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1977年、ハリウッド。
Bill Evans:p Eddie Gomez:b Eriot Zigmund:dr ![]() 2. You Must Believe in Spring 3. Gary's Theme 4. We Will Meet Again (For Harry) 5. Peacocks 6. Sometime Ago 7. Theme from M*A*S*H (Suicide Is Painless) (以下、04年発のCDで追加) 8. Without a Song 9. Freddie Freeloader 10. All of You フリージャズしか聴いていなかった二十歳の頃、バイトしてたジャズ喫茶で聴いて 感動して以来、もう何度聴いたか分からない位、聴いている、ビル・エヴァンスの隠れ名盤。 ステレオの入れ替えや、配置換えの時は、必ずこれでチェックすることにしているが、 バランスのとれた録音と思う。 ピアノは少し残響のある美音系、ベースはピックアップのせいか、 少しぺらっとした軽い音だが、悪くない(時代のもの、という意見の人もある)。 ドラムは奥行きのある音だ。あまりバスドラを踏まない人ですね、エリオット・ジグムントは。 全体を軽く聞き流すと、メランコリックな印象で、女の子口説く時に聴く人もいるかもしれん。 しかし、よくよく聴くと、マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」か本作か、という位、 沈鬱の極み。 かつ、恐ろしい美しさに支配されており、聴き始めたら逃げ出すことは出来ないし、 聞き流すことも出来ない。これはBGMには使えません。 1曲目は1976年に亡くなったエレイン夫人に、 4曲目は1977年に自殺した兄ハリーに捧げられている、とのこと。 2曲目の表題曲がテーマ、エディ・ゴメスのソロ、ビル・エヴァンスのソロとも素晴らしく、 本作のベストテイクと思うが如何であろうか。 なお、66年から11年間共に演奏してきたエディ・ゴメスは、 この録音を最後にTrioを去った。 本作が発売されたのは、本人の死後1年後の1981年。 何故、ワーナー・ブラザーズは、こんなにも素晴らしい録音を、 ビル・エヴァンスの死後までとっておいたのだろうか。何か邪推してしまう。 なお、ボーナストラックのCD8曲目以降を聴く場合は、一度その前で切って、 余韻が消えてから聴かれることをお奨めします。特に9曲目は場違いです。 ビル・エヴァンス : You Must Believe in Spring
by jazzamurai
| 2007-01-07 21:21
| 無節操 ジャズ三昧
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