがこの物語の柱だと思うから。その「何時も側にいるのに決して触れることのできない、電脳空間にある愛する人」を想い、「全く無抵抗に飼い主を愛して過ごす犬(バセット)」を想い、現実の世界に止まるバトーのやり切れない孤独を味わうことが、この物語の主題だと思うから。 後の話は、これも前の台詞の直前に離される素子の言葉、「人形達に声があれば、人間になりたいと叫んだでしょうね」の言葉に集約されると思う。拙者、人型のものや、顔の書いてある立体物を捨てたりするのが、超苦手。まして人工AIの発達した未来、愛玩用として造られたロボット達を、人間の欲望のままに欲し、弄び、捨てていくことは、想像すると怖い。そんなものを責任も感じず受け入れることはできないよ。でも、子供の頃、一緒に遊んでいたぬいぐるみ達は、拙者の知らない間に捨てられていたし、拙者もそれで、狂い泣きする訳でもないのだよね。そういうことが全て、人間の欲望であると、物語は言う。 そういうことについて、徹底的に切り込んで、そこで沸き上がる複雑な感情を、ラスト、絶対に生臭いことにならない、大人の男と女の間に持ってきて、心を持つ人間として己の存在の希薄さと孤独を描いて見せたこの作品は、良い作品だと思うのです。 後は武器マニアでも、SF全般に強い訳でもないので、何とも上手く言えません。しかし、当時の3D技術の粋と、ガラスに付いた水滴の向こうまで書き込んだセル画の融合された画像の情報量、美しさはなかなか凄いものがあります。同年公開の宮崎駿監督の「ハウルの動く城」と同じ位、凄いです。この二人は張り合っていますね。 望むのは、「攻殻機動隊2」という、電脳世界に散った素子の物語(原作はちょっとエロい)をアレンジして、何とかバトーの孤独を解消した作品を撮ってもらえまいか、と思っています。 イノセンス スタンダード版 ▲
by jazzamurai
| 2008-09-08 23:43
| 無脈絡 漫画三昧
![]() 5.第1楽章 12:33 6.第2楽章 07:40 7.第3楽章 05:42 8.第4楽章 09:17 Disk1に収録 (35:26) 2回目、やっちゃった。ごめんなさい。他の指揮者の買えば良かったのですが、今はヴァント先生しか持っておらず。 最近、ブラームスばかり聴いている。まあ、忙しいので、ヘビーローテーションしている訳ではないのですが、アマゾンでまとめ買いした四重奏曲、五重奏曲、六重奏曲を代わる代わる聴いてます。 そして、間に挟んで聴いているのが交響曲第3番。1983年、50歳の作品。 最近、中古レコード屋であさってたら、トスカニーニの振ったこれを試聴した人がいて、「何だ、この素晴らしい曲は?どっかで聴いたことあるぞ・・・・」と確かめたのが始まり。 ジェーン・バーキンの「ベイビー・イン・バビロン」に使われた第3楽章の美しさ、儚さはもちろんのこと、第1楽章の6/4拍子の大らかに楽しみながら、少し影のある感じが好き。全曲、短くてまとまっていながら繰り返しが多くて憶えやすい所も親しみやすくて良い。 でも、この人のふっと現れる悲しいフレーズ、って何なんでしょうねえ。第4楽章も高揚した感じで、一気に行くのかと思えば、まるで(例えは悪いかもしれませんが)ブルックナーの第9の第3楽章の最後みたいな諦念のコーダ。 そろそろ、酸いと甘いとを噛み分けなければならないと、心に諦めを翳したような、ちょっと大人な交響曲、でしょうか。 ブラームス:交響曲全集
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by jazzamurai
| 2008-09-05 00:34
| 無定見 クラシック三昧
ああもう。また土日出勤し、疲労困憊っす。
たまたま、今日は夕食が無かったので、帰りにドンタスこと、「スタンド」さんへ寄ってきました。 ![]() ・・・・気を取り直して。 最近の新京極通からはちょっと浮いてる店構えですね。ああ、今日は店舗写真が撮れて良かった。 ![]() ビールが良いです。キリン中心ですが、スタウトなんかあったりして、ハーフ&ハーフにして呑む訳です。うまうま。 ![]() ![]() って、酒は?ひょっとして、飯だけ? ・・・・・まあ、いいじゃん。わはは。 「スタンド」 京都市中京区新京極通四条上る中之町546 電話 075-221-4156 営業時間 12:00 - 21:00
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by jazzamurai
| 2008-09-01 22:59
| 無礼講 アルコホル三昧
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