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14日(金)も代休もらって、のほほんとしてました。
午後から何を思ったのか突然、TOHOシネマズ二条に、単独で「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」を見に行きました。 面白かったです。というか、ちょっと感動・・・・? 何処が、と言われると、ネタバレになってしまうのですが、もう公開から大分経つから良いかな・・・・ 1.まず前半の盛り上がり場所、三木清良のコンクールの場面、清良を演ずる水川あさみちゃんの弾き姿が凄く良かった。よっぽど運指の練習したんだと思うなあ、テレビの時はホントに拙い感じで弾いてた演技だったのに、映画では実際に弾いているとしか思えなかった。凄い迫力あったなあ。あの迫力は嘘もんじゃないなあ。大きな飛躍デス。 2.やっぱり上野樹里ちゃん扮するのだめが、シュトレーゼマン(竹中直人)の指揮でショパンの協奏曲第1番を演奏する、本編の山場。樹里ちゃんの弾き姿が素晴らしい。こちらも相当練習したんだろうなあ、と思った。ラ・フォル・ジュネ金沢(sandgasa師匠のblog参照のこと)でも、生で聴いたのですが、この曲は良い!!こんな良い曲を最近まで知らなかった自分が恥ずかしいですわ。この曲が、物語の中で大きな存在感を示しています。つまり、ベトベンの第7番や、ブラームスの第1番のように、ここで弾かれた曲はこれでなくてはならない、これ以外の曲であってはならない、という存在感です。 のだめはソン・ルイと千秋真一に、いかにものだめっぽい曲=ラヴェルのピアノの協奏曲を、自分のイメージ以上に演じられて落ち込みますよね。そして、いかにも天才女流ピアニスト=ソン・ルイが弾きそうな曲=ショパンの協奏曲第1番を、全く自分っぽく弾いて大きな賛否両論を受ける。このイメージのクロスが大好きです。二ノ宮知子はよく書いたと思います。 ソン・ルイ役の山田優ちゃんの弾き姿は、やっぱり拙い感じでしたね。メイキングを見ていると、結構弾けてるのかな、とも見えるのですが、ちょっと役者として迫力不足。胸の谷間は良かったですけど。でも、ソン・ルイって、やっぱり山田優だよね。 樹里ちゃんは前にも増してリアルでした。この子の根性は蒼井優と同じ位凄いと思うわ。この二人に、綾瀬はるか、の3人は、拙者の大のお気に入りです。 そういえば蒼井優ちゃんはヤドヴィの吹き替えで出てましたね。映画の不満はまさにヤドヴィの役回りで、そこがちゃんと録れてなかった。もう一度、ピアノに向かっていく過程が、ですね。あと、エンディングはやっぱり、漫画と同じお城でのピアノコンサートにして欲しかったなあ。 まあ、あの長い長~いキスシーンも、古典的ですが、結構良かったですけどね。 前半の余計なシーンをカットして、主人公たちの心の動きをもっと丁寧に録って欲しかったと思いますが、でも、最初の2006年10月16日開始のテレビドラマからずっと、彼等、活きの良い若い役者さんたちの演技を見てきた拙者にとって、今回のFINはなかなか、感動的なものでした。クラシックの良い曲もいっぱい教えてもらって、二ノ宮知子と玉木くん、樹里ちゃんには感謝しています。
by jazzamurai
| 2010-05-15 00:39
| 無定見 クラシック三昧
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