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皆様、非常にご無沙汰しております。
明けまして、おめでとうございます(って、幕の内もとっくに過ぎていますが・・・・)。 言い訳しますとね、このBlogの更新がままならなくなったのは、夜更かしができなくなったことが原因だと思われますね。 というのも、拙者、以前は午前8時に起きりゃ、ゆうゆう始業時間に間に合ってたんですよ。だから、就寝時間は午前1時~2時で十分だった訳です。 ところが、夏の終わり頃から和太郎さんの野球の朝練に付き合いだしたものだから、朝6時半には目覚ましかける訳です。 そうすると、寝るのは0時前後。しかし、午後10時半位までは「早う宿題やれ」だの「早う公文やれ」だの、「One Piece」の鑑賞会だの、もう全然時間が無い訳です。 まあ、楽しいから良いですけど。 ところで、先日、ヤフオクで長い間店晒しになっていたMarie Mcdonaldの「The Body Sings」という、ジャケットが有名なレコードを2,000円という安価で買いました。 このレコード、全世界のお色気ジャケットコレクター、ちがうちがう、女性ジャズボーカルコレクターの垂涎の的らしく、やたら高いのね。にも関わらず、2,000円だったのは、 ![]() ![]() ![]() ご覧の通り、ジャケットがボロボロだったから・・・・。表ジャケに剥がれが数か所。特に、このジャケットの大きな売りである足の剥がれがコレクターの心象を悪くしているのでしょうね・・・・。 それと、下辺はほぼ全割れ、上辺も半分まで割れ、背は下半分が粉々でした。 さて、年末の暇だった日に、このジャケットの補修をやってみました。 ![]() まず、背景を塗ります。黒に少々白を加え、少し赤味も加えます。パレットが無かったので、いらないCDプラケースを代用。 ![]() ここまでは、まあ、できるわな。問題は足です。 ![]() ごめん。やっぱり火傷したみたいな程度にしか治せません。 ![]() ということで、今回はここで止め。また気が乗ったら、やり直すかもしれません。ツヤを出すため、クリアーのコーティングもしてやる必要あるかな。 次は3辺です。 ![]() 下辺はかなりボロボロ。この断片を丁寧につなげて貼ります、などという時間は拙者にはありません。 なので、剥がれかけの部分はカッターでそぎ落とします。わはは。 ![]() キレイに剥がされました。というか、このジャケット、上辺、下辺は下地を丸め込んでいなくて、貼りだけで上辺、下辺が形成されています。こりゃ、すぐ割れるに決まってます。 お次は、画材屋さんで売っている、日本画の紙をボードに貼るための水性糊の付いた紙テープの登場です。これは、あるジャズ喫茶のマスターに教えてもらった技です。 このテープは水で濡らすと恐ろしく粘着力がでます。乾いたら接着面は固くなります。湿気のあるところに巻を放っておいたら、固形に固まってしまうそうです。素晴らしい。 ![]() なので、テープを濡らすと扱いに困るので、ジャケットの中の片方を濡らし、半分貼って、少し時間を置いてテープを折り返し、ジャケットの中のもう片方を濡らして貼り付けます。このテープは鋏では容易に切れますが、ちぎるのは力がいります。頑丈なので、ジャケット補修に最適です。 上辺はカバーの断片が殆ど残っていたので、下辺と同様に貼り付けてから、カバーの断片を巻き込んでやりました。背は、表題が残っていた上部だけ巻き込んでやりました。 画像はありませんが、たっぷり目の木工用ボンドで貼り付けた後、水を含んだガーゼで撫でて、余計なボンドをふき取ります。ジャケの断片で隠せなくてボンドが露出している場合は、サランラップでラップ療法をやります。 ![]() 乾くの待つ間に、ジャケットの染み抜きをします。キレイで、使い道のない布(拙者は着古しのTシャツを使用)にリゲロンを垂らし、拭き拭きします。ただし、拭き過ぎに注意です。色が抜けます。破損個所も触らない方が良いです。汚れが染み込みます。また、カビ系の紙魚はとれません。 ということで、以下、出来上がりです。というのは、嘘で、画像はPhoto Shop 7で加工しました。これ使えば火傷も治せるんですけどね・・・・。 ![]() Marie McDonald(vo), Hal Borne(orchestra director) A1.Embraceable You 2.How Deep Is The Ocean 3.You'll Never Know 4.I Got It Bad (And That Ain't Good) 5.Bill 6.Paradise B1.These Foolish Things 2.Don't Blame Me 3.It Had To Be You 4.He Took Me By Storm 5.I Don't Know Why 6.Falling In Love With Love さて肝心の盤ですが、水で拭いたらそこそこキレイで、出品者の評価はVG/VG+でしたが、まあVG+/VG++位はあげても良いかな、という感じでした。 wikipediaで調べると、マリー・マクドナルドは、1923年7月6日生まれ、1965年10月21日死去で、42歳で亡くなっている。「ボディ」との愛称で呼ばれて、「美しいボディ」で知られているアメリカの歌手兼女優だった。奔放な私生活で知られ、drugのoverdoseで死亡した、とあります。 盤の内容は・・・・、ジャケットの印象からは全く窺い知れない、落ち着いた、50年代のハリウッドの音楽って感じです。ただねえ、アレンジがゴージャス過ぎて、なんだか落ち着かないというか。それと、拙者、声が低い女性は大好きなのですが、ちょっと低すぎかなあ・・・・。 何だか違和感、感じます。芝居がかってるんですよね、何だか。装丁と盤と声が、パッケージとして全部一致しない感じ。 これ聴いてほっこり、という感じはしないです。34歳の女性の声という感じはしない。なんだか、もっと、やさぐれた影を感じます。悪くはないんですけど・・・・。 ということで、拙者としては、洒落で持っている位は良いか、って感じで、2,000円で丁度だと思います。
by jazzamurai
| 2012-01-16 23:29
| 無抵抗 女性歌手三昧
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