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Recorded November 1980 at Tonstudio Bauer,Ludwigsburg John Abercrombie(g) Richie Beirach(p) George Mraz(b) Peter Donald(ds) A1.Boat Song 2.M 3.What are the Rules B1.Frashback 2.To Be 3.Veils 4.Pebbles この時期、アバクロの組んでいたカルテットの3枚目らしい。 アバクロ、バイラーク、この組み合わせで明るい曲調になるわけがない、とでも言いたくなる、ちょっと暗〜い感じの、実にECMらしい一枚。 昔、ジャズ喫茶で働いていた時、このアバクロ・カルテットの3枚は、よくかけていた。 拙者としては、部屋の隅に光源があり、前のキャンバスの絵が分からない、変なジャケットの「John Abercrombie Quartet」の方が、より沈鬱で好きだった。 でも、この盤も、各曲の特徴があって、なじみやすいし、聴きやすい。A1なんか、マイルスの「In a Silent Way」の冒頭みたいだし。メンバーも、良いよね。ピアノはもちろんのこと、ベースのジョージ・ムラーツも、さすがビル・エヴァンズに誘われるだけあるよねの演奏、音質。 ヤン・ハマーと一緒にバリバリ弾いている盤より、やっぱりこっちの丹念にフレーズを紡いでいるアバクロの方が、拙者の趣味に合ってるかな〜。 しかし思うに、エレキ・ギタリストって、やっぱりプログレ・ロックの嵐を過ぎた後、1975年以降の人の方が、洗練されているし、特徴もあって、良いと思うんですよね。 ECMには数人のギタリストがいるけど、みんなプログレやハード・ロックの影響を受けてるよなあ、と感じさせる人ばかり。 そして、エフェクター、アンプの使い方が上手いというか、みんな、音が良いんですよね。 ウェス・モンゴメリー以前のギタリストって、やっぱ音質があまり良くないと思うんですが、この辺は拙者の勉強不足なんやろか。 PS.しかし、amazonに無いってないわ〜。
by jazzamurai
| 2013-05-27 22:42
| 無節操 ジャズ三昧
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