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![]() Eric Dolphy — flute, bass clarinet, as Ron Carter — bass, cello George Duvivier — bass Roy Haynes — drums A1.Out There (Dolphy, Mingus) – 6:55 2.Serene (Dolphy) – 7:01 3.The Baron (Dolphy) – 2:57 B1.Eclipse (Mingus) – 2:45 2.17 West (Dolphy) – 4:50 3.Sketch of Melba (Randy Weston) – 4:40 4.Feathers (Hale Smith) – 5:00 いやあ・・・・、金欠です。 「貧すれば鈍する」と言いますが、この言葉は真実ですよ。有りすぎてもいけないが、無くても困るのが金。「住んでも恩恵がなく、税金ばかり高く、住むのは唯の趣味」と言われる京都市民にとって、やはり金は大事。それも、趣味を続けるにおいては。 って、要するにLP買い過ぎでお小遣いが無いわけです。そこで、手持ちの盤のうち、ちょっといらんかな~、っていう盤を数枚ヤフオクに出しました。 その中に、本盤を混ぜようとしたのですが、トラブルチェックのため聴いてみたら、あまりに内容が良いので出品を止めました。 「良いに決まってるやろ!なんで売んねん!あほ」と仰いますな。冒頭に掲げているジャケ写は確かに「Out There」prestige再発のものですが、これはネット上から借りてきました。 実は拙者が持っている盤はRudy Van Gelderさんがカッティングを誤って、「Outward Bound」だと思って「Out There」をカットし、番号を掘ったもので、ジャケットもラベルも「Outward Bound」prestige再発のものという超~奇盤なんです(紫のジャケで、アルトをくわえるドルフィの右側の横顔が写っているもの)。 god-zi-lla師匠は「わはは。「Out There」ジャケの「Outward Bound」を探しましょう」と仰って下さいましたが、そんな奇盤が他に存在するとも思えず、また、トライデントマークが丸の中に入っていたことから、疑似ステレオだとばっかり思っていたわけです。 しか~し、聴いてみると、ドルフィが左から、ロン・カーターが右から聞こえてきます。ドラム、ベースは中央です。デュビビエさんの野太いベースもしっかり鳴っています。ひょっとして、この盤は元からマルチトラックで録音されていたのでしょうか? とても音が良いです。フレッシュだし、びっくり。 実は「Out There」って、好きじゃなかったんですよ。ドルフィにはピアノがあった方が拙者は好きなのです。それに、調子っ外れのロン・カーターのチェロがやっぱり好きになれないし。 B面の4曲も印象が散漫だと思っていました。 でも、やっぱり良いですね。A1のロン・カーターのソロが終わった後に出て来るドルフィの長尺のソロ。どんどん熱気を帯びてくる、あの感じ。聴いている拙者も興奮してきます。 今日聴いて初めて良いと思ったのは、ランディ・ウエストン作のB3。フルートの音がふくよかでとても良い。60年でも、こんなに管を鳴らしていたのだ、と改めて知りました。 A4のアルトによるバラードも良いです。・・・・共演がモンクかマル・ウォルドロンならもっと良いに違いないでしょうが。 デュビビエ、ロイ・ヘインズのコンビは強力で、今聞くと、コード楽器の不在は、全く気になりません。相棒が何故ロン・カーターか、という問題はよく分かりませんが(引き立て役としては良い)、やっぱりこの盤は良いですね。 とにかく危ない危ない。「鈍する」ところでした。出品は急遽取り止めです。さあ、しっかりシマシマしとこう。そして、RVGあー勘違いの「Out There」ジャケ+ラベルの「Outward Bound」があると信じて探し続けることにしよう。オリジナルのNEWJAZZ盤は高すぎるので、手を出す気はないです。Wizardのイラストもそんなに好きじゃないし・・・・。フン!っだ。
by jazzamurai
| 2011-09-26 23:10
| 無節操 ジャズ三昧
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