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1975年11月、ウィーン、ムジークフェイラザールカルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン交響曲第7番 A1.第1楽章 (13:30) 2.第2楽章 (08:02) B1.第3楽章 (08:13) 2.第4楽章 (08:34) 2007年8月8日発売の、ユニバーサル・クラシック完全限定プレスLP。ドイツ・グラモフォンのオリジナル・マスターテープ使用、とあります。200gの重量盤。 拙者、この人のベト5とカップリングになっているCDを持っています。2002年9月25日発売の「New Super Best 101」という奴です。ご存じの方もいると思いますが、あのジャケットは最悪ですね。真っ黒の中に荒い写真のカルロスの顔と手がグレーに浮かび上がる。お化けですよ、全く。 このCDですが、全くもって音が良くない。以前、ちょっと書きましたが、第4楽章がタッタラリラリラではなくタッタラリララ~と聞こえるわ、低弦のオスティナートが全く聞こえないわ。 ヴァント先生の指揮のベト7を聴いて、やっと納得し、「カルロスって・・・・」と疑念を抱いていた訳ですが、ninaさんから教えてもらい、その指揮姿を見て、惚れ直していました。 それで、リマスタリング・レコードが出たから買ってみました。 どうでも良いですが、今、アナログ盤が流行ってきているらしいですね。団塊の世代の人たちが退職して時間ができたこと、子どもが家を出て、リスニング・ルームを設ける余裕ができたことが理由らしいです。押入に仕舞ってあったレコードを再び聴くようになった、とのことです。 このレコードもそういう風潮の一環で出されたのかもしれません。でも、ジャケットは圧倒的にこっちの方が良いと思います。何故、CDでもこっちのジャケを採用しないのでせうか。 聴いた印象ですが・・・・、やっぱり、こういうのって、音質って怖いですね。どの音源に当たるかで全く印象は変わる。CDとは全く違う演奏に聞こえます。断然、こっちの方が良い。CDにかかっていた霞がとれて、弦の艶と切れ、ティンパニーの打音の芯と輪郭、管の突出、低弦のオスティナートのうねり、全体の音の分離、迫力、湿っぽさ、全てにおいて全く違います。これだったら、どんな方にも自信を持ってお奨めできます。曰く「カルロス45歳の名演、名盤です」と。ダイナミックな第1楽章、若々しいメランコリーの第2楽章、可愛く踊る第3楽章、バカっ速い高速の、それでいてスコーンと見通しの良い第4楽章。わわ、ちゃんと、タッタラリラリラと聞こえます。どの演奏も本当に素晴らしい。レコードの持つ情報量はバカにできませんねえ。 一方で、最近、各社から出されているクラシック名盤の安売りシリーズは、音質の面でちゃんと配慮されているのか、とても不安になりました。安いもんでつい、グラモフォンの1000円シリーズを数枚買っているんですね。そのうちのジュリーニのブルックナー交響曲第9番は問題無いように思うのですが(先日、ジャケットが三度笠師匠のお尻の下に敷かれて、皺が行ったことを除けば)、アルゲリッチは何か迫力が無いように聞こえます。もしも、その印象は品質の悪さのせいで、ちゃんとしたリマスターを聴けば実は違うんだ、ということになると、いちいち買い直していたら拙者は破産してしまいます。 ひょっとすると大音量で聴けば解決する問題かもしれませんが、都市生活をする一般市民には自ずと限界があります。 クラシック初心者としては、できるだけ枚数に当たりたいと思う反面、こういう問題があるのなら、慎重に行かなければならない。なかなか難しいです。 みなさんはこんなお困り事は無いですか? ベートーヴェン:交響曲第7番 [12 inch Analog]
by jazzamurai
| 2007-12-04 21:46
| 無定見 クラシック三昧
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