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1974年6月2日、独 メルス・ジャズ・フェスにて実況録音。
山下洋輔 (p) 坂田明 (as, cl) 森山威男 (ds) A1.ミナのセカンド・テーマ B1.ミナのセカンド・テーマ(続き) 2.クレイ 同トリオ初のヨーロッパ・ツアーのライヴ盤で、硬派で知られるENJAからのリリース。 言わずと知れた、名高いフリージャズ・イベント、メールスでの演奏である。 まあ、この演奏を初めて聴けば、自ずと「カミカゼ」とかいう言葉が出てきても仕方無いですね。 山下トリオが好きな人は、坂田明+森山威男時代を最強と思っている人が多いはず。 特に、森山威男のこの疾走感と切れ味は本当に凄いですね。 この盤は、はっきり言って音が悪くて、ピアノの音は最悪ですが、太鼓の音が良い。 肉体派フリージャズなんて、という言い方もありますが、やっぱり格好良いです。 A面、重暗いコードに導かれて、クラリネットがテーマを吹くと、ピアノソロへ。 左手が重い録音のおかげで、悪い音でも不敵な雰囲気が醸し出される。 ドラムが加わりデュオ、ピアノが抜けてブラシによるドラムソロ。 ブラシが壊れるんじゃないの、と思えますね。 クラリネットが入ってトリオ、そして、ソロに、またトリオになってエンディングに向かう。 森山威男作のB1は、カシアス・クレイ=モハメド・アリをテーマにしたもの。 サックスの音がちょっとチャルメラ入っているけど、凄いスピード感ですっ飛んで行きます。 ・・・・くさしてますけど、拙者が初めてちゃんと山下トリオを聴いたのは、この盤。 サックスとピアノの音をよく聴いて、間にガチッとフィルを入れる森山威男の演奏は、 フリーの概念からすると、後退しているのかもしれませんが、この人の誠実さでしょう。 拙者は大好きです。あ、この時期の山下洋輔の真っ黒な音も大好きです。 もちろん、坂田明の音のでかさとタンギングの強烈さも。 演り散らかしているようでいて、テンションが緩んでいる所は全く無い。 スピーカーの前で座って聴いても良し、頭振って聴いても良しの傑作です。 Yamashita Trio : クレイ ← ら、これも在庫ねえぜ。
by jazzamurai
| 2007-03-12 23:09
| 無節操 ジャズ三昧
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