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1974年春。incus12。Derek Bailey (e-g,g) A1.Lot74 (22:00) B1.Together (2:15) 2.Pain in The Chest? (3:00) 3.Planks (4:00) 4.In Joke (Take 2) (4:00) 5.Improvisation 104(b) (6:00) デレク44歳の名演、名盤。一人即興演奏。 アンプとエレキ・ギターだけで作られる世界で、この音世界はこの瞬間以前には聴かれなかったし、これからも聴かれることはないだろう。 全ての曲が完全な即興演奏で、タイトルも即興的にデタラメにつけられた。 A面のアルバムタイトル曲の演奏が人類史上、最高に素晴らしい。ピックアップの拾い方でそうなるのかもしれないが、左右にめまぐるしくパンするエレキ・ギターの躍動感。アップダウンの瑞々しさ。ストーリーも、一過性の盛り上がりも無く、瞬間瞬間、何もない所に、飛び込んでいく潔さ。それが大洋だろうが太陽だろうが、気楽に泳いでいるような爽快感。 完全な自由の中にある、強烈な緊張感。恐ろしく広いダイナミズム。始まりもなければ終わりもない。ただ、中断があるだけの記録。素晴らしい、個の輝き以外の何物でもない。 だが拙者、最初、これを聴いた時は情念だと勘違いした。こういう無調の音を音楽として聴こうとした時、どろどろとした情念だと思って聴こうとした。だが、これは黒人開放運動と深く結びついたアメリカのフリージャズにあるような、情念から生まれた音ではない。極めて西洋的な考え方の行き着く先の、合理的なアプローチから生まれた音だと思う。 即興演奏の可能性の極地にある、何のイディオムにも属さない、完全なアナーキーなのだ。 拙者の大好きな、ブルックナー的なものの全く正反対のものだ。だが、この究極的にハイデッガー的なやり方も、拙者は大好きなのだ。 B面の短い演奏もそうだ。録音した場面が異なるだけで、“スタイル”は何も変わらない。だが、奏でている瞬間が異なるだけで、こうも立ち上る臭いは異なるのか・・・・。素晴らしい。 拙者、デレクの演奏は何枚か持っているが、全てレビューできるか、疑問。だって、やっていることは徹頭徹尾、何も変わらない。何時何処であろうと、デレクはデレクであるだけだ。場面が異なるだけで、どの演奏が好きだとか、何故かあまり聴かないなあとか、それ位の印象の違いがあるだけで、デレクは何時も素晴らしい。だから、きっと、どのレビューも「素晴らしい」の一言しか出てこないだろう。
by jazzamurai
| 2007-12-13 00:17
| 無節操 ジャズ三昧
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