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1962年7月16、17日、New York録音。Bill Evans (piano) Freddie Hubbard (trumpet) Jim Hall (guitar) Percy Heath (bass) Philly Joe Jones (drums) 1. You And The Night And The Music 2. When You Wish Upon A Star 3. I'll Never Smile Again - (take 7) 4. Interplay 5. You Go To My Head 6. Wrap Your Troubles In Dreams 7. I'll Never Smile Again - (take 6) エヴァンスがリバーサイドに残した最後の録音、らしい。 スコット・ラファロの死後、ベースにチャック・イスラエルを迎えたトリオの録音を、 久しぶりにこの年の5、6月に録音しているにも係わらず、ドラムとベースを代えて、 クインテットで録音している。 拙者、あまり期待してなかったのだが、非常に良い盤である。 当時、若干24歳のフレディ・ハバードの瑞々しさを聴くべきである。 これだけ上手かったら、クリフォード・ブラウンやブッカー・リトルの再来、 ぐらいには当時、呼ばれていたんだろうなあ。 70年代、80年代に、フュージョン・サウンドをバックに、 テクニックをだらだらと垂れ流していた彼とは雲泥の差がある。 若い真剣さ、程良い緊張感、ミュートしているのに輝き、立っている音。 それに比べて、ジム・ホールにはあまり感心しない。 なんか縦割りのフィリー・ジョーにも。(ま、この辺は趣味の違いです。) スウィングしているエヴァンスは、何か楽しそう。そういうのは珍しい。 エヴァンスにとって、フィリー・ジョーはアイドルだそうで、それが嬉しかったのかな。 まあ、この盤も、ジャズって楽しいな、と思える盤です。 ビル・エヴァンスはトリオ、と決めてかからず、聴きましょう。 ビル・エヴァンス : インタープレイ+1(K2HD/紙ジャケット仕様)
by jazzamurai
| 2007-03-05 22:28
| 無節操 ジャズ三昧
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