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![]() January 6th 2006 - Peniiche Balle au Bond-Paris(6.) 仲野麻紀 (alto and soprano sax) 後藤理子 (piano) Rene Wolf (contrabass on track 4,5) 1.Ypérité (5'07) 2.Gary's Waltz (4'19) 3.Changement Inopiné (3'15) 4.Lumi (5'32) 5.Halo De Manteau (5'48) 6.Crubird (6'31) 7.War Orphans (6'02) 8.Inférence (2'54) ロシニョールとは小夜鳴鳥のことで、「夜に鳴く、そして2度と同じ鳴き方をしない鳥」とある。同じ演奏はしない、という意味か? 二人ともはパリ在住。仲野は林栄一に師事後、2002年からパリのコンセルパトワールで学んだとのこと。後藤は1997年からヘルシンキのコンセルパトワールで学んでいる。 まず、2曲を除いてオリジナルという点を評価したい。残り2曲は、ビル・エヴァンスが「You Must~」で取り上げていた「2」とオーネット・コールマン作の「7」。 仲野麻紀のサックスは、(現時点での印象として)ジョン・チカイを思い出す。パッと開放的に管が鳴った音じゃなく、落ち着いた湿りのある、内証的な音と演奏。 後藤理子のピアノは音数が少ない。が、自作の「4」の切れっぷりが良い。 14ページにわたる、とってもきれいなカラーのジャケット・スリーブに、解説として、沖至×佐藤真の対談が載っている。拙者としては「ああ、そうかな」と思ったので、紹介したい。つまり男と女の法悦の違いにありと。 沖「彼女たちの演奏は、しなやかで自然な音の満ち干に身を任せているような感じがあって、そこが聴いていて気持ちいい」 佐藤「男たちの音楽が、遠心力にまかせて外に向かう渦だとすると、女の音楽は絶えず内へ向かっていく渦。その渦の中で冷たい炎が燃えている」(佐藤さん、ホンマに上手く言うなあ) 派手に盛り上げたりする箇所は無く、今誰がソロでとか、あまり分からない。決して途切れない緊張感の中で、表裏は柔軟に入れ替わる。内証的に、淡々と進められるけれど、取っ付きにくい所はない。やっぱりパリな開放感があって、仕事帰りの一杯の時に聴いても、疲れは癒されるだろう。ヘタをすると、日本のお洒落カフェでかけられても違和感は無い。 でも、きっと引っかかる奴には引っかかるだろう。 良い盤だと思います。 おおらいレコード 仲野麻紀&後藤理子 / ロシニョール
by jazzamurai
| 2007-10-01 04:13
| 無節操 ジャズ三昧
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