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フランス盤。録音年月日不明(1960年よりは古いと思うのですが・・・・)。
ヨハネス・ブラームス作曲、交響曲第4番 ミュンシュ+パリ管のブラ1が大好きです。最近、好きになってきた第4番を、彼が振った盤がないか探していたところ、河原町今出川の「つだちく」に1,200円であったので、とても古い盤に思えたのですが、買ってみました。 始まった途端にブーっていう音が背後に出現。傷だらけだしプツプツいいます。かなり聴き込まれていたのか、歪みもあります。 音についても、「古い音だなあ・・・・」と思いガックリして聴きだしました。 しかし、演奏が良いんですよ。どんどん「買って良かった」と思えるようになってきました。 特に大好きな第1楽章の畳みかけが凄い。じっくり盛り上がってきます。熱い熱い。 第2楽章もよく歌っています。エンディングが特にじんわりきます。 第3楽章は今まで聴いたどの演奏よりも速い。この演奏を聴いてからというもの、この快活な速さが拙者の中でスタンダードになってしまいました。何故そう思うのかというと、この曲の第4楽章って、最後の交響曲の最後の楽章にしては、第1楽章の激情の嵐に比して、大人しいし、アッサリ終わりすぎると思われませんか?拙者、未だにこの変奏曲がそんなに好きになれないんですよね。こぢんまり聞こえてしまって・・・・。第3楽章が堂々としすぎていると、余計に肩すかしを食らった気持ちになるんです。 ところが、ミュンシュの手によると、第3楽章はあくまで快活に過ぎ、第4楽章は優雅さを持ちながら、自然な感じで徐々にスピードアップ、加熱して、結構、最後盛り上がって行くんです。 この流れが結構好きです。このまとめ方の指揮者、音の良い盤で誰かいませんかねえ。 しかしブラームスっていう人は大した人ですよね。52歳でこの曲を書いたらしいですが、もっと交響曲を書けそうなもんなのに、年齢のせいで、レベルが保てないって言って、書くのを止めちゃったんですよね、確か。 どの曲を聴いても、常にこんなにも拙者の感情に訴えかける人に会ったのは、ジョン・コルトレーン以来です。宇宙空間に連れて行ってくれるブルックナーさんと共に、ブラームスさんには本当に感謝しています。
by jazzamurai
| 2008-12-01 17:38
| 無定見 クラシック三昧
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