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![]() カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団 ベートーヴェン交響曲第4番 変ロ長調 A1.第1楽章 (9:12) 2.第2楽章 (9:16) A1.第3楽章 (5:20) 2.第4楽章 (5:03) 「おぬし、最近、クラシックばかり聴いておるそうじゃが、それならばハンドル名を変えい。変えねば叩き切るぞ」とまでは言われておりませんが、いい加減、ジャズ盤をレビューせんかいと言われても仕方ないなあ、こりゃ。 ベトベンさんの第4番、大好きです。第一楽章の仄暗い夜明けの静けさから、目覚ましが鳴ったかのように突然起きあがり走り出す感じ、大好きです。 しかし、この演奏はちょっと、うーん、途轍もなく速すぎる。起きがけからスポーツカーのアクセルを目一杯踏んだような感じで、まだエンジンが暖まらないのに回転を上げてる感じ。シャーシーが悲鳴を上げています。危なっかしくて、スリルを満喫どころの騒ぎではありません。 第2楽章は、良く歌っています。結構ロマンチック。 第3楽章も、速い。万華鏡のようにどんどん変わる。場面場面を切るのが、ぎりぎりで切れている感じ。時折、滲み出す感じがあって、冷や冷やする。 第4楽章の勢いも凄まじい。モナコのF1グランプリです、これは。ストレートはトンネル抜けてから少しだけ、後は難所のコーナーだらけなのに、超スピードで突っ込んでいく。拙者は小心者なので、ホテルのベランダから悠長に見ていることはできません。おろおろします。にしては、あまりにあっけない幕切れ。 うーむ。これは如何に評しましょうか。皮肉にもこの演奏は、大御所、「カール・ベームを偲んで」と題されたイベントで行われました。何事もデンと構えたベーム先生は、天国からこの演奏を聴いて、腰を抜かしたでしょうか。ワハハと笑ったでしょうか。額に指をかけてしかめっ面をしたでしょうか。 何にせよ、拙者としてはもう少し聴いてみる必要がありそうです。今の所、はっきり言えるのは、この曲に関しては、楽章の中でテンポを弄られるのはカナン、ということです。クライバーとヴァント先生はすっきりと同じテンポで行きます。フルトヴェングラー先生の1943年6月27日~30日の演奏は、拙者にとって居心地の悪い演奏でした。 ベートーヴェン:交響曲第4番
by jazzamurai
| 2008-04-15 23:43
| 無定見 クラシック三昧
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