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Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 9, 1964John Coltrane (ts) McCoy Tyner (p) Jimmy Garrison (b) Elvin Jones (d) A1.Pt. 1: Acknowledgement 2.Pt. 2: Resolution B1.Pt. 3: Pursuance 2.Pt. 4: Psalm 暑いですね~。皆様、体調は如何ですか。拙者、寒いのが大嫌いなので、夏は大丈夫です。なんせうち、クーラー一機も無いもん。というか、使えないの。 いや引越し当初は2機とも使えたんですよ。でも、昔の人が残していったもので、どうも、フロンが抜けてしまったようなのよね。管理不行き届きとはいえ、大変環境に悪いことをしてしまいました。 しかし、寝苦しくて困るということは、年に3回あるかどうか。今年は、まだ無い。高野川沿いの我が家の夜は、まだ涼しいでござるよ。 ということで、本盤ですが、きっと、今後、何回も取り上げることになるだろうから、最初は簡単に行きます。 ちゃんとしたImpulse盤が欲しくて、手頃なのを探していたのですが、ステレオのオレンジ盤艶なしラベルを2,200円で得ました。ただし、ビニ焼け部分あり+ブート音入り。ジャケットも汚れてる。よく考えりゃ、裏面撮りゃ良かった。一緒の写真なんだから。 何回か、書いていることですが、高校二年生の時、初めて買ったコルトレーンがこれだった。ビクターの2,000円シリーズだったかな。買った帰りに当時大好きだった女の子と帰り道が一緒になって、大人ぶって話していたような感じだけを覚えている。これを安くで手放してしまって、ちょっと後悔しています。 正直、拙者の中でコルトレーンは、「至上の愛」前と以降でバッツリ分かれていて、前には殆ど興味がなかった。聴いてても、お勉強している感じ。・・・・殆どのコルトレーン・ファンと全く逆の聴き方ね。 しかし、本盤も、最初、全く良さが分からなかったし、コルトレーン好きとして、ファーストチョイスの盤ではなかった。なんか、まずコンセプトがあって、スタジオでおとなしく録った感じがしていたのね。 でも、年取って、耳が肥えてきたせいか、この落ち着いた中に秘めた、魂の熱さを、ゾクゾクするほど感じるようになってきたわけね。 特にそれが、このImpulseのVAN GELDER刻印盤を聴くと、とても身近に感じるわけです。 特に、今まで拙者の耳に全く聴こえていなかったジミー・ギャリソンのベース。とてもぶっとく、無骨に響いてきます。エルヴィンのスネアの跳ねた音も。今まで聴いてた邦盤やCDとは全く違うものです、これは。このレコードのエルヴィンはよく聴くとホンマに凄い。こんなにフレーズに絡み、否応なく鼓舞されてしまうドラムを聴いて、熱くならない方がおかしいっつーの。特にA2、B1。そのうち、B1の、コルトレーンのソロになってからの、破綻すれすれのドライブ。まるで高速カーチェイス。これが邦盤を聴いていた時は、凄く神経質な印象を持っていたの。けど、実は、もっと血沸き肉踊るスリルだったのね。 A2のテーマの所で、1、2、3、4パン、って感じのピアノとドラムのキメが大好きなのですが、その躍動感も全然違った印象を受けます。A1の、みんなで「A Love Supreme」と歌っている箇所も、なんか、恥ずかしげにぼそぼそと歌っている印象だったのが、誠実さをとても感じたりしてね。 耳が肥えて、聴こえていなかった部分に思いを至らせることが出来るようになったのかもしれませんが、でも、やっぱりImpulseのVAN GELDER刻印盤の情報量は、邦盤の廉価盤とは全然違うと思います。 今まで何回聴いてきたか分からないコルトレーンを改めて聴いて感動し直せる幸せよ。 でも、やっぱり聴かないにせよ、邦盤は手元に置いておくんだったなあ・・・・。
by jazzamurai
| 2010-07-29 00:33
| 無節操 ジャズ三昧
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