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![]() John Coltrane — ts,ss McCoy Tyner — p Jimmy Garrison — b Elvin Jones — dr A1.Out of This World (Arlen, Mercer) — 14:04 2.Soul Eyes (Waldron) — 5:25 B1.The Inch Worm (Loesser) — 6:14 2.Tunji (Coltrane) — 6:32 3.Miles' Mode (Coltrane) — 7:31 オリジナルと同じコーティングジャケが手に入ると思って再発赤黒ラベル盤を買ったのですが、VAN GELDER刻印が無くてショックだった・・・・。まあ良いか、2,860円ならば・・・・。音も良いように感じるし。 菊地成孔氏+大谷能生氏の「東京大学のアルバート・アイラー(キーワード編)」に、トレーンを評して「アドリヴによる音楽推進の可能性を、自分の生涯をかけて、個人の履歴がそのままモダン・ジャズの歴史になってしまうような神話的なパワーで体現してしまった」と書いていますが、上手いこと書くなあ、と思った。 表舞台に出て10年間走り続け、大きな影響力を持つに至ったまま去った怪物的存在の、その10年間の真ん中の年にちょこちょこと録られた盤。マウスピ-スが不調になる前年の盤。 正直、インパルスのレコードの中では、「バラード」、「&エリントン」、「&ハートマン」を除いて一番聴きやすいでしょ。収録曲のバランスも良いし。インパルス時代が嫌いな方も多いと思いますが、この盤はお奨めです。 落ち着いた雰囲気の中にもトレーンとエルヴィンの熱い掛け合いが行われるA1。エルヴィンのポリリズムがめちゃ格好いい。こねくり回した応答の中に、時々トレーンの長い咆吼とバックのスネアの連打がまざると一気に血の気が増す感じがします。 殆どシームレスに流れ出す絶品バラードA2。1981年2月7日にNHK-FM「セッション81」で、山下洋輔、小山彰太、国仲勝男、武田和命による同曲を聴いたことがあった。そのテープは今でも拙者の宝物で、武田和命の演奏がめちゃ良いんですわ。カデンツァも付いていてね。その演奏の雰囲気は本家テイクのまんまです。まあ、武田コルトレーンと言われた人ですからね・・・・。どちらかというとロリンズに近かったという人もいますが。話が横に逸れましたが、この本家の演奏はやっぱり良いですよ。エルヴィンのブラシで出されるリズムが、少々高揚感をもたらす部分もありますが、なかなか落ち着いた良い演奏です。 ファニー&キュートなテーマのB1。土曜日に聴いてたら、息子さん、憶えてしまったようで、今日、飯食ってる時に鼻歌したはりましたわ。 ピアノのリフが印象的なB2。コルトレーンのアドリヴは淡々とした中に強い説得力を持った良い演奏なんですが、マッコイのソロの途中でブルースが入ってきちゃう所が拙者にはダメ。緩くなってしまうのよねん。 名曲B3はスタンダードとしてもっと取り上げられても良いのになあと思う。格好いいテーマやし、曲名が良いじゃないですか。その名の通りの曲なので、演じるのが難しい曲なのですかねえ。テナーとピアノのユニゾンによるテーマ吹奏は合って無くて冷や冷や。でもトレーンはめちゃ格好いい。よくこんだけ次から次ぎへとフレーズが浮かんでくるものだ。そして、そのフレーズをよく聴いて対応しているエルヴィンの左手の細やかさ。バンドとして、ちょっとまだ弾き切れてないのかな。 しかし、聴いているうちに、やっぱり刻印入りの盤が欲しくなるな。インパルスって、ジャケのセンスが良いし、音が太くて迫力あるから、他の人のも聴いてみたくなりますね。 お奨めのインパルス盤がありましたら、ご紹介下さいませませ。 Coltrane
by jazzamurai
| 2009-04-22 04:07
| 無節操 ジャズ三昧
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