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![]() A1.The Queen Is Dead – 6:24 2.Frankly, Mr. Shankly – 2:17 3.I Know It's Over – 5:48 4.Never Had No One Ever – 3:36 5.Cemetry Gates – 2:39 B1.Bigmouth Strikes Again – 3:12 2.The Boy with the Thorn in His Side – 3:15 3.Vicar in a Tutu – 2:21 4.There Is a Light That Never Goes Out – 4:02 5.Some Girls Are Bigger Than Others – 3:14 ジャズ、プログレ・ロックしか聞いていなかった拙者に、ニューウェーブを教えてくれたのは、結婚する前の妻だ。彼女はEcho & the Bunnymenが、そのvocalのIan McCullochが大好きだった。 一方、拙者は断然、Joy Divisionが、そのvocalのIan Curtisが大好きだった。 そんな恋人達が二人とも大好きだったのが、The Smithsだ。 タイトなリズムに乗って銀のカーテンのようなギターを弾くJohnny Marr。 そして、いつ見てもイかれたモーホー野郎で、魔術師のMorrissey。 浮遊感漂う二人をなんとか地上に止めようと、硬い音でメロディーを奏でようとするベースのAndy Rourke。 どんどん上手くなっていく、タイトなドラマーのMike Joyce。 最高だった。俺たちにとって、80年代のロックは、なんぼNew Orderを聴いて踊っていようが、全てのドキドキはThe Smithsにつきるのだ。 そんな拙者が今、一人で「the queen is dead」を聴いてる。踊ってる。 「I Know It's Over」 おかん、どたまの上にクソが降ってくるみたいや。 おかん、どたまの上にクソが降ってくるみたいや。 そう繰り返し歌ってしまう気持ちを思い出した。 この「The Queen Is Dead」に針を下ろせば、何時も気がつかないでいる現実に気づくのだ。 俺たちはクソまみれだと。 だから、一気に30年前に戻ることができる。 そして、絶望し、涙する。 そうやって、暗闇の中を歩いていると、いつまでも消えない明かりがあると歌う声に当たる。 「There Is a Light That Never Goes Out」 ああ、だから、僕をこの世界から連れ出してよ。 君のそばでなら死ぬのは構わない。 そういう、希望とも、妄想とも分からない微かな光にすがりつく。 でも、これこそが、30年前に俺がかっこいいと思っていたこと。 自己否定、自己破壊、そして自己の再構築。 Morrisseyは、いつも虎視眈々と待っている。 俺がThe Smithsをターンテーブルの上に載せ、俺を混沌のマンチェスターに連れ出すのを。 俺は、Marrのギターに合わせて、Morrisseyと共に歌う。 冷たい雨が、ヒリヒリとしか言いようのない焦燥を俺に刻む。 この歳になっても、俺はこんなままだった。俺のそばにはMorrisseyがいる。Ian Curtisがいる。そのことが確認できて嬉しかったよ。 Queen Is Dead (Remastered) [12 inch Analog]
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by jazzamurai
| 2016-12-09 23:54
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 殿下の4枚目、81年の作品。 邦題「戦慄の貴公子」。 プロデュース、作詞作曲、アレンジ、演奏、全て一人でやった天才的軌跡。 殿下はギターが恐ろしく上手い。 さすが、『歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト』で堂々第1位に輝き続けるお方。 ソロを弾かせればジミヘンの生まれ変わりかと思わせるワイルドかつエロティックな早弾きをクネクネと演奏される。 また、ナイル・ロジャースの生まれ変わりかと思わせるクールで切れ味抜群でエロティックなカッティング。 生ギターを弾かせれば、これも圧倒的に弦を太くエロティックに鳴らす。 完璧なテクニックとパッション。 それに加え、この盤で聴かせてくれるチョッパーベースは、かなりキテる。 パッツンパッツンベケベケですよ。素晴らしすぎる。 そして最もキテるのがA3、「Do me , baby」だ。 スイートソウル好きの拙者の股間を、いやいや脳天を、ファルセット・ボイスとエロい小芝居がノックアウト。 笑うしかなかった。 素晴らしすぎて。 恥ずかしいわ、ホンマに。 初めて聴いたんやもん。 こんな凄いレコードがあったなんて。 B面は確かに寄せ集めっぽいけど、表題曲A1からA3に至るA面はホンマに素晴らしい。 殿下、素晴らしすぎる。 もっと早くに聞いておくべきだった。 この次の5作目が81年の出世作「1999」で、その次が6作目、82年、泣く子も黙る決定的名作「Purple Rain」になります。だから、この作品は、駆け上がっていく、頂天に至る二歩手前。そういう勢いが、随所から感じられる。 次は「1999」狙います。 Controversy [12 inch Analog]
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by jazzamurai
| 2016-12-06 23:15
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() A1.All at Once 2.Doublin' Down 3.Day and Night 4.Seasons Change 5.Make Love 6.Being with You B1.All My Love 2.Joyride 3.Lovers Masquerade 4.Lucky Charm 5.We're Here Now 知らんかったわ……。 最近、時々行く先斗町のソウル・バーで教えてもらったのですが、こんな盤が去年末に出ていたとは。 まるで、The Momentsの再来じゃないですかっ。 おまけに、このソウルフルなファルセット・ボイスが白人だなんて……。 それに、今年四月に来日公演までしていたなのて。 「米ニュージャージー州ニューアークを拠点にするシンガー/マルチ奏者のズィー・デスモンデスと、プロデューサー/ドラマーでプロのスケーターでもあるテディー・パウエルからなるザ・ジャック・ムーヴス。ストリート・カルチャーをバックボーンに、ブギー・ファンク~アーバン・ソウル~ディスコまで、幅広い音楽性を咀嚼した、彼らのポップでスウィートなサウンドが音楽ファンの間で目下話題沸騰中となっている。」 だそうです。 こんなん、大好物なんですけど。 というか、教えてもらってすぐにAmazonでレコードをポチったんですけど。 最高です。 こんな70年代を彷彿とさせる激甘茶ソウルの名盤が現代に出されるなんて、最高です。 皆様もぜひ、お聴きください。 The Jack Moves - Season's Change The Jack Moves - Joyride The Jack Moves [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック3曲収録 / 国内盤] (BRC496)
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by jazzamurai
| 2016-11-20 12:10
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() ![]() ヤフオクで未開封US盤が出ていたので買いました。 1979年作。懐かしい。懐かしすぎる。 でも、今聴いても良いですよこれ。 短い曲の中に、最高に良い感じのリフと、ソリッドな演奏と、勢いのある歌が詰まってて、かっこいい。 かなり昔に1枚目、2枚目、3枚目を聴いてみた印象として、1枚目は最高、2枚目はゴミ、3枚目はそれなりにカッコ良い、という感じだったと記憶している。 「MY SHARONA」以外の曲は、綺麗さっぱり忘れてしまっていたけど、全曲聴いてみて、やっぱり最高にかっこいいなあ、という印象は変わらない。 なんだろ、televisionを能天気にしたようなかっこよさ? 上手いこと言えないけど、これは買ってよかった。 ▲
by jazzamurai
| 2016-09-24 17:08
| 無頓着 男性歌手三昧
悩みましたけど、盲目的に、買ってしまいました!
![]() 佐川急便の配達員さんの「ちょっと重いので、気をつけて」のコメントにワロタ。 ![]() もっと出しやすいBOXを期待していたのですが、上から蓋をするタイプで、まず箱が重いです。この箱は保管するけど、利用はしません。全部出してレコード棚に入れます。 ![]() 遅いから、何故か一番良く聴くRUBBER SOULだけ聴きます。う〜ん。中音が太くて良い感じ。 ![]() もう一枚だけ。大好きなREVOLVERを聴きます。これも良い。 でも、皆様には、買うなら1枚ずつ買うか、USA盤か、EU盤を買った方が良いですよ、と言います。 だって値段が全然ちゃうんやもん。2万円以上違う。 拙者は英語がよ〜分からんから、日本盤を買ってしまいましたが、LP一枚一枚に解説と英語詩、対訳が載っている訳ではなく、安物のブックレットがついているだけですからね。絶対、買うなら外盤です。ただし、買いにくいみたいですね。東芝EMIの汚い戦略で、日本AMAZONからは買いにくいと。 これについては、ネットで調べてみて下さい。 さて、BOXの特典の写真集が豪華で素晴らしいです。 ![]() この写真、カッコイイ〜。 ![]() これも素晴らしい〜。 さて、もう一枚聴こうかな。いやいや、明日の仕事に差し支える。お楽しみは、また明日。 Stereo Vinyl Box Set (EU盤) [Analog] ザ・ビートルズBOX [Analog] ▲
by jazzamurai
| 2012-11-15 00:34
| 無頓着 男性歌手三昧
皆様、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
今年は、最低、月3回の更新を目標に頑張ります。 あと、別blog「ジャズ侍のブログ小説~青い光」の方ですが、未執筆領域に入ってしまい、完全に滞っておりますが、何とか月1回は更新できるように頑張りたいと思います(全10話構成の予定だから、3話で滞っていたら、死ぬまでに書き終わらん)。 さて、今回ご紹介する盤は、まあ、語り尽された感もある、名盤中の名盤でありんす。 ![]() Sammy Davis, Jr. - vocals Laurindo Almeida - guitar A1.Here's That Rainy Day (Johnny Burke, Jimmy Van Heusen) – 2:19 2.Two Different Worlds (Al Frisch, Bernie Wayne) – 3:24 3.The Shadow of Your Smile (Johnny Mandel, Paul Francis Webster) – 4:08 4.Where Is Love? (Lionel Bart) – 3:04 5.Everytime We Say Goodbye (Cole Porter) – 4:08 B1.I'm Always Chasing Rainbows (Harry Carroll, Joseph McCarthy) – 2:25 2.We'll Be Together Again (Carl Fischer, Frankie Laine) – 3:18 3.Joey, Joey, Joey (Frank Loesser) – 4:23 4.The Folks Who Live On the Hill" (Oscar Hammerstein II, Jerome Kern) – 3:50 5.Speak Low (Ogden Nash, Kurt Weill) – 3:35 拙者も掛け値なしに、傑作中の傑作、一家に一枚どうぞと太鼓判を押します。 昨年、これを某ジャズバーで初めて聴いた時の衝撃と感動は、忘れられません。 その瞬間まで拙者、自分の人生にサミーが関係するとは、全く考えていなかったからです。 そのバーのご主人は、まー、相当な数(想像するに、4千枚以上はあるかな)のLPを所有されていて、割と広範囲にかけてくれるのね。それで、今まで全く聴いたことの無い、ボーカルものを、聴く機会があるわけです。 中には、「ちょっと、こんな甘ったるいのは、好かんなあ・・・・」と思うのもありますが、大体は良い盤をかけて、拙者を驚かせてくれます。 んで、昨年一番驚いたのがこれでした。 アルメイダは、1917年生まれのボサノバのギタリスト。当時48歳、かな。有名なのは、ゲッツとやった「Stan Getz with Guest Artist Laurindo Almeida」かしら(聴いたことないけど)。L.A. Fourにも所属していたらしい。 サミーは、1925年生まれ。当時40歳、か。つまりは、今の拙者と同じ年頃のおっさん達が、スタンダードの名曲をしっとりと歌い、弾いてみました、という寸法なのかな。だから、結構、来るのかもしれない。 未だに「原爆オナニーズ」とかも聴くし、耳が衰えているつもりもないけれど、やっぱり、この盤みたいな音楽も聴ける年になってきた、ということなのかもしれん。 ところでこの盤、非常に音が良いです。二人っきりの恐らく一発録りなので、音数は少ないですが、声とガット・ギターの音は、とてもよく録れている。 それでまた、選曲が良い。A1、A5、B5あたりが、拙者のフェバリット・ソング。A5はコルトレーンの名演がありますね。A3あたりは、なんか自分のステレオで聴くのが、ちょっとこそばゆい感じがする。B5は歌詞がある曲だとは知らなかったなあ。だいたい、クルト・ワイルじゃん。知らんかった。 感服したのが、サミーの歌の上手さ。こんなに良い声だとはね。シナトラ一家~とか、派手なおっさんとか、そういう聴かず嫌いというか、色々な人に対する色々な先入観は捨てて、やっぱりどんどん聴いていかないといかんなあと思った次第です。 なお、全曲の歌詞がこちらにあります。 Sings & Plays ということで、これからもたまにはボーカルものを取り上げるかもしれませんので、その際は、「ジャズ侍も日和った」とか仰らずに、暖かい目で見てやって下さい(え゛、おっさんにやる暖かい目はない?)。 ▲
by jazzamurai
| 2011-01-04 16:32
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() With The Beatles A Hard Day's Night Beatles For Sale Help! (CD also includes original 1965 stereo mix) Rubber Soul (CD also include original 1965 stereo mix) Revolver Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band Magical Mystery Tour The Beatles Mono Masters (features all of the mono tracks that appeared on singles, EPs. or that never made it onto the 13 albums) 090909なんて、全く知らなかったです、拙者。思いっきり予約しそぴれていました。 後日、アマゾンでチェックしたら、完全に在庫無しだし、ヤフオクでは買い溜めした似非ディーラー共が出し惜しみし、元々高い値段(39,800円)なのに、それより1~2万円以上の高値で落札されている狂乱の事態。 あまりに馬鹿馬鹿しいのでスルーしようと思っていたのですが、Luigi Shio師匠に一度相談してみたところ、やっぱりモノ盤はステレオとえらい違う、とのこと。それでもやっぱり、この狂乱に乗るのは嫌だなあ、と思っていたところ、外盤も実は、東芝EMI製だということが分かりました。それなら話は早い。だって、対訳は不要だもん。 amazon.comでは逆に20%以上のディスカウントで、229.99ドルでした(どんなレートなのか、未だに心配ですが・・・・)。ただし、船代に7.98ドル、関税等で700円が別に必要でした。注文から1月と1週間で到着しました。 今、amazon.co.jpを見に行ったら、初回生産限定版のはずが追加生産されたみたいになってるじゃないですか。つくづく東芝EMIってイイ加減な会社だなと思います。 まだあまり聴き込んでいないのですが、はっきり言えることは89年のステレオミックスとは全く異なった音色だ、ということです。音が太い、というか荒々しい。「リボルバー」を聞いた時は、ホントに元々のモノラルミックスはこんな音だったのか、これで良いのか?という疑問が沸き、不安になった位です。でも、89年のステレオミックスを持っている身としては、どっちも聴けるので、良いのです。これから、じっくり聴いていこうと思います。 ジャケやボックスの作りは、ホント、日本の伝統工芸、みたいなことを感じます。日本の紙ジャケって、欧米のファンの垂涎の的らしいですが、そりゃそうだろうな、と思います。 かえって、日本語の視覚的に邪魔な情報が入ってこないので、こっちの方が良いですわ。 ・・・・少しだけ、不安があります。それは、111111、モノラル版のアナログが出されるのではないか、ということです。1枚3,980円とかで14枚も限定で出された日にゃ、破産ですよ、ホンマ。 The Beatles In Mono
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by jazzamurai
| 2009-11-01 17:13
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 2.Cold Turkey – 5:01 3.Instant Karma! – 3:21 4.Power to the People – 3:21 5.Mother – 5:03 6.Woman is the Nigger of the World – 4:37 B1.Imagine – 3:02 2.Whatever Gets You Thru the Night – 3:03 3.Mind Games – 4:12 4.#9 Dream – 4:47 5. Happy Xmas (War Is Over) /Give Peace a Chance (reprise) – 4:15 数日前から、拙者の心を捕らえて離さない「あること」があって、近年感じたことのない怒りと、鬱ぎの虫に取り憑かれてしまった。「あること」とは、阪本順治監督の新作「闇の子供たち」のことなのだが、拙者達が「崖の上のポニョ」を見ている瞬間にも、その現実があったのだ、ということが耐えられない。 何を聴いたら良いのか、分からなかった。でも、何も聴かずには寝られないだろう。 本当にふっと、ジョンの「ハッピー・クリスマス」を聴きたくなって、久しぶりにLP9枚組の「ジョン・レノン・ボックス」の蓋を開けた訳です。 ああ、なんでボックス・セットなんか買っちゃったんだろう。後悔しています。だって、なかなか蓋を開けられないんだもん。 本当に久しぶりに聴く1975年発売のシングル・ベスト盤、「削り節」。B面だけ聴けば今のニーズは足りるのにA面から。 ・・・・なんなん。涙出るわ。力強い声だ。全然、吹っ切っていない、迷いだらけの、でも、突っ走った声。ホンマ、今こそみんなで「民衆に力を」を、「女は世界の奴隷か」を、「マインド・ゲーム」を、「ハッピー・クリスマス」を、歌わなあかんのちゃうの? ジョンは40歳で殺された。5歳のショーンを残して。それが今の拙者の状況とダブる。自覚して活動するものと、幻想に喰われるもの。その違いを意識しなければならない。マーク・チャップマンのように、自分が幻想に喰われないとは限らない。 そうならないためにはどうするのか。迷いを内に秘めて、それでもなお、世界に対して自覚的にあるべきだ。例え、世界が虚構で、幻想でしかなくても、己が主体者であり、世界の全ての責任は自分にある、例え非力であっても、そう思えるか否か。 わーん。難しい。時には逃げも必要?アボワカワポセポセ・・・・。 でも、逃げてばかりでもだめ。わーん。難しい。行ったり来たりの繰り返し。でも、自覚的であろうと、主体者であろうと、思うしかないわなあ・・・・。癒されとったらイカンねえ。 ちなみに、この頃の洋子の声、好きです。 ジョン・レノンの軌跡(紙ジャケット仕様)
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by jazzamurai
| 2008-08-22 00:13
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 『 CORK SCREW vol.037~Live house SOCRATES 1st Anniversary~』 エロ童子 / LIFEMETHOD / DROWNED MIND / LOVE IS DEAD / 追龍 open/ 18:30 ・ start/ 19:00 ←追龍 ![]() わはは。照明の暗いライヴハウスで携帯電話のカメラじゃ、そりゃ写らんわな。おまけに相手は動くし、こっちは酔ってるから手も動くし。 拙者、90年代半ばから00年頃まで、パンクバンドでドラムを叩いていまして。昨日は、その頃、一緒にバンドをやっていた追龍のcaoleeさんの連絡を受け、久しぶりにライブに行ってみました。何年ぶりかなあ、パンク見にライブハウスに行くのって。 正直、非常に気分転換になりました。やっぱり良いですね、パンクは。爆音に身を委ねて酒を飲んでいると、自然に首を縦に振りまくってしまいます。身体に染みついているんですかね。 そんなにスラッシュっぽい高速パンクが好きなわけでも無いのですが、DROWNED MIND、LOVE IS DEADのメンバーがどう見ても拙者と同じ位の年齢に見えるんですよ。好みは別にして、ようやってんなあ、凄いなあ、と素直に感動しましたね。 バンドをやっていた頃は、週に2回は練習があって、毎月ライブがあって、ライブを見に行って。打ち上げに行って酒飲んで。メチャメチャ面白い日々を送っておりました。 今がツマラン、という意味ではございません。今も充実しています。それに煙草が大嫌いになってしまったし、やりたい音楽がある訳ではないので、あの日々に積極的に帰りたいとは、今のところ思っていません。 でも、昔一緒に演奏していた人が今でも頑張って続けていることはメチャ嬉しいし、その音を聴けるのは良いものです。行ける機会がなかなか無いのですが、行ける限りは行った方が、拙者にとっても良いのかもしれませんな。
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by jazzamurai
| 2008-08-10 17:55
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 1968年5月30日~10月14日録音 Abbey Road Studios and Trident Studios CD1 1.Back in the U.S.S.R. 2:43 2.Dear Prudence 3:56 3.Glass Onion 2:17 4.Ob-La-Di, Ob-La-Da 3:08 5.Wild Honey Pie 0:52 6.The Continuing Story of Bungalow Bill 3:13 7.While My Guitar Gently Weeps (Harrison) 4:45 8.Happiness Is a Warm Gun 2:43 9.Martha My Dear 2:28 10.I'm So Tired 2:03 11.Blackbird 2:18 12.Piggies (Harrison) 2:04 13.Rocky Raccoon 3:32 14.Don't Pass Me By (Starr) 3:50 15.Why Don't We Do It in the Road? 1:40 16.I Will 1:45 17.Julia 2:54 CD2 1.Birthday 2:42 2.Yer Blues 4:00 3.Mother Nature's Son 2:47 4.Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey 2:24 5.Sexy Sadie 3:15 6.Helter Skelter 4:29 7.Long, Long, Long (Harrison) 3:03 8.Revolution 1 4:15 9.Honey Pie 2:40 10.Savoy Truffle (Harrison) 2:54 11.Cry Baby Cry 3:02 12.Revolution 9 8:13 13.Good Night 3:11 写真はUKオリジナルLPのものを拝借しています。拙者が有している訳ではありません。 わはは。 ところで、「The Beatles CD Box」の中でも一番聴きにくかったのが、「White Album」でした。この混沌はなんじゃ、ですね。なんかまとまりが無い上に、一曲一曲の音が薄くて、プライヴェート録音の寄せ集め、インディーズかこれは、って感じが取っ付きにくかったのです。 なおかつ、誰に貸したのか、長らく欠番となっておりました。自主的に返しに来る人もなく、その隙間を見るのも辛くなったので、これのみ買い直しました。ま、もう一度、ゆっくり聴いてみようと。 そうすると、この拙者もこの歳になって、聴く側の余裕ができてきたのか、音楽の小さな瑕疵も含めて、荒削りな魅力を感じることができるようになってきた訳です。やはり全ての曲がとても魅力的ですね。バラっバラのくせに、それが丹念に聴いていくと、もう魔術としか言いようのない、魅力に満ち溢れる。 拙者の聴き所は、CD2枚目の「2」と「4」。「2」は自暴自棄な感じのジョンのボーカルにノックアウト。「孤独だ。死にたい」だって。なんて、おバカ。ジョン以外の人はこんなおバカな歌は歌ってはいけません。「誰もが何かを隠してる、俺と俺のサル以外は」も最高。意味の分かんないトリップソング。「フォー」とか、奇声入りまくり。「カモカモ」の畳かけで笑うしかない。 ジョンの曲では他にCD1の「2」が好き。派手な喧噪からこのアルバムの世界に引き入れられる感じがする。後は、CD2の最後、リンゴの歌う「13」は名曲ですね。CD2の「11」も好き。あの鍵盤楽器は全部ジョンなのだろうか。けれど、穴にくっついてるポールの歌が拙者には余計。 ポールの曲ではCD1の「11」が良い曲だなあ。一人で録音したらしいけど。あと「13」。ジョージ・マーティンのホンキー・トンク・ピアノが良い。曲によく合っている。バカ曲の「15」も好き。これも殆ど一人で演奏した曲だなあ。 ジョージの曲ではやっぱりCD1の「7」が良い曲だなあ。「僕のギターが優しく泣く間」で良いのかな。日本人の心にグッと来る曲名、曲調だなあ。 さて、幾らジョン・レノンが好きであっても、CD2の「12」は捨て曲だろう、と思っていた訳ですが、曲を聴く、という感覚を捨てて、音に身を委ねると、時空を行きつ戻りつ、次から次へ世界を渡るような、凄い魔術です。そして、その悪夢の様な空間から、時折強烈にリアルなジョンの奇声が飛んでくる。その声が、怖い。怖いけど魂鷲掴み。特に「ラアアアアアアイトゥ、ラアアアアアアア」が強烈。こりゃ凄い。 そして、最後の曲でリンゴの優しい子守歌でしょ。リンゴさま~、って感じですよね。 やっぱりビートルズはプログレだなあ。 ザ・ビートルズ
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by jazzamurai
| 2008-07-16 17:58
| 無頓着 男性歌手三昧
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