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![]() 大西 順子 (p) Billy Higgins (ds) Rodney Whitaker (b) 1. Eulogia 2. The Shepherd 3. Summertime 4. Congeniality 5. Melancholia 6. Caravan 7. Roz 8. Switchin' In 9. Blue Seven 大西順子26歳か27歳の録音。京都生まれの東京育ち。都立国立高校卒業後、バークリー音楽院留学。89年同校を首席で卒業。92年に帰国。93年に1枚目「Wow」をリリース、本作が2作目。 彼女のデビュー辺りから美女系ピアニストが何人か出てきますが、まあ、この後に出てきた人はみんなカスですね。上原ひろみとか、山中千尋とかの何が嫌かっていうと、オリジナルを演らない、音がピラピラして薄っぺらいというのが嫌です。 それに比べると、大西順子のオリジナルはデューク、ミンガス、ドルフィー、モンクという名前を思い出してしまう硬派な曲作りに共感を覚えるし、指が重い感じでゴンゴン来るんですね。 本作でオリジナルは1,8。ということで、拙者にとってこのCDは特に1曲目のオリジナルがベストテイク。セルフレポートで「バロック的な」と表現しているけれど、低音からわき上がる、少し長めのこのテーマは、彼女のゴンゴンピアノを聴くにとても適している。9分という時を感じさせない、スリリングな演奏だ。 また、このCDを何時までも聴ける好盤にしているのは、この時57歳の名手ビリー・ヒギンズの存在。スウィングな感じではない、縦乗り系の跳ねた感じが非常に宜しい。亡くなったのはやっぱり勿体ないなあ。ベースのウィテカーも堅実な演奏。7曲目はウィテカーのオリジナルでとてもメランコリックな良い曲。サー・デュークの曲が2,5,6で、5曲目の演奏が良い。 大西順子はこの後、派手な活躍をしていくが、何か東芝EMIの気に入らないことをしたみたいで、シーンから干されてしまう。全く、あの会社は鬼束ちひろを干したことといい、何か旧態然とした、パターナリズムを感じるわ。嫌だ嫌だ。最近は向井滋春氏のグループに参加したりして、少しずつ演奏するようになっているらしいが、早いところ完全復活してもらいたい。そのために、早く東芝EMIの枷から離れて欲しい。 クルージン
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by jazzamurai
| 2007-08-11 16:27
| 無節操 ジャズ三昧
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