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第7番:1987年10~11月、第8番:1987年2~3月、第9番:1985年5~6月の録音、ハンブルグ。
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 Ⅰ~Ⅳ 交響曲第8番ヘ長調 Ⅰ~Ⅳ 交響曲第9番二短調「合唱」 Ⅰ~Ⅳ まだまだマイブーム継続中のクラシック。 最近、とみに気になる存在が、この眼力の強いジジイ、ギュンター・ヴァント。 1912年1月7日生まれ、2002年2月14日没。 1946年、ギュルツェニヒ管弦楽団、ケルン放送交響楽団等を指揮。 1982年、北ドイツ放送交響楽団を指揮。90年以降、急速に名声を高め、1995年、カルロス・クライバーの代役として、ベルリン・フィルに客演したシューベルトの交響曲第8番「未完成」、第9番「グレイト」によって一気に人気が出たというが、その時すでに83歳だった。 もともとシューベルトの「未完成」が好きな拙者が、何となくアマゾンで高評価の上記ライブを買って聴いてみた所、甘さを排した凛々しい演奏に感服致しました。 一方、「のだめカンタービレ」の影響でベト7(ベートーベン第7番)が好きになった拙者、アマゾンで最も評価の高いカルロス・クライバー(この辺りが、何とも運命的ですな)の第7番を買って、ますますこの曲にベタ惚れしてしまった。初演は1812年、「ワーグナーをして「舞踏の神化」と形容された生命感溢れる作品。各楽章ともそれぞれ基本となるリズムによって貫かれている」作品で、非常に”ロック”です。 それで、カルロスのベト7ですが、軽やかで若々しいロックな感じで評判通りとても良いのですが、拙者の好きな第4楽章のテーマが、タッタラリララ~タッタラリララ~って、どうもフレーズの最後が不明瞭に聞こえるんですよね。 それが気になっていたことと、このヴァント翁が気にかかっていたことが重なって、今回のベト全集Ⅲを買ってみたわけです。 本日、聴き通してみましたが、メチャメチャ良いですね、これは。やっぱり、ベト7の第4楽章はタッタラリラリラタッタラリラリラやったんですわ。アーすっとした。 ヴァントという人は、作曲家の直筆符にあたって作曲者の意図に迫るということと、テンポに厳しい、ということが特徴的といわれています。 はっきり言って、素っ気ないというか、妙な間や、意図的な盛り上げとは無縁の指揮者です。 でも削ぎ落とした音像から、曲の生が見えてくるような、清水でざばっと洗ったようなダイレクトさが出てくるようで、インパクトがあります。 特にこの第9には、拙者、いたく感動いたしました。歓喜の絶頂に至る最後まで、抑制されたテンポによって、オケが良く鳴っているように思えます。傑作です。 ギュンター・ヴァント : ベートーヴェン:交響曲全集III~第7番・第8番・第9番「合唱」
by jazzamurai
| 2007-03-09 17:41
| 無定見 クラシック三昧
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