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![]() Steeple Chase 1011 Duke Jordan (p) Mads Vinding (b) Ed Thigpen (ds) A1.No Problem(危険な関係のブルース) (6:47) 2.Here's That Rainy Day (7:23) 3.Everything Happens To Me (5:43) 4.Glad I Met Pat (5:05) B1.How Deep Is The Ocean (7:26) 2.On Green Dolphin Street (8:23) 3.If I Did - Would You? (3:44) 4.Flight To Denmark (5:48) 「寂寞感に溢れた名盤」という意見と、「カクテル・ピアノ寸前で困った盤」という、評価が分かれる盤。ただ拙者、未だこの雰囲気のジョーダン以外聴いたことがなく、ハードな演奏をしていた時分と比べることができないのだ。 んで、拙者としてはどう思っているかというと、どちらとも思っていなくて、内向的ではあるが、とても黒い音をしているピアノ・トリオ・アルバムだと思っている。音数が少なく、地味な演奏だが、しっかりと主張しているし、一曲一曲に施されたアレンジが誠実。 たしかにA1は寂寞感のある演奏だけれど、B面は、寂寞というよりはとってもスウィンギーだし。全編通じて破綻のない、一貫した意志のある演奏だと思う。確かにスリルの味は少な目ですが。 昨晩深夜、luigi師匠と飲んでいた時にも聴いたのだが、こういう軟派でない、硬質なピアノ・トリオ・アルバムは、疲れた男の心を無骨にときほぐしてくれる、と感じた。(・・・・等ということを言う事自体が軟派なんですかねえ。まあ、良いじゃん。ね、ね。) 片面25分という割と長めの収録に係わらず音は良い。各楽器の分離を良くした、当時のスティープルチェイスの音。右手のピアノの粒がポロンとSPから出てくる感じ。 あと、ベースのマッド・ヴィンディングの演奏が素晴らしい。まず音が良いし、アドリブも良い。山下洋輔もエッセイの中で言っていたが、ヨーロッパの白人ベーシストは上手い人が多い。やっぱり裾野が広いのだろうか。 名盤だと言って持ち上げる気はしないけれど、とっても良い盤だと思うけれどなあ。しかし、フュージョン全盛の時代に、よくこんな盤を録ったなあ。 CDは別テイク4曲入りです。こういうまとまった盤は別テイクを入れられると、とたんにバランスを失って駄盤になる時があります。LPしか聴いてないので分かりませんが、ご注意下さい。 フライト・トゥ・デンマーク(紙ジャケット仕様) Flight to Denmark
by jazzamurai
| 2008-05-18 17:22
| 無節操 ジャズ三昧
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