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1981年10月12~13日、東京・日本コロンビア第1スタジオでのPCM録音。
板橋 文夫 (p) 1.いつか王子様が 2.ムサンドゥーサ 3.言い出しかねて 4.利根 5.渡良瀬 6.ミス・キャン 7.グッドバイ 板橋文雄32歳?の録音。本作は、森山威男(dr)4での活躍を経た後の録音で、彼の1stソロアルバム。音が良い。 山下洋輔とは違ったスタイルで、その絶頂期と優劣付けられないほど、情熱的な演奏をする。もっともっと評価されても良いピアニストだ。 本作は、1~3がスタンダード、4~7が板橋オリジナル。ビル・エヴァンスに代表される既存のイメージから大きく開放された「1」、リラックスした歌心のある「2,3」も勿論良いが、「4~7」のオリジナルがメチャメチャ良い。日本の川を題名にした「4,5」は力強い左手が大きな流れを作り、右手が大きく歌う。タイトル曲はとても雄大な曲調。板橋文雄は栃木県利根市生まれで、渡良瀬川は幼少から親しんだ川だという。本当に生々しく演奏している。 リフが印象的な「6」の後、最後の曲は名曲中の名曲。実は拙者、この曲を聴くために買ったのだ。浅川マキの「マイ・マン」に、彼女が詩を付けたヴァージョンが入っているが、この曲の切なさ、美しさには心を鷲掴みにされる。柳町光男監督の「十九歳の地図」という映画のエンディングに流れるらしい(見ていないので分からない)けれど、破滅的な映像の後にこの美しすぎるメロディと、ぶっとい二の腕から叩き出される燃えるような即興を聴かされたら、動けなくなること確実でしょうね。 この曲を書いた彼は本当に素晴らしい。 さて、今年も暮れました。 今年購入したLP、CDのベスト10でもやろうかと考えたのですが、順位を付けることの虚しさに捕らわれたので止めました。 来年が、皆様に幸多い年であることを願っております。良い音楽との出会いがあり、良い人との出会いがあり、世界中の子ども達が幸せにあり、地球が多くの生き物を育む星であることを願っております。 では、GOOD BYE! 渡良瀬
by jazzamurai
| 2007-12-31 03:41
| 無節操 ジャズ三昧
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