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1963年12月9-12日、ウィーン録音。
第1楽章 Allegro moderato (15:36) 第2楽章 Scherzo. Allegro moderato (14:02) 第3楽章 Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend (21:46) 第4楽章 Finale. Feierlich, nicht schnell (19:49) 「アントン・ブルックナーの交響曲第8番ハ短調は、彼の交響曲のみならず、古今東西の交響曲における最高傑作に挙げられることもある名作である。80分の長大な曲であり後期ロマン派音楽の代表作に挙げられる。」(wikipedia) ということで、シューリヒト83歳+ウィーン・フィルによる、この名演・名盤を聴いてみました。 「シューリヒトの演奏スタイルは、基本的にテンポが非常に速く、リズムは鋭く冴えており、響きは生命力に満ち、かつ透明度の高いものであった」というwikipediaの現指摘は非常に正しいと思っています。非常にありがたいことに、この長大な名曲が1枚のCDに納められています(なんと、全体で71:19の短さ)。 ブル9を聴いた時も思ったのですが、これらの長い曲を演奏して弛緩する所が無い、また、妙にテンポをいじる所も無く快活な演奏なので、曲全体を覚えるのに、非常に適していると思います。 さて、曲ですが、まず、第2、第4楽章の金管の強いテーマに惹かれました。特に、第2章のリフが好きで、最近、道を歩いている時は、大抵、口笛でパーパパパパと吹いています(笑)。ブルックナーは第2楽章のことを「ドイツの田舎者」と呼んだそうですが、・・・・意味が分かりません。拙者には、星の戯れ、の様なSFな音楽に思えます。 第1楽章は、この曲=物語の全てを凝縮した様な曲で、非常に高揚した所から、最後の最後で真っ逆様に突き落とされ、葬送の様に終わっていく所が、正直苦手です。 第3楽章のアダージョは神秘的です。冥界を旅する様ですね。 第4楽章は、軍隊調のテーマの金管から始まりますが、様々に曲調を変えるので、少々混乱気味です。拙者、この辺りがまだ見通せてないので、「もうちょっとすっきりしてくれないかなあ」と思ってしまいます(まあまあ、まだブル初心者ですから)。17分40秒過ぎからの重いテーマが吹かれるコーダ辺りから、圧倒的な迫力です。でも、やっぱり混乱した雰囲気がするなあ。 この辺りの印象はまた変わるかもしれません。印象が変わったら、また書き込みたいと思います。 拙者の今の印象は置いておくとして、一人の人間が創造した芸術として、この作品は圧倒的な高みにありますし、人類の宝であることは確かです。また、無駄を排除して解りやすくまとめたこの演奏の価値も、未来永劫、下がることは無いでしょう。 カール・シューリヒト ブルックナー:交響曲第8番
by jazzamurai
| 2007-06-16 07:35
| 無定見 クラシック三昧
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