カテゴリ
全体 無節操 ジャズ三昧 無秩序 プログレ三昧 無抵抗 女性歌手三昧 無頓着 男性歌手三昧 無定見 クラシック三昧 無見識 オーディオ三昧 無脈絡 漫画三昧 無礼講 アルコホル三昧 無頼漢 広島カープ三昧 丸腰日記 未分類 タグ
ジョン・コルトレーン(19)
エリック・ドルフィ(14) スティーヴ・レイシー(13) ブラームス(11) ブルックナー(11) 和太郎(11) エルヴィン・ジョーンズ(9) 安ワインどうじょ~(9) チャールス・ミンガス(8) ギュンター・ヴァント(7) チャーリー・ヘイデン(7) トニー・ウィリアムス(7) ベートーヴェン(7) マックス・ローチ(7) 観戦記(7) マイルス・デイビス(6) 富樫 雅彦(6) ブッカー・アーヴィン(5) 山下 洋輔(5) 緒方 孝市(5) フォロー中のブログ
日々。生きる現代文学 加藤わこ三度笠書簡 swingin' god... ラッコの日記 きょうも散歩気分 塩るいじの惑星少年 彷這バラッド ジギタリスレコード喫茶部 kenjiro-t-maker 京都のジャズ喫茶 Jaz... パスタレシピ * gra... うらたじゅんの道草日記 ジャズ侍のブログ小説 ~... バーバーバーゲツヨウバタケ マcosmixのcosm... リンク
外部リンク
最新のトラックバック
以前の記事
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
![]() Andrew Hill (piano) Kenny Dorham (trumpet) Eric Dolphy (saxophone, bass clarinet, flute) Joe Henderson (saxophone) Richard Davis (bass) Tony Williams (drums) 1.Refuge (12:12) 2.New Monastery (7:00) 3.Spectrum (9:42) 4.Flight 19 (4:10) 5.Dedication (6:40) 6.New Monastery (alternate take) (6:08) 7.Flight 19 (alternate take) (3:45) 8.Dedication (alternate take) (6:59) 「出発点」と題されたこのアルバムは、エリック・ドルフィの傑作「アウト・トゥ・ランチ」の録音1か月後、エリックの死の3か月前に録音されたものだ。エリック、リチャード、トニーはメンバーが重なっている。 一聴して、複雑な曲と、ヴァン・ゲルターに録音されたトニーのドラムの独特の音が耳に飛び込んでくる。曲はすべてアンドリューのオリジナルで、非常に個性的だ。アンサンブルが込み合っていて、幻想的だ。 一方、演奏自体は、姉妹盤と言える「アウト・トゥ・ランチ」と比べて、硬い印象を持つ。ちょっと構造が勝ちすぎて、自由が無いように感じるし、トニーに奔放さが足りないと思える。その分、リチャードががっちりと支えて、ピートを前に出すので、弱さは感じない。 それは置いといても、アンドリュー以外の演奏には心奪われる。アンドリューの演奏は何か捕らえ所が無く、何が歌いたいのか分からない。 最も拙者を感動させるのはエリックだ。「1」において、テーマ、ピアノの後に飛び出す超高速で、アブストラクトな、ゴツゴツしたアルトのソロはどうだ。凄い密度ですっ飛んでいく、このアルトと対抗できるのは、絶頂時のアンソニー・ブラクストンだけだろう。 続くケニーの輝かしいプレイ、良く歌い、ビートを逃さないリチャードのソロ(エリックのアンサンブル部分のフライングがあって聴く度に笑える)を経て、最後に思慮がちに始まるジョーのソロも素晴らしい。ジョーにつられて、徐々にトニーが熱くなる所がスリリング。最後にドラムソロがあるが、リチャードがビートを出しているので、途切れた印象がなくテーマに戻る。 「2」はスローテンポ。初っぱなのケニーのソロは何か消化不良。その後に出る、エリックの高速ソロが素晴らしい。ピアノの後のジョーのソロが短いけれどまた良い。 「3」は複雑な構造を持った曲。中に不思議な5/4拍子の変な部分があって、ピアノ・ソロの後に出てくるのだけれど、流して聴いていると、別の曲のよう。エリックのバスクラのソロが格好いいが、その時に淡々とバッキングするケニーが素敵。その後のジョーのソロでまた締まる。ベース・ソロが終わった所で元のテンポに戻り、エリックのアルトが飛び出す。その時の感動。何故、こんなにも圧倒的なのか。 「4」はテーマに基づいた集団即興演奏のよう。速い4小節、遅い2小節、速い8小節、遅い2小節で、ソロをとるアンドリューの回りにホーン陣が、主に遅い小節部分で絡んでいく、真ん中リチャードが中心になる部分と、最後はケニーの明るいソロの回りを皆が飛ぶ。短いが、これは面白い曲。 「5」は暗い曲。ケニーが落ち着いてテーマを歌う。最初に出るのはエリックのバスクラ。短いが、言いたいことは全て言い切ったような充実したソロだ。続くアンドリューのソロは、珍しくリリカルだが、どうしてもフレーズの最後の部分がうやむやな気がする。続くジョーの懐の深いソロで救われる。そして、エンディング・テーマを朗々と吹くケニーに感動する。 頻繁に聴く盤ではないが、拙者がアンドリューの演奏に抱く難点があっても、傑作であることは間違いない。それに、最晩年のエリックの圧倒的なプレイを良い音で収めており、拙者の様なエリックのファンには必携である。 追記:別テイク入りの紙ジャケを購入。「6」は、ケニー、エリック、ジョーのアドリブが本テイクより素晴らしい。何故こっちを、と思ったがエンディングが乱れている。テオ・マセロのように切って貼ったら良かったのに、という意見は邪道か。「7」はアンドリューがすべらか過ぎるし、エリックのプレイが不気味すぎ。コレクティブ・インプロヴィゼーションの妙味に欠けるかな。「8」はエリックのバスクラが炸裂。素晴らしい。アンドリューのソロが尻切れトンボ、ジョーの入りが素っ頓狂、だが、やっぱり堂々とした良い演奏する。テーマの前奏、後奏に淡々とした雰囲気が欠けるのかな? ▲
by jazzamurai
| 2008-04-29 02:18
| 無節操 ジャズ三昧
![]() The Best Will Come at Last ~最後に最高がやってくる~ レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「最後の晩餐」をモチーフに、ブラウン監督と選手13名で「市民球場最後の年に最高のパフォーマンスをお見せします!」という意気込みを表現しました。 ・・・・って、こんなアホなことしてるのは、うちの球団だけでしょうねえ。 左から、緒方(バルトロマイ)、嶋(小ヤコブ)、梵(アンデレ)、倉(ユダ)、長谷川(ペトロ)、大竹(ヨハネ)、マーティ(イエス)、永川(トマス)、栗原(大ヤコブ)、石原(フィリポ)、前田(マタイ)、東出(タダイ)、梅津(シモン)だそうです。選手会長の倉が裏切り者のユダ役なのは「絶対に裏切らない」からだそうで、松田オーナー直々の配役だそうです。右後方のモナリザ役は新人の松山です。 しかし、神をも恐れぬというか、究極の開き直りというか・・・・。これを1枚800円で売ってるんですから、ホントにもう、あきれかえって強烈に欲しいです。 ところで、プロ野球セ・リーグが開幕して20日程経過しますが、順位予想するのを忘れておりましたので・・・・、 恒例? 「2008年度 プロ野球セ・リーグ順位&進出予想」 じゃじゃーん 第6位 横浜ベイスターズ 投手陣が薄すぎです。打者は良いのが揃ってますが、控えが薄い。 第5位 東京ヤクルトスワローズ あの田中っていうのは良いですね。でも、やっぱり先発陣が薄いですよね。佐藤とか、思い切って1軍で投げさせれば良いのに。でも、メンタル面が弱いって噂だしなあ・・・・。どうなんでしょうか。 第4位 読売ジャイアンツ 空前の補強、至上最強打線であることは間違いないですが、投手陣の殆どが調整ミスですねえ。あと、主力打者の殆どに足の怪我があるのが気がかり。ドームの屋根を取っ払って、天然芝植えましょうよ、ナベツネさん。それと、小笠原とかにバントさせるの止めて欲しい。クリーンナップに関しては、バタバタせずにゆっくり打たせたら良いのに。原監督の神経質さがにじみます。 第3位 広島東洋カープ 今年は、偉そうなことは申しません。この位置に食い込んでくれれば言うこと無し。今年は来年への布石、ということで、我慢して見ていくつもりです。注目しているのは、やっぱり前田、緒方のベテラン野手です。彼らを上手く使えるかどうかが、浮沈の鍵を握ります。あと、投手陣は前田健太、佐藤、河内という才能のある投手を開花させることができるかどうか。天谷は、怪我さえなければ、「福井のイチロー」という異名が伊達でなかったことを、今年、立派に証明できるでしょう。 第2位 阪神タイガース ええーい、もってけドロボー。というか、新井が活き活きした顔して野球やってますね。全日本の4番やって、知名度も上がって、信頼する先輩と一緒に、何時も超満員の球場でプレーできるんだから、我が世の春の雰囲気かな。ぜひぜひ、巨人倒しに情熱を傾注してもらい、広島ではおとなしくしてくれると良いのですが。若い先発投手陣が育ってますし、赤星が調子良さそうだし、ウイリアムスがいなくても、大崩はしないでしょう。 第1位 中日ドラゴンズ あまり好きな球団ではないですが、落合監督は大好きです。朝倉を筆頭に、若い投手が安定した力を発揮してますし、阪神同様、大崩はしないでしょう。気になるのは3番の李ですね。中村の方が良いのではないでしょうか。野手陣の平均年齢が高いので、来年以降はどうなるか分かりませんが、今年は持っていくと思っています。 おまけ1 クライマックスシリーズ進出予想 中日ドラゴンズ 真実の日本一を目指してもらいましょう。 おまけ2 パ・リーグ優勝予想(希望的予想) 楽天ゴールデンイーグルス 以上です。この予想が恐らく外れるだろうことは、強く予想されるのですが、まあ、良いじゃないですか。楽しんで観戦しましょうよ。今年は広島市民球場のラスト・イヤー。もう、内野席からライト外野席越しに原爆ドームを見ることはできません(実は、上のポスターの背景にも、原爆ドームは入っています。球団の拘りを感じます)。 あの場所に球場があるということが、如何に素晴らしいことか。カープファンの方以外にも、ぜひ「聖地」広島市民球場に足を運んで頂きたいと思います。そして、川を上がる熱い夏の海風に吹かれて、スクワットで応援し、観戦の後は流川で飲んで、翌朝は原爆ドーム、記念館を見て回る、なんていうツアーを体験をして頂けると嬉しいです。 ▲
by jazzamurai
| 2008-04-22 02:09
| 無頼漢 広島カープ三昧
![]() John Coltrane — ts & ss McCoy Tyner — p Jimmy Garrison — b Elvin Jones — dr 1. Afro Blue – 10:50 2. I Want to Talk About You – 8:11 3. The Promise – 8:10 4. Alabama – 5:09 5. Your Lady – 6:39 しかし、この2か月間、何回東京に行ったかなあ。殆ど土日が潰れて、まともな休み無し。正直疲れたけれど、まあ、一段落付いたかなあ。 ところで、音楽は何処からやってくるのでしょう。帰りの新幹線で、突然、トレーンの「アフロブルー」の旋律が沸き上がって、頭から離れなくなりました。 この盤は、1~3が10月8日のバードランドのライブ、4、5が11月18日のスタジオ録音です。どうしてライブ音源が3曲しか収録されていないのか、ということが問題ですが、残りの演奏は実は「マイ・フェイバリット・シングス」で、収めきれない程、長尺だったのかもしれませんね。 「1」はソプラノ。6/8拍子のアフロとも、ラーガともつかないFドリアンのモードの曲。ドラムの録音がシンバルばかり捉えていて、タムやスネアが軽いのが難点ですが、エルヴィンが凄い。強烈なポリリズムです。トレーンにぴったりと寄り添って、煽る煽る。6/8拍子というのは、この人に合っているんですかね。 「2」はテナー。同年のニューポートでも演奏された曲。内容はあっちの方が良いけれど、このテイクも捨てたもんじゃない。最後、長いカデンツァで吹きまくるトレーンは本当に凄い。これって、採譜可能なのかしらん。まあ、こういうリラックスした雰囲気の曲は、エルヴィンより、ニューポートで演奏しているロイ・ヘインズの方が合っているかもですね。 「3」はソプラノ。「1」を4/4拍子にして少し静かにしたような曲。 「4」はテナー。同年9月15日、アラバマ州バーミンガムの黒人協会が白人の主義者どもに爆破され、日曜学校に出席していた4人の少女が犠牲になったことを偲んだオリジナルナンバー。沈鬱としか言えないテーマが、ベースとピアノの通奏低音の上で奏でられ、短い4/4拍子のソロを挟んで、また奏でられる。そして祈りが終わろうとする瞬間、エルヴィンの静かな怒りが爆発して、トレーンの一瞬の叫びに呼応する。 「5」はソプラノ。打って変わって明るい4/4拍子の曲だけど、ベースが同じ音で前進的なビートを出し、それに乗ってエルヴィンのドラムが強烈なポリリズムを叩き出す。ピートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」のようだ。トレーンは口数少なく音を選ぶが、ソロの部分はピアノが引っ込んでいて、殆どドラムとのデュオ。耳を澄ませば如何にエルヴィンがコルトレーンの音を聴き、プッシュしているか、素晴らしいドラマーかよく分かる。 このカルテットは翌年、名盤「至上の愛」を録音することになるけれど、あの盤はシリアス過ぎ、また、行き過ぎた緊張感や軋轢を感じる部分があり、破綻すれすれの瞬間がある。それゆえの名盤だけれど、その前年の63年の録音には、お互いに対する信頼があって、安心して聴いてられる感じがある。この盤にしても内容が充実している。やはり、時折聴きたくなる盤だ。 ▲
by jazzamurai
| 2008-04-21 05:24
| 無節操 ジャズ三昧
![]() カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団 ベートーヴェン交響曲第4番 変ロ長調 A1.第1楽章 (9:12) 2.第2楽章 (9:16) A1.第3楽章 (5:20) 2.第4楽章 (5:03) 「おぬし、最近、クラシックばかり聴いておるそうじゃが、それならばハンドル名を変えい。変えねば叩き切るぞ」とまでは言われておりませんが、いい加減、ジャズ盤をレビューせんかいと言われても仕方ないなあ、こりゃ。 ベトベンさんの第4番、大好きです。第一楽章の仄暗い夜明けの静けさから、目覚ましが鳴ったかのように突然起きあがり走り出す感じ、大好きです。 しかし、この演奏はちょっと、うーん、途轍もなく速すぎる。起きがけからスポーツカーのアクセルを目一杯踏んだような感じで、まだエンジンが暖まらないのに回転を上げてる感じ。シャーシーが悲鳴を上げています。危なっかしくて、スリルを満喫どころの騒ぎではありません。 第2楽章は、良く歌っています。結構ロマンチック。 第3楽章も、速い。万華鏡のようにどんどん変わる。場面場面を切るのが、ぎりぎりで切れている感じ。時折、滲み出す感じがあって、冷や冷やする。 第4楽章の勢いも凄まじい。モナコのF1グランプリです、これは。ストレートはトンネル抜けてから少しだけ、後は難所のコーナーだらけなのに、超スピードで突っ込んでいく。拙者は小心者なので、ホテルのベランダから悠長に見ていることはできません。おろおろします。にしては、あまりにあっけない幕切れ。 うーむ。これは如何に評しましょうか。皮肉にもこの演奏は、大御所、「カール・ベームを偲んで」と題されたイベントで行われました。何事もデンと構えたベーム先生は、天国からこの演奏を聴いて、腰を抜かしたでしょうか。ワハハと笑ったでしょうか。額に指をかけてしかめっ面をしたでしょうか。 何にせよ、拙者としてはもう少し聴いてみる必要がありそうです。今の所、はっきり言えるのは、この曲に関しては、楽章の中でテンポを弄られるのはカナン、ということです。クライバーとヴァント先生はすっきりと同じテンポで行きます。フルトヴェングラー先生の1943年6月27日~30日の演奏は、拙者にとって居心地の悪い演奏でした。 ベートーヴェン:交響曲第4番 ▲
by jazzamurai
| 2008-04-15 23:43
| 無定見 クラシック三昧
![]() 2003年11月号から。最新刊は2007年12月21日発刊の第9巻。 いやー、しんどいっす。ほぼ1週間の東京出張から帰ってまいりました。 睡眠時間が欲しい。と言いながら、なかなか上手く眠れないんですよね。 段々、精神状態が不安定になってきて、隙が出てきます。素っ頓狂なことを口走ったりして、訳がワカランようになりつつある、今日この頃でまいります。 ところで拙者、野球は好きですが、高校野球は好きではありません。プロ野球と比べ、スピードが無い気がするんです。高校野球漫画も、「ドカベン」以外は読んだこと無かったんです。 そういう拙者が久々にはまったのが、本書『おおきく振りかぶって』です。 公立高校の新設野球部に集まった1年生部員たった10人の試合と成長を細かく描いています。それだけとれば高校野球漫画の王道ですが、監督はその高校に昔存在した軟式野球部のマネジャーだった女性。キツイ肉体労働をして貯めたお金を全部このチームに注いでいる謎の人物で、今まで9巻発行されている中で、未だにその謎の発端も語られていません。 2003年から足かけ4年連載して、未だ夏の初戦を1勝した所ですから、いったい何時まで続くことやらですが、マニアックな雑誌「アフタヌーン」で連載している割には、とても清々しく書かれています。作者のひぐちアサは、この漫画のモデルとなっている、埼玉県立浦和西高等学校を経て、法政大学文学部心理学科でスポーツ心理学を専攻していたとのことです。この漫画を書き出すまでは、とてもキツイ性格の主人公が織りなす心理劇を描いていたようで、結構ドロドロ系の漫画の様です。 一方、「おお振り」は、少女漫画的手法として心理的な描写が細かく、かつ、とても真面目で「かわいい」高校男子を描いています。自分のチームだけでなく、相手チームの心理描写も細かく書き込むため、どんどん登場人物が増えていきます。そんなに上手い絵ではないので、この人物は誰なのかと、読んでいてちょっと混乱する時もありますが、スポーツに正義も悪もないというか、一生懸命な人を一生懸命書き込んでいる誠実さは、拙者は大好きです。 しかし、自分が高校生だった頃、こんなに爽やかだったろうか、と自問すると、そうでは無かったようにも思います。このキレイに書きすぎている所が鼻に付く人は嫌かもしれませんが、拙者は、若い人たちの中に潜む残酷さとともに、誠実さの存在を信じたいし、そういうことをちゃんと描いている漫画は少ないように思うので、評価します。 まあ、漫画喫茶等で読んでみて下さい。 ところで、連載途中ではありますが、アニメ化も行われており、そのDVDを借りてきて、和太郎さんと見ていたところ、触発されたのか、以下のような野球漫画をお描きになりました。 ![]() ![]() 凄いなあ、ちゃんとピッチャーが投げて、打者が打って、野手が飛びついて捕球してます。特に捕球した野手の嬉しそうな顔と、アウトカウントの表示がダイナミック。 彼の誠実さが失われないままに、のびのびと青春を過ごして欲しいと願っています。 ▲
by jazzamurai
| 2008-04-11 01:35
| 無脈絡 漫画三昧
![]() ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 北ドイツ放送交響楽団 1~4 ヨハネス・ブラームス 交響曲第1番ハ短調 5~7 ハンガリー舞曲1,3,10番 今日は、有休をもらいました。和太郎さんの入学に備え、信三郎帆布へ、二人でリュックを買いに行きました。赤いリュックが欲しい、というので、ちょっとそれは色々問題があるから違う色の方が良いと説得し、カーキが良いと思ったのですが、結局、黒を選択されました。 その後、動物園とインクラインに行きました。桜が満開で、活き活きとした気持ちが溢れていました。観光客がいっぱいでした。やっぱり、仕事ばっかりじゃイカンね。本当にクソ忙しいので、同僚には迷惑かけましたが、良い休みでした。 ところで、ある酔っぱらった夜に、アマゾンに勢いで注文してしまったフルヴェンさんのCDが4枚、到着しました。全部、デルタ・クラッシックスの盤です。 ブラ1は、拙者にとって、ブル9同様、大好きな曲です。フルヴェンさんの指揮は如何なるものか、と思い、買ってみました。 ・・・・これはまた、極端な演奏です。頻繁にテンポが動くし、タメが凄いところがあります。第1楽章なんぞ、ヴァント先生の場合13分11秒に対して、フルヴェンさんは15分08秒です。重い。重すぎです。第4楽章も、例の第9の「歓喜の歌」に似た第1主題の前で、いったん「ブルックナー休止」してしまいます。 でも、結論から言えば、とても良い演奏です。第2、3楽章も良く歌っているし、第4楽章の第1主題以降はとても快活で、躍動感に溢れています。エンディングも凄いタメで盛り上げます。 ただ、難を言えば、エンディングで金管が咆吼する場面、レコード起こしの故か、キツイ、痩せた音がキンとします。こういうの聴くと、昔の輸入LP盤で聴いてみたいなあ、という気がするのですが、フルヴェンさんの原盤とかは、ブルーノートの原盤並に高価で、家が傾き、家庭内紛争が勃発する恐れがあるので、デルタの復刻盤で聴いて満足するのが、やはり無難でしょうねえ。 ブラームス:交響曲第1番/ハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番[第2世代復刻版] ▲
by jazzamurai
| 2008-04-03 22:21
| 無定見 クラシック三昧
1 |
ファン申請 |
||