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1975年作品、obscure。A.The Sinking of the Titanic (24:28) B.Jesus' Blood Never Failed Me Yet (26:02) みなさん、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。 2007年は拙者がクラシックを聴きだした記念すべき年だった。何故、昨年までクラシックを聴くのを避けていたのだろう。今となってはさっぱり分からない。きっとクラシック好きの人の話す言葉が、拙者にとって鼻持ちならない高尚な言葉に聞こえていたのだろう。でも、聴いてみると、クラシックの作曲家も演奏家も色々いて、良い音楽、良い演奏はやっぱり良いわけで、音楽はジャンルで聴くものではないとつくづく思う。 ジャンル的にはプログレからちょっと気持ちが離れているので、当分はジャズ(インプロ含む)とクラシック(現代音楽含む?)が中心となりますが、今年もぼちぼち聴いては書いて行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。 さて、今晩は、どっちのジャンルに入れれば良いのか分からない1枚。 ギャヴァン・ブライアーズは1943年生まれのイギリス人で、コントラバス奏者、作曲家。ジャズ、即興演奏を行うと共に、ミニマリズム、実験音楽、アバンギャルド、新古典主義の多くの作品を書いている。作曲者として、世に問うた初期の代表作が、この2曲になる。 A面「タイタニック号の沈没」は映画「タイタニック」で有名な豪華客船を題材にした作品。沈没の時、舟の上で室内楽のバンドが賛美歌を演奏し、海に沈む瞬間にも演奏し続けていたという報道を元に、演奏されていたという賛美歌を組み合わせてアレンジし、その演奏の静かな繰り返しと、演奏が海に沈み行き、それでもなお奏でられている様を淡々と描いている。これは本当に美しい曲。拙者は、1991年にクレプスキュール=ビクターから出た再録CD(1曲60分19秒)を愛聴している。この最初の録音は、その長尺盤になれた耳にはちょっとせっかちに聞こえる。 今回、お奨めしたいのはB面「イエスの血は私を見捨てない」。この曲は、年寄りの放浪者が歌う、「Jesus' blood never failed me yet .his one thing I know, for he loves me so.Jesus' blood never failed me yet, never failed me yet 」という僅か25秒の歌をテープループにして繰り返したものに、室内管弦楽楽団の演奏を淡々と合わせたもの。「声だけで始まり、それはゆっくりと大きくなっていき、そしてグループごとに大変ゆっくりそして感傷的に、楽器が声に付け加えられていく。そして、全部の楽器が演奏され、曲は消えていくように終わる」。 とてもきれいな、メランコリックな伴奏が延々と付けられるわけだが、そのアンサンブルの中に、なんとデレク・ベイリーがいて、アコースティック・ギターで分散和音を淡々と弾いている。あの完全即興演奏しかしないアナーキストが、スコア通りに?である。それもとても儚く、淡く、優しく、丁寧に同じ演奏を繰り返している。拙者は、その音がとても好きである。 もともと、デレクとギャヴァンは60年代の中期、ドラムのトニー・オクスレーを加えたギタートリオを結成し、即興演奏の可能性を広げるための活動を、イギリスで先鋭的に行ってきた同士なのだ。ギャヴァンは途中から活動の中心を作曲へ向けたわけだが、彼らはお互いへの目配せを忘れてはいない。また、ギャヴァンはECMでの録音でも、演奏者にエヴァン・パーカー、ビル・フリーゼル等の即興演奏家を加えている。ジャンルとしては、現代音楽なのだろうが、決して高飛車でも、安普請でもない誠実な作品を作り続けている。 どちらの曲も、ただ延々と同じ調子で同じメロディを繰り返すだけなので、刺激的な音だけを聴きたい人には向かない。逆にひょっとしたら「癒される」かもしれない。だが、ここにも戦いはある。2曲とも素晴らしい曲だと拙者は思う。 The Sinking of the Titanic/Jesus's Blood Never Failed Me Yet
by jazzamurai
| 2008-01-06 01:18
| 無定見 クラシック三昧
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