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![]() ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団 ブラームス交響曲第1番ハ短調作品68 A1.第1楽章 (14:03) 2.第2楽章 (08:29) B1.第3楽章 (04:45) 2.第4楽章 (16:48) クラシック2連発すみません。ワルターの生涯は1876年9月15日~1962年2月17日ですから、古い録音だと思いますが、詳細は今のところ分かりません。これも、中古レコード屋で100円で買いました。CBSソニーの家庭用廉価版シリーズ版のうちの一枚でしょう。名画使えば良い、みたいな安直なジャケですね。しかし、100円でこの演奏に触れることができた拙者は幸運です。 拙者の今年最大の収穫がブルックナーの交響曲第9番であることは確かですが、同世代作曲家で微妙なライバル関係にあるブラームスの、交響曲第1番も人生の収穫です。 この曲の劇的な展開は本当に凄いですね。1855年の夏に作曲を開始、足かけ8年を経てやっと第1楽章が書き上げられ、その後12年の中断を経て、1874年に再開、1876年9月にやっと完成させたそうで、まる20年かかっている訳です。ちなみに1874年にはブルックナーの交響曲第4番ロマンティックの第1稿が完成しており、1876年は第5番に取りかかっている最中です。 ブラームスがそれだけ長い時をかけた理由は、ベートーヴェン的精神の体現という大テーマを掲げて、真正面から向き合ったからに他ならないと言われています。この曲は、無駄と思える瞬間が全く無いですね。ベトベンの第5や第9の様な構成をとっていますが、ベトベンの第9の様なちょっと無茶に感じる構成上、展開上の問題も無く、重々しい苦悩から哀愁、郷愁を経て爆発的歓喜に至る行程が本当に見事です。 シャルル・ミュンシュがパリ管を振った名演CDは現在、常に拙宅のDemioに積まれており、超ヘビーローテーションでかけられています(再生面が傷だらけになっとったけど・・・・)。 この演奏は、それに劣らない名演で、またも熱い熱い、濃い濃い。 ただ大きく異なる点は、第4楽章のエンディングでミュンシュは歩を速めるのに対して、ワルターはじっくりと行きます。この部分を物足りないと思うかどうか。優劣は付けがたい。後は趣味の問題ですので、拙者は切らないで三昧だけしておきます。 ブラームス:交響曲第1番
by jazzamurai
| 2007-11-27 02:53
| 無定見 クラシック三昧
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