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1960年10月26日録音、Atlantic Records。
John Coltrane (Tenor & soprane sax) McCoy Tyner (Piano) Elvin Jones (Drums) Steve Davis (Bass) 1.My Favorite Things (Rodgers and Hammerstein) – 13:47 2.Everytime We Say Goodbye (Cole Porter) – 5:54 3.Summertime (George Gershwin/DuBose Heyward) – 11:37 4.But Not for Me (Gershwin) – 9:35 当たりました当たりました、アトランティック紙ジャケシリーズの特典、「マイ・フェバリット・シングス」のモノラルミックス。 聴き比べていますが、もともと、この盤のステレオミックスは音が悪いと言われているみたいですね。モノラルの方が、断然良いですよ。なんか、ステレオミックスの方は音が揺れてる感じがしますし、ピアノの音が割れていますが、モノラルミックスの方は、その辺りがかなり改善されています。ソプラノも、チャルメラ度が減退してサックスの音に聞こえるし。こっちのミックスを正規盤にした方が良いんではないでせうか。 拙者は、この曲に関しては、「セルフレスネス」に入っている63年のニューポート・ヴァージョンか、「ビレッジヴァンガード・アゲイン」に入っているヴァージョンの方が圧倒的に好きなのですが、なんかやっとしっくり来ました。 やっぱりインド風ですよね、この演奏は。「サウンド・オブ・ミュージック」でジュリー・アンドリュースが歌うこの歌を、コルトレーンがこんなモード・ジャズの長尺曲に仕上げたのを聴いた時、当時の人たちはやっぱり面食らったでしょうね。 おとなしく、変化が無い様に見えて、その実、複雑で微妙に変化するポリリズムを叩き出しているエルビンのスネア捌きは結構凄いですよね。 中間部のかったるいピアノソロも、よくよく聴くと5分過ぎからの変奏がキュート。 ポーターの名曲2も、ロリンズの演奏がベストという意見もありますが、拙者にとっては、この盤の演奏の方が曲の本質をよくとらえている気がします。 甘くない硬派な3、楽しく、明るく、それでいてシーツ・オブ・サウンド炸裂で吹きまくりの4。オリジナルにこだわった「ジャイアント・ステップス」とは真逆のアプローチで、名曲の本質をとらえ且つ己の表現を拡大するために手中のものとした意欲作であり、駄曲無しの名盤と言えましょう。 今出ている紙ジャケ24bitリマスターも割と良いとは思いますが、このモノラルミックスは、市場に出すべきと思われます。 ジョン・コルトレーン : マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)(紙ジャケット仕様)
by jazzamurai
| 2007-04-03 00:38
| 無節操 ジャズ三昧
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