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![]() 第1楽章 Feierlich, misterioso 第2楽章 Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell 第3楽章 Adagio. Langsam, feierlich 交響曲第9番ニ短調は、ブルックナーの最後の交響曲。1896年10月11日に彼が他界したとき、第4楽章は未完成のまま残された。実演や録音では、完成している3楽章のみで演奏されることが非常に多い。(出典:Wikipedia) というわけで、amazon.co.jpで「ブルックナー」と入力すると一番初めに出てくるこの名盤を買ってみました。シューリヒト、81歳の名演です。 拙者の大好きなギュンター・ヴァントも、日本公演で振られ、感動の嵐を呼び起こしたとされる、このブルックナー最後の交響曲は、未完成で3楽章までとなっています。 シューベルトの代表作の未完成交響曲は、第1楽章が3/4、第2楽章が3/8のため、第3楽章のスケルツォが上手く書き進められなかったという説があり、第3楽章途中まで残された楽譜も、あまりパッとしないもののようで、以降の補筆も積極的にはされていませんが、ブル9については、複数の人によって、かなり執念をもって補筆・校訂作業が進められています。 現役指揮者の中では有名なニコラス・アーノンクールは、第4楽章を断片のまま演奏し、自ら英語とドイツ語で解説している様です(未聴)。 さて、このシューリヒトのブル9ですが、他のを聴いたことが無いので、指揮や解釈について言及することは出来ません。でも、凄く良い曲だということは分かります。古い録音で、ホントに若干、こもった感じもしますが、演奏も良いのではないでしょうか。 第1楽章は壮大で、かつ中身がぎゅっと詰まっており、25分間という長い曲ながら、間延びした部分は全くなく、1楽章聴いただけで、交響曲を4楽章分聴いたかのような凄い曲です。 第3楽章は色々な所で「ブルックナーの白鳥の歌」ということを書いてあるので、「聴くと泣いてしまうだろうか」と思っていたのですが、ただただ美しく、また迫力のある曲です。3分半過ぎに出てくる美メロが大好きです。最後、静謐に終わっていく所が良いですね。 でも、第1楽章の激情、第2楽章の戦慄、第3楽章の昇天の後で、何か物足りなく思ってしまいます。アーノンクールは、第4楽章の残された断片を演奏するCDの中で、それが「まるで月から降って来た石のように」超越的な音楽であると言っている様ですが、何か、昇天した後の大宇宙でも表現しようとしたのでしょうか・・・・。 ワカラン。今、拙者の中にはこの第4楽章を聴いてみたいという気持ちが高まっております。 サマレ、マッツーカ、フィリップス、コールス完成版 (1992年)というのがあり、それを1996年にフィリップスが単独改定した版を、ヨハネス・ヴィルトナーが指揮してナクソス・レーベルに録音した盤を注文しているのですが、なかなか来ません。やはり、作曲者の作品を補筆したものは、ある意味邪道と思われるのか、売れないのですかね・・・・。 第3楽章まで演奏した盤については、次はヴァントが北ドイツ放送響を振ったのを聴いてみたいと思います。 ブルックナー:交響曲第9番
by jazzamurai
| 2007-04-14 08:02
| 無定見 クラシック三昧
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