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![]() 豊住芳三郎 (dr) 高木元輝 (ss、bcl) 徳広 崇 (b) 1. 流星群 - 22:48 2. 藻 - 16:02 豊住さん32歳の録音。1975年7月の帰国記念コンサートより。 録音は少しオフ気味でクリアーではない。 この人のドラムは懐が大きいと思う。サニー・マレイを思い出すパルス・ビートだけど、トップ・シンバルに頼らずセット全体で大きい波を作ってる。 この人は絶対スウィングなんかしないんだろうなあ。 富樫雅彦氏に師事したらしいけど、スタイルは似てないと思う。 共演者二人が素晴らしい。曲は2曲とも高木さんの作曲で、やはり短いがテーマのはっきりした印象的なフレーズである。この人は本当に誠実に、テーマと即興の関係について考えていたんだろうな、ということがこの作品を聴くだけでも良く分かる。 徳広さんのベースも良い。まず、音色が太くて良いし、キレ具合が素晴らしい。 「流星群」での、徳広さんのアルコの高音弾きが、高木さんのソプラノの高音吹きと一緒に頭上から曲名の如く降り注ぎ、豊住さんのドラムはまるでそれが地上に激突した音の様に聞こえる様は、とても幻想的かつエキサイティング。 「藻」では、勢いではなく、空間を意識した演奏が緊張を持続したまま奏でられる。絡み合い、そして解れ行く「藻」そのもの。10分過ぎに初めてベースにより導かれ、奏でられるテーマも良い。 惜しいのは、この組み合わせで高木さんのテナーが聴きたかった。 あと、もう少し音がリアルだったらなあ。 藻(紙) ▲
by jazzamurai
| 2007-05-30 03:38
| 無節操 ジャズ三昧
![]() David Bowie – vocal, key Dennis Davis – per George Murray – bass Carlos Alomar – guitars Robert Fripp – guitar on 1,2,3,5,6,8 Pete Townshend – guitar on 9 Tony Visconti – guitar on 2,3 Michi Hirota – voice on 1 ![]() 2.Up the Hill Backwards – 3:13 3.Scary Monsters (and Super Creeps) – 5:10 4.Ashes to Ashes – 4:23 5.Fashion – 4:46 6.Teenage Wildlife – 6:51 7.Scream Like a Baby – 3:35 8.Kingdom Come (Tom Verlaine) – 3:42 9.Because You're Young – 4:51 10.It's No Game (No. 2) – 4:22 デビッド・ボウイ33歳の作品。明らかにターニング・ポイントとなった作品で、中身がぎゅっと詰まった傑作だけれど、ベルリン3部作と「レッツ・ダンス」の間に挟まれて、目立たない作品になっている。 拙者は本作を彼の最高傑作として押します。その理由は、この後の「レッツ・ダンス」以降はディスコ、ニュー・ウェイブに接近、明るくなって行くこと、4曲目で「スペース・オディティ」の主人公、トム少佐の後日談が語られることからも分かるように、ここまでのボウイの集大成になっていること、ロバート・フリップを起用して、思いっきりアバンギャルドに弾かせていることが大きい。 この時フリップ先生34歳、はっきり言って、クリムゾン時よりも大暴れしています。特に「イッツ・ノー・ゲーム」と「スケアリー・モンスターズ」での超ヘビーなリフ、ブチ切れた剃刀カッティング、爆裂早引きソロ、全てが凄い。フリップ先生が好きな人は必聴の作と言えませう。 また、旧A面1~5を突き通す退廃的かつ異世界の感触は、非常に現実離れしており、こんな世界を描き出すことはボウイにしか出来なかったことだと思う。さらに、当時流行していたパンクなんか屁でもない、という位に辛辣な世相批判の態度にも惹かれる。 旧B面には光りが射し込んでおり、「レッツ・ダンス」への移行も伺える内容。 ・・・・まあ、拙者は当然、旧A面しか聴いていない訳ですがね。 スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様) ▲
by jazzamurai
| 2007-05-26 04:39
| 無秩序 プログレ三昧
![]() Pat Metheny-guiter Jaco Pastorius-bass Bob Moses-drum 1.Bright Size Life 2.Sirabhorn 3.Unity Village 4.Missouri Uncompromised 5.Midwestern Nights Dream 6.Unquity Road 7.Omaha Celebration 8.Round Trip/Broadway Blues (Coleman) パット21歳のデビュー作。今となっては、ドラムがフリー・ジャズ畑のモーゼス、というのが?なのだが、ゲイリー・バートン・グループ時代の同僚な訳ね。確かに、フリーからロックまで、っていう感じのドラマーやから、このメンツはグッド・チョイスなのかなあ。 ベースは、ウェザーリポート参加前の、当時24歳のジャコ。自由気ままに弾いているのかと思いきや、堅実なバッキングを聴かせます。しかし、非常にメロディック。 大体、ソロ・デビュー作というものには心惹かれるものがあります。一種独特の緊張感がありますよね。何か足らないんだけれど、その何か足らない所を補ってあまりある真摯さがある、というのが、何時までも聴かれるだけの力を持つデビュー作ではないでしょうか。 本作は、何時も傍らにいるはずのメイズのキーボードが無いし、サウンドに厚みはない。けれど、シンセではないパットのギターが堪能できるし、自作曲もキャッチーな短いテーマでオリジナリティ溢れるものと思うし、ウェザー加入前で、爆発する前のジャコの瑞々しいプレイが聴けて、非常に良いです。 拙者としては、モーゼスのシンバルがうるさく感じるのと、その割にドラムが細く録音されている点、あとはこの時代のECMの特徴だけれど、全体的にリバーブがかかりすぎて霧に包まれたような音処理が少し気になりますが、名盤と言って良いと思います。 さて、パットとジャコと言えば、この他にも忘れてならない名共演があります。 それは、ジョニー・ミッチェルの「シャドウズ・アンド・ライト」。このライブのDVDは世界のジャコ・ファンのお宝です。 ブライト・サイズ・ライフ
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by jazzamurai
| 2007-05-24 23:45
| 無節操 ジャズ三昧
![]() 2. 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 1990.6.17-6.19 3. 交響曲第5番変ロ長調 1989.10.8-10.10 4. 交響曲第6番イ長調 1988.12.4-12.5 5. 交響曲第7番ホ長調 1992.3.15-3.17 6. 交響曲第6番イ長調 1995.5.15 / 交響曲第8番ハ短調~第1楽章 1993.12.5-12.7 7. 交響曲第8番ハ短調~第2,3,4楽章 8. 交響曲第9番ニ短調 1993.3.7-3.9 ヴァント先生が76歳から83歳にかけて、ハンブルグのムジーク・ハレでライブ録音した、ブルックナーの交響曲の選集。 買って良かった・・・・。毎晩、感動に震えながら聴いております。 拙者、ハンドルが「ジャズ侍」なのに、最近はクラシックばかり聴いているので、「おいおい」と思われる方もいらっしゃることでしょうが、今は修行の身と思って許して下され。 しかし・・・・、ブルックナーの交響曲第9番は、拙者にとって、キング・クリムゾンの「宮殿」全曲と同レベルの、人生にとって掛け替えのないものになりました。シューリヒト、ヴィルトナー、ヴァントと聴きましたが、このヴァントの演奏は、テンポの動き、音の良さ、中身の詰まり具合から生まれる途方もない説得力に包まれて、至福です。 各々の曲については、時間をかけて感想を述べたいと思います。今夜はこれまで。 ブルックナー : 交響曲選集 [第3番~第9番]
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by jazzamurai
| 2007-05-16 02:24
| 無定見 クラシック三昧
![]() Pat Metheny - Guitar Lyle Mays - Keyboards Steve Rodby - Bass Dan Gottlieb - Drums Nana Vasconcelos - Drums, Per, Vocals 1.Barcarole – 3:18 2.Are You Going With Me? – 8:51 3.Au Lait – 8:31 4.Eighteen – 5:09 5.Offramp – 5:58 6.James – 6:45 7.The Bat, Pt. 2 – 3:50 パット27歳の出世作。これまた、ちょっと軟派な一枚。かれこれ、20年以上聴いてるなあ。 拙者、オーディオの試聴には必ずこれを持っていきます。 ただし、旧A面の1,2,3曲しか聴かない。 流れが完璧で、まるで組曲の様だ。 カセットに録音して、友達と琵琶湖一週ドライブに行く時に、よく聴いたなあ。明け方の靄のかかった琵琶湖を見ながら聴いていたら、本当に美しかった。 今じゃ、そんなおバカなことはしないけれど、何時も思い出してしまう。 リズムボックスのリズムの上で、シンセ・ギターが謳う1曲目。 2曲目の「ついておいで」はライブでも演っている代表曲。キーボードのリフ、ラッパ、ラッパ、ラッパッパラッパは耳についてなかなか離れませんよ~。メイズのピアニカ風の音色のソロも宜しい。大泣きのシンセ・ギター・ソロと、ついていって盛り上げるドラムは、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが・・・・。 3曲目の「愛のカフェオーレ」(LP時の邦訳はこうだったハズ。笑える)は幻想的な奥行きのある曲で、ギターソロがメチャ良い。拙者、こういうメランコリックな曲に弱い。ナナの声が幻想感を強くしていますなあ。 旧B面は苦手。フュージョンな4、偽フリーな5、大甘の6、印象の薄い7は聴くに耐えない。 拙者にとって、好ましい曲と捨て曲が両方存在する人です、この人は。 まあ、1,2,3曲だけでも聴く価値はかなりありますね。 オフランプ (紙ジャケット仕様)
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by jazzamurai
| 2007-05-14 04:07
| 無節操 ジャズ三昧
![]() ヨハネス・ヴィルトナー 指揮 ウェストファリア・ニュー・フイルハーモニック交響楽団 ブルックナー:交響曲第9番(第4楽章補完版) 第1楽章 Feierlich; misterioso 23:12 第2楽章 Scherzo: Bewegt; lebhaft - Trio: Schnell, Scherzo da capo 10:58 第3楽章 Adagio: Langsam; feierlich 25:06 第4楽章 Finale: Misterioso, nicht schnell 23:28 第4楽章(未完成):ニ短調、2/2拍子。複雑なソナタ形式。現存するスケッチによると、複雑な和音による序奏、副付点音符による激しい第1主題の後に穏やかな第2主題、第1楽章のコラールが明るい形で現れたホルンによる第3主題と続き、テ・デウムの基本音形に導かれて展開部が始まる。再現部は第1主題が複雑な二重フーガとなって高揚し、第2主題を経て上記のように第3主題部まで来た所で自筆譜は途切れている。 残された草稿は、ブルックナーの死後、回収業者が作曲家の自宅を漁り回った結果、フィナーレの草稿の一部が散逸した。その一部はその後、アメリカ合衆国で発見され、オーストリアからはるばるワシントンD.C.へと渡っていたことが判明した。現在でも自筆譜の断片の捜索は続けられている。(以上、出典:Wikipedia) ということで、 サマレ、マッツーカ、フィリップス、コールス(SMPC)完成版(1992年)をフィリップスが単独改定した未完の第4楽章を、ヨハネス・ヴィルトナー指揮で聴いてみました。 「他人の筆の入った楽譜には、ブルックナーの神霊性は無い」とか、「そもそも何回も改稿を重ねて完成させる作曲家の草稿譜をいじったところでなんになる」とか、あまり良い評判はありませんが、拙者はとても気に入りました。堂々とした、素晴らしいフィナーレだと思います。 上の解説で言われている、どれが第1主題、第2主題、第3主題なのか素人なのでよく分からないのですが、最初、グーで殴るような攻撃的な激しい主題が現れた後、5:20から出てくる金管主体の明るい、単純な主題が良いです。何か救いが感じられます。 この部分は15分過ぎにも弦により部分が奏でられ、17分にも金管により再現が試みられますが、18分、19分に第1楽章の主題が奏でられ(うちの和太郎さんに言わせるとガメラのテーマらしい・・・・)、何かこの交響曲全体の主題を掻き回した様な混乱の中にいったん終了します。しかし、21:50当たりから徐々に盛り上がるコーダがゆっくりと現れ、盛り上がった後、非常に感動的に終わっていきます。 なお、第1~3楽章まではノヴァーク改訂版です。全体の録音についてですが、印象としては弦楽器が小さくて、金管とティンパニーばかり目立つのがちょっと難点です。 でも、買って良かったと思います。より完璧にブルックナーらしい曲になるまで、研究者の方々にはご努力願いたいと思います。拙者、こういうロマンのある仕事は大好きです。努力もしないで、外からとやかく言う奴は豚に蹴られて死んでまえ、ってことです。 ヴィルトナー : ブルックナー:交響曲第9番 PS.6日まで視察(わお、こう書くと偉そう)で韓国に行きますので、その間、更新はありません。
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by jazzamurai
| 2007-05-02 11:21
| 無定見 クラシック三昧
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