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![]() 発売:1970年6月1日、日本グラモフォン 録音:ベルリン、イエス・キリスト教会 交響曲第1番(1963年10月11日~12日) 交響曲第2番(1963年10月10日~11日) 交響曲第3番(1964年9月28日~30日) 交響曲第4番(1963年10月12日~16日) 大きな括りで断じてはいけない、とsand_gasaさんに教えられたのですが、それでも時々言いたくなります。何故、CDは音が悪いのか、と。 god-zi-llaさんが紹介してくれはったケルテス指揮のブラームスを、LPではなく、DECCAのBest100シリーズの1枚1,000円CDで買ったのですが、恐ろしく音が悪いんです。悪いというか、もう魂が削られているというか、もう許せない劣悪さです。演奏の善し悪しを考えることができない程にです。何故こんな商売をするのでしょうか・・・・。 それで今、LPを探している所ですが、やっぱり名演なんだろうと思います。なかなか手の出る価格で出回っていないのです。探している人が多いのだと思います。 一方、このカラヤン版のLP全集は結構安価で出回っているようです。それとは関係ないでしょうが、この前のバザーで、この日本版全集を拙者、300円で得ました!! さすがに外装はボロボロで、盤は黴だらけでしたが、ライカのバランスウォッシャー+ビスコ33で拭き拭きしたところ、結構良い音で鳴っている(と思われる)訳です。 拙者はカラヤンという人の人となりを知りません。「von」と付く人ですから、拙者のやうな位の低い貧乏侍には鼻持ちならない人かもしれません。 でも、このレコードは、今のところ「良い」としか言えません。 音が良いのです。レコードの音の厚みというのは、ライカの取説に書いてあったように、「21世紀においても音楽情報は、だんぜんアナログ優位です」なのでしょうか。 こういうことにぶち当たると、一時期はまっていた紙ジャケCDも含め、CDって一体何だ、と思いたくなります。 10年程前ですが、あるお医者さんのお宅に伺って、Tannoyのオートグラフを1辺1メーター程のガラスケースに組まれた巨大な自作真空管アンプで聴かせて頂いたことがあります。その時に聴いたオーケストラ(曲は思い出せません)のLPは、まるでホールの1階席のちょっと奥で聴いていたかのように具体的で、素晴らしい音でした。でも同曲をCDで聴いたら、何か「削がれている」印象がして、「やっぱりCDは音が悪いでしょ」と言われて、驚きのうちに肯定せざるを得なかった、という記憶があります。 それが24bitとか、K2HDとかのCDを聴いて、「やっぱり技術の進歩は凄い」と思っていたのに、廉価盤とは言え、この音の悪さは無いでしょ、というCDを聴いてしまい、改めてムムムと唸らざるを得ませんでした。 前置きはこの位にして、カラヤンさんの演奏ですが、ポイントで芝居くさい動きがあるのは確かですが、せわしないテンポの揺れも無いし、強弱もしっかりメリハリ付いていると思うのです。拙者の情緒的な趣味として、これ位のお涙頂戴は許される、というか、時々はこういう演奏を聴いてみたいと思う時が必ずあるだろうな、と思います。しつこさの無い適度な歌わせ方、と、劇的な瞬間の演出、が、カラヤンさんの良い所と、今のところ思っています。 加えて、録音の良さです。勿論、拭く前と後では雲泥の差ですが、日本版なのによくこれだけの情報が入っているなあ、と(クラシック初心者なので信頼できるコメントではないですが)感心してしまいます。 ちなみに最近は4番を集中して聴いています。4番の第1楽章の「激情の嵐」は凄いですね。どの人の演奏を聴いても全身びしょ濡れになります。そういえば、ケルテスの廉価CDは、3番と4番が同一のCDに入っているため、繰り返し聴いていた拙者は、同じく激情の嵐である3番の第4楽章と4番の第1楽章を一時期まぜこぜにして憶えてしまっていました。それはそれで、空想の世界で感動を覚えていたのですが、この2曲の感情に訴えかける力は本当に凄いと思います。 ブラームス先生は本当に素晴らしい。ブルックナー先生と共に、拙者の最近の大のお気に入りです。お会いできて本当に良かった。 ところで、このジャケ写って、何か変ですよね。東京タワーの蝋人形館にありそうな感じ。歌舞伎でくわっと目を開いたような・・・・。普段指揮している時は目を閉じているのにねえ。
by jazzamurai
| 2008-11-06 00:25
| 無定見 クラシック三昧
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