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![]() Disc1.シューベルト 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」 Disc2.ブルックナー 交響曲第9番ニ短調(原典版) ギュンター・ヴァント 指揮 北ドイツ放送交響楽団 ギュンター・ヴァント88歳、最後の来日時に、我々世界の音楽好きのために残していってくれた感動的ライブの映像。人類が永遠に保存すべき世界遺産ですよ、これは。 曲目は、2つの未完成交響曲。 ブル9はシューリヒト盤と比べて、かなりゆったりめ。拙者は最初、家族でブル9の第1楽章を編集画像編で見て、それから寝て、夜中3時頃起き出して、一人で「未完成」とブル9をヴァントの右前方方向から固定で撮影したアングルで見通しました。 もう本当に「素晴らしい」としか言葉が出てこないです。このお方は本当に、職人なんですね。右手の指揮棒で大きくテンポを出し、左手の手の表情、顎の動き、目線と眼光で微妙なニュアンスを指示します。テンポを動かす時は、事前に左手でテンポを示してスムーズに移行できるようにします。そのやり方が何とも丁寧、確実。 しかし、朝比奈とかを見たことが無いので、比較は出来ないのですが、式台までは付き添いがいないと移動できないのに、式台に上がったとたん、背中は曲がって痛々しいものの、鋭い眼光が発せられ、凄いオーラが出るというか、もう大変な緊張感です。そして、大きい振りで、淀みなく的確に、1時間近くかかるブル9を振り続ける姿を見ると、もう「凄い」「凄い」「凄い」と一人で唸らざるをえませんでした。 こんなに凄い音楽と演奏がこの世界にはまだあったんですねえ・・・・。 もう本当によぼよぼのジジイなんですよ。ジジイだけを1時間半見続ける訳です。でも、拙者はもう彼の指揮姿の格好良さに時間も経つのが惜しいほど、何時までも見つめ、聴いていたいと思いました。なんという凄い人間だろうか、彼は。 演奏が終わった後、ほら、よくドラマであるでしょう?みんな感動で拍手も忘れるというのを表現するために、しーんとした間を作って爆発的に拍手する演出。あれがね、現実的におこるのです。観客は終わった後の余韻を何時までも楽しむように拍手が出ない。そして、ゆっくり拍手がおきて、鳴りやまない。楽団員が去ってもやまない。ヴァントは5回もカーテンコールに応じる。 この演奏を生で聴けた人は本当に良かったですねえ・・・・。 演奏としては、ブル9は第1楽章の前半に少し乱れがあるようです(良くワカランが・・・・)。「未完成」の方は、一部の隙もない本当の名演です。 ギュンター・ヴァント : ライヴ・イン・ジャパン2000 追記:CDも出ていますが、ノイズ除去のやりすぎで、音が人工的になっている、との指摘があります。拙者は聴いてないので、良く分かりません。
by jazzamurai
| 2007-04-27 03:55
| 無定見 クラシック三昧
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