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![]() ワーグナー 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 ビゼー 「カルメン」組曲より ブラームス 交響曲第1番ハ短調 アンコール シュトラウス1世 ラデツキー行進曲 指揮 大友直人 23日(日)、京都は暖かかったですねえ。京都新聞に掲載されていた京都市ジュニアオーケストラのコンサートに家族で行って来ました。楽団員は10歳の小学生から23歳の大学生までで構成されている、とのこと。入場料大人1,000円でした。ジュニアオケと銘打ちながら就学前児童お断りとは如何なることか。4月から小学生の和太郎さんは強行突破です。 行った理由は、あまり年の離れていないお姉さん、お兄さんが頑張ってブラ1を演奏している所を見てもらって、和太郎さんが何か自分でもやりたいことを見つけてもらう一助に、などという浅はかな理由で、演奏内容には殆ど期待していなかったのですが・・・・、「マイスタージンガー」を聴いた時点で演奏の良さにびっくり。 さすがワーグナー、「マイスタージンガー」は良い曲です。胸をわくわくさせるフレーズ満載で、若々しいオケにはぴったり。「カルメン」もまともに聴いたことなかったのですが、こんな良質なエンタテイメントな曲を書く人は素晴らしいですね。 さて、休憩の後、お待ちかねのブラームス交響曲第1番。とても速い演奏でした。というか、この曲はミュンシュ先生みたいな演奏が例外で、作曲者の指定はこういう感じなのでしょうか。 しかし、生で見て初めて思ったのですが、この曲は主旋律が歌っている時のバックの演奏がとても複雑でややこしいんですねえ。知らなかった。第1楽章は上から下への急降下、急上昇の連続で、見ている拙者ははらはらしました。しかし、アマとは言え、さすが厳しいオーディションを勝ち抜いた子達です。テンションを保ったまま崩れることもなく気張って進みます。第2楽章、19歳の首席奏者のお姉さんはヴァイオリンのソロを上手く弾きます。拙者は最近、第3楽章のチャーミングさが好きで、時々口笛吹いてますが、上手くまとめて、殆どシームレスで第4楽章へ。 入りが乱れてましたが、これも結構速い。しかし、若いって素晴らしいなあ。こういう熱とテンションはなかなか味わえるものではありません。金管がふらつく場面もありましたが、とても良い感じでエンディングへ。そこからはじっくり行きます。最後の最後はためてどーんと行きました。うーむ、良かった良かった。とても若々しい「苦悩から勝利へ」でした。こういうのも良いですねえ。 拙者の聴いた場所は最前列から9列目のど真ん中で、前に客座っておらず、広く見渡せたのも良かったです。演目も良くて1,000円で聴けてとてもお得な気分でした。 この前日には昨年行った「着物の女王」コンテストをやっていて、モーツァルトの交響曲を京都市交響楽団が演奏したらしいですが、きっと客層はまた最悪だったでしょう。今回のお客さんは演奏者の関係者ばっかりで、「良い所」の人が多かったせいか(?)、マナーも良く、和太郎さんのモジモジ以外は安心して聴いていられました。 きっと鼻持ちならない、いけ好かないガキも中にはいるのでしょうが、若いのに努力していることは事実でしょうし、そういう若い人の熱意に触れるのは良いことですねえ。 余談ですが今、ギュンター・ヴァント先生が1982年の末に北ドイツ放送交響楽団を振ったブラ1を聴いているのですが、大友氏が振った演奏の様に快活で若々しく、・・・・とても良かった。今までミュンシュ先生が振った盤ばかりに思い入れして、ヴァント先生の演奏はあまり聴いていなかったのですが・・・・。うーん、ちょっとしたことで受ける印象は変わり、そこに新しい発見と喜びが見出される。自分が変われば聴いている音楽の持っている意味も変わるんですね。人生は面白いなあ。
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by jazzamurai
| 2008-03-24 03:10
| 無定見 クラシック三昧
![]() ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団 ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」 英ALPのアナログ盤復刻CD 久しぶりの休みだあ~、うううっ。日中、大音量で音楽が聴ける幸せよ。 しかし、これも体調が上向きなのでできることですね。皆さん、体調の悪い時は音楽を聴かない方が良いですよ。実はこの「バイロイトの第9」、一昨年の年末に、デルタに電話して直接購入していたのですが、大風邪をひいて休んでいた時に聴いたために、印象が悪かったんです。 正直、拙者は音が悪いのはあまり好きでは無いのです。如何に名演であろうが、悪い音ではその良さを酌み取れないのです。最初聴いた時は、良い復刻だ、と銘打つ割にざらざらとした音だなあ、辛いなあ、と思い、加えて第3楽章の9分30秒あたりから出てくるホルン?のピッチの揺れで気持ち悪くなってしまったんです。 このCD、もともと音圧が低いようですね。今日、日中たまたま一人で留守番する時間があり、「歴史的復帰演奏会」2日後の第5の同じデルタのアナログ盤復刻CDをボリュームを9時方向まで上げて聴いてみると、とても音が立っていて好印象だったので、続けてこの「バイロイトの第9」を、もう少しボリューム上げて聴いてみました。そしたら、思ったほど音質は悪くなかったです。むしろリアルな、肉感的な音です。 皆さんは、第9の何楽章が好きですか。拙者は、第1、2楽章が好きです。第1楽章はプログレですね。ドガーン、って感じで大好きです。第3楽章は捨て曲でした。タルイ感じがしてまともに聴いた験しがありません。で第4楽章はふむふむ、何か取って付けたようじゃが、良い曲じゃのう、っていう感じです。そういう印象だったのが、今日、結構改められました。 この「バイロイトの第9」の第1楽章の苦悩は凄いものがあります。強烈な苦悩の嵐です。戦後初めての音楽祭の再開演奏のために寄せ集められたこのオケに集った演奏者達は、実力的にもバラバラだったでしょうが、熱い思いによる団結感は異様に強く感じられます。戦中の苦悩を思い起こしのたうち回っているようです。 第2楽章は不思議な楽章です。ちょっと自嘲気味な所も感じられますが、拙者はあの目まぐるしく曲調が変わるところが大好きです。そういう場面転換がとても具体的に演じられています。 さて、捨て曲の第3楽章ですが、今日聴いて、この楽章全体のストーリー性みたいものが好きになりました。19分33秒と長い演奏で、やっぱりホルン?のふらふらは気になりますが、じっくり聴けば良さは分かるものなのですね。解釈が良いのでしょうか。 第4楽章、冒頭の第1楽章の再現部分は怖い。でもこれがしっかり怖いから、弦が例のフレーズを導いた後、金管が輝かしくもう一度吹く所が凄い開放感。合唱が何か遠いのですが、これまた熱い思いが溢れんばかりに伝わってきます。強烈な歓喜です。 しかし、フルヴェンさんという人は、テンポを頻繁に変えますね。拙者の好きなヴァント先生と全く異なります。最初はそれにも馴染まなかったのですが、じっくり聴けばその理由も分かるというもので、やっぱりこういう演奏には、真っ正面から時間と精神的余裕を持って向かわないと、良さは分からないのだな、と思いました。 これ以上の演奏は無い、等という論戦に加わるつもりはありませんが、とても良い特別な演奏であることは確かです。あえて言うなら、やっぱりエンディングの加速はもう少し押さえて欲しかったなあ、フルヴェンさん。だって、オケが鳴ってないし、熱すぎて泣き笑いしちゃうんだもん。 ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻] ▲
by jazzamurai
| 2008-03-22 17:34
| 無定見 クラシック三昧
![]() Gil Evans (ap,ep) Steve Lacy (ss) 1. Reincarnation of a Lovebird (Mingus) 2. Paris Blues (Ellington) 3. Esteem (Lacy) 4. Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk (Mingus) 5. Goodbye Pork-Pie Hat (Mingus) 6. Jelly Roll (Evans) 7. Esteem (Lacy) あ゛ー、忙しい。寝る暇も無い。 ということで、長らく更新ができませんでした。トホホ。 しかし、この師弟コンビ久々の録音なのですね、これは。そして、録音の翌年3月20日に、ギルは亡くなっています。 ピアニストとしてのギルの演奏をまとまって聴ける貴重な録音ですが、自由気ままに弾いている感じで、まあ、かなりの酔っぱらいピアノです。ソロになると何処に行く気なのかさっぱり分からない酔っぱらいのように、あっちにふらふら、こっちにふらふらするのですが、酔っぱらいの帰巣本能のようにぴたっと終わりのテーマに辿り着きます。 しかし、また、そこからちょっとだけ台所でビールを飲むように、ふらふらしたピアノが弾かれる。それがまた妙なんですわ。 なおかつ、音数が少ないので、あのオーケストレーションから溢れる、最小限で且つ芳醇なアンサンブルの様な演奏を期待して聴くと違和感を感じます。 しかし、この二人はとてもよく合っている。そしてこの二人が演奏するミンガスを聴くと、拙者は何とも言えない、少しの苦みのある、甘い気持ちになります。そして、肩の力が解れてクールダウンしてほっこりします。レイシーの演奏ですから、緊張感はあるのですが、ギルのピアノの開放感がレイシーをよく歌わせています。一曲だけ取り上げられているギルの曲も、まるでレイシーが作った曲のように、彼に合っている。 それと、ローズのエレピをバックに吹くレイシーって、他には聴いたことが無い。音が良いこともこのCDの良い点です。 god-zi-llaさんも取り上げられていて、とてもポイントをつかんだ評価されているので、そちらもご参照下さい。 Paris Blues
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by jazzamurai
| 2008-03-15 02:20
| 無節操 ジャズ三昧
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