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![]() ヴォーカルのイアン・カーティスの自殺によって残された、ジョイ・ディヴィジョンの3人は、バンド名をニュー・オーダーに変えると共に、キャンセルされたアメリカ・ツアーを仕切り直し、80年9月に短いアメリカ・ツアーを実行している。そのツアー中、ニュージャージーのスタジオにおいて、ジョイ・ディヴィジョン名義の最後の曲で、彼らの拾遺集的盤「スティル」の3、4面に収められたイアン最後のライブの冒頭の曲、「セレモニー」を録音した。 その盤は81年1月に金色のジャケットに包まれた7インチシングルとして発売された。 その後、ニュー・オーダーにはドラムのスティーヴン・モリスの彼女のギリアン・ギルバート加わったが、80年12月にはマンチェスターで、再度「セレモニー」を4人で録音し直し、81年7月、改めて12インチシングルとして発売した。 故に、7インチと12インチではヴァージョンが異なる訳だが、ニュー・オーダーが1987年に発売したシングル集「サブスタンス」に収められているのは後者のヴァージョンで、2005年10月に発売された「シングルス」に収められるまで、前者のヴァージョンはCD化されていなかった。 3人ヴァージョンはゴツゴツしたドラムの上で、ちょっとノイジーなギターが弾かれ、バーナード・サムナーとピーター・フックの両方と思える声が歌っている。4人ヴァージョンは、リズムとベースがすっきりと録音され、ギターはニュー・ウェーブっぽい音で録られ、バーナードがか細い声で歌っている。 ジョイ・ディヴィジョンのファンにはもうひとつ、見過ごせないヴァージョンがあって、それは4枚組CDセット「ハート・アンド・ソウル」の3枚目に収められたデモ。とても遅く、ボーカルはくぐもって聞き取れやしないが、バーナードはそのテープをグライコにかけて歌詞を起こしたという。 さて、拙者はこの曲が好きで好きでたまらない。ただの2コードのパンクなのだが。フッキーのベース・リフに導かれ、スティーヴンのハイハットが16ビートで打ち出される。そして、静かにギターが弾かれる。段々と激しく。そして、訳の分からない歌詞。Yahoo翻訳にかけたけど、やっぱり意味が分からなかった。 兎に角、何が「儀礼」なのだろうか。イアンは何を儀礼にしたのか、何かを壊すことなのか。よく分かりませんが、行き場のない想いが幻想の世界に逃げようとする感じがする。痛々しいし、全部共感する訳ではないが、とても好きな曲だ。丁寧に録音し直し、そして今でも演奏しているニュー・オーダーも大好きだ。
by jazzamurai
| 2008-05-29 01:49
| 無頓着 男性歌手三昧
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