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![]() Roy Haynes (ds) Roland Kirk (ts,str,mz) Tommy Flanagan p) Henry Grimes (b) 1.Moonray (06:41) 2.Fly Me to the Moon (06:40) 3.Raoul (06:01) 4.Snap Crackle (04:11) 5.If I Should Lose You (05:49) 6.Long Wharf (04:42) 7.Some Other Spring (03:29) ロイ・ヘインズ36歳、ローランド・カーク26歳の録音。名盤です。 ローランド・カークを聴くべき盤として認知されているらしいですが、拙者はロイ・ヘインズが大好きなので、彼のトカカトカカ、パタンパタンというドラムがたっぷり聴けてとても嬉しい盤であります。ジャケットも秀逸ではありませんか。 チャーリー・パーカーの諸作に参加、ジョン・コルトレーンの「セルフレスネス」に入っている1963年のニューポートにおける「マイ・フェイヴァリット・シングス」のドラム、チック・コリアの名盤「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」のドラムは彼だし、ドルフィーの初期の盤も彼。パット・メセニーの録音にも参加している、モダン・ジャズ史そのもののような彼のドラムが、拙者は大好きです。特に上記「マイ・フェイヴァリット・シングス」のドラムは素晴らしい。 もしもエルヴィン・ジョーンズという男がこの世に存在していなかったら、コルトレーン・カルテットのドラマーはロイ・ヘインズだったでしょう。・・・・か。引っ張りだこだったから、そうでもないかもしれませんね。でも、ロイにとって、エルヴィンは当時、ライバルだったに違いありません。 「1」「2」「5」「7」のスタンダードのアレンジは誰かな。とても上手です。「1」「2」が名演として知られてます。「1」のカークの二管同時奏法が凄い。メロディアスです。決してグロテスクではない。ドラム・ソロもウォーキングするベースを伴い行われ、これ見よがしのドタバタではありません。 「2」のカークは珍しく甘い。スタンダードのツボを押さえたようでいて、絶妙に毒を混ぜるソロはやっぱり凄い。あと、ロイはホント、ワルツ・タイムが上手。当代随一の名人だと思います。4 BARSのソロでもドラムが歌ってるもんね。 「5」のカークのソロのまとめ方も良い。「7」のバラードで、優しく湿った音で吹いているカーク、コロコロと転がるピアノのトミ・フラが素晴らしいです。 後のオリジナル曲は簡単なリフの曲で、特別良い曲ではないんですが、遊ぶ余地のある曲なので、カークが自由に飛ぶ空間があります。 後のメンバー、名盤にこの人アリのトミ・フラ、ヘインズのドラム・ソロの下で堅実なビートを刻むグライムスも、良い。 トミ・フラのおかげでリラックスして聴ける所がグー。 アウト・オブ・ジ・アフターヌーン
by jazzamurai
| 2008-06-14 01:25
| 無節操 ジャズ三昧
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