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![]() 金井英人 (b,g) 井上淑彦 (ts,ss) 藤原幹典 (as,ts,ss,bs,fl) 大沢善人 (p) マイク・レズニコフ (ds) 1.アランフェス協奏曲 (13:17) 2.ミスター・ガベ (6:50) 3.コングラチュレイション (10:12) 4.シルク・ロード (8:39) 硬派なレーベルで知られるスリー・ブラインド・マイスの盤。拙者が何故、この盤を買ったか。それは大沢善人を聴きたかったから。 大沢善人27歳になる4日前の録音で、死の約2年前、ということになる。 井上淑彦は森山威男カルテットでの活躍が有名。藤原幹典はネイティブ・サンで峰厚介の後任を務めたり、やっぱり森山威男との共演で知られる。・・・・両方、熱い管な訳ですね。 リーダーのベースは表に出ず、堅実なバッキングで支えてます。 演奏は大沢の美しく儚げなピアノソロで始まる。この調子で行くのかと思うと、暫くして2管の熱い咆吼でかき消される。拙者は、この曲については、金井が何をやりたいのか、分からない。この曲をテーマにする理由が分からないからだ。フリーっぽい部分もあり、妙に違和感があるのねん。でも、演奏は良いと思う。 「2」は熱いフォービート。中盤に現れるピアノソロはしっかりしたタッチで硬いメロディを弾いた後、フリーっぽく崩して、最後はマッコイ・タイナー風のコードをぶち込んで終わる。 「3」も熱いフォービート。アルトの後を受けたピアノソロはとても良いです。めちゃ上手い。明確に、かつ流れる様に弾いてます。その最後で全員による混沌とした部分があって、そこでは山下洋輔のようにも弾いているのだが、それはちょっと似合わねー、って感じ。 「4」は変わった曲。冒頭、妙な混沌があって、ソプラノとフルートの2管で単純できれいなテーマが吹かれる。ここでも大沢のピアノはリリカルで、ちょっとしたオアシス。 スリー・ブラインド・マイスだから、ジャズ好きは買って損はない盤だけれど、大沢善人が聴きたい人にとっては、ちょっとどうかな。いやホンマ、良い演奏だと思うのですが、拙者は、こういうハンパにフリーっぽい、ロフト・ジャズの様な感じがどうも取っ付きにくいので、あまり聴きません。趣味の問題ですね・・・・。 でも、大沢善人は、全曲通じて、プロのジャズメンとして、若々しく、瑞々しく、ピアノを弾いてる。バッキングも面白い所もあるし、才能が凄くあったんだろうと思います。やっぱり拙者は夭折を惜しみますね。 アランフェス協奏曲(紙ジャケット仕様)
by jazzamurai
| 2008-02-07 03:38
| 無節操 ジャズ三昧
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