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RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, March 1, 1961
Oliver Nelson (ts, as, cl) Eric Dolphy (as, bcl, fl) Richard Wyands (p) George Duvivier (b) Roy Haynes (d) A1.Images 2.Six And Four 3.Mama Lou B1.Ralph's New Blues 2.Straight Ahead 3.111-44 これも「輝かしいドルフィの61年」の一枚。拙者のは紺ベタのモノラルです。一週間前がオリヴァー・ネルソンの「 The Blues And The Abstract Truth」セッション、16日後がブッカー・リトル「Out Front」セッション。どちらも大名盤、その間に挟まれた若干目立たない盤だが、やっぱりこれは良い盤だろう。 ネルソンの作る曲って、なんか全部ちょっとファニー、で、ブルースフィーリング。リフが基本で、泥臭い感じがする。 A1、ゆったりとミステリアス。ネルソンのアルトはアーシー。ドルフィのバスクラも色っぽいけど、やっぱり上下を激しく行ったり来たり。よーそんなフレーズを思いつくな、と感心する。 A2、リフから作られたブルース。ネルソンのアルトはゆったりと黒い。ドルフィのアルトは、ブルースだろうがなんだろうが、やっぱりドルフィ。この突拍子の無い違和感が素晴らしい。 A3、最初はフルートでゆっくりと。途中からちょいとファンキーな、かつ入り組んだテーマを軽快に演奏。ネルソンのアルトも良いけど、やっぱりドルフィのぶっ飛んだアルトのソロが最高。 B1、簡単なリフがテーマ。ミディアムテンポの中をドルフィのバスクラが高速でかっ飛ばす。ネルソンのテナーは豪快にホンカーな雰囲気ですけど。まったくちがうよね、この二人のプレイは。 B2、この盤最大の聴き物のタイトルナンバー。込み入った高速フレーズのテーマをユニゾンで吹く二管を聴くだけでウキウキする。最初はネルソンのアルト。結構、軽やかでテナーとは違った印象。続いてドルフィの切れ味の鋭いこと。なおかつまー、短い時間内にぎゅうぎゅうに押し込んで、きりっと終わるところがまたカッコいいんよ。ピアノソロの後のフォーバースがめちゃカッコいい。短いドラムソロも。 B3、ミディアムテンポの曲で、ドルフィはバスクラ。これは比較的にリラックスして吹いてるかな。 ドルフィって、彼自身も常にホットですが、共演者に火を付ける天才なんだと思う。ドルフィのいる場所には必ず独特の良い感じの緊張感が漂い、演奏は熱くなっていく。その雰囲気自体がドルフィ参加盤全てに共通する良いことだと思う。 あと、この盤はピアノ、ベース、ドラムが良いです。ヘインズが良いのは何時ものことだけど、この全然知らない、リチャード・ワイアンズのピアノが良い。 ジャケのデザインが、オリジナルのくせに再発っぽい雰囲気を漂わせているのが、名盤と呼ばれない理由なんですかね。でも、かなり良いと思います。 Straight Ahead
by jazzamurai
| 2010-05-31 21:58
| 無節操 ジャズ三昧
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