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![]() Giuseppi Logan (as,cl,fl,p) Don Pullen (p) Reggie Johnson (b-1,2) Eddie Gomez (b-4) Milford Graves (dr) A1. Mantu 2. Shebar B1. Curve Eleven 2. Wretched Saturday 「Bleeker Partita」が聴きたくてかけたのに、あれは1枚目の方か。だいぶ、記憶力が鈍っていますな。 ローガンの2枚目で、彼が30歳の時の録音。1、2曲目はESPレコード主催のタウンホール・コンサートのライブ録音。アルバート・アイラーの「Bells」と同じ日の録音と言うことになる。 相変わらずローガンは中音域をごにゃごにゃと行ったり来たりで、意味が分からない不敵さを湛えている。素晴らしいのはミルフォード・グレイブス。全く自由なビートを叩き出している。 3曲目はローガンのピアノ・ソロだが、酷く音が濁り、割れていて、何のことだかさっぱり分からない。全くのはったり、という訳でもなさそうで、弾けているのだけれど、ごにゃごにゃとこねたフレーズの連続が、出口を見つける気もなく、何処にも突き抜けない。 4「悲惨な土曜日」では、やっとローガンのアルトが聴ける。妙にメランコリックなテーマの後、出てくる音は、なんで、こんなにチャルメラな音なんだろう。拙者、アルトサックスは「切れ」で勝負する楽器だと思うのですが、この人の吹く音はその真逆です。 しかし、高速でぐるぐるととぐろを巻くアルトの後ろで、ミルフォードが非常に理性的なリズムの解体作業を大がかりでやっている瞬間のサウンドは、ちょっと他では聴けない。なにか、70年代のヨーロッパのフリーミュージックがやった、誰がリーダーでもなく、自発的に行われる集団即興演奏が、既にそこで行われてしまったかのような、ジャズの解体作業が行われている。 当時、即興演奏の場に、こんな自由(それは、不安でもある)を持ち込んだのは、スティーブ・レイシーの「森と動物園」かローガン・カルテット位なものではないだろうか。 万人には奨めないが、共演者も豪華なので(なんせ、エディ・ゴメスまで参加している)、60年代のフリージャズが好きな人は、必ず聴かなければならない盤だ。 More
by jazzamurai
| 2007-07-06 03:51
| 無節操 ジャズ三昧
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