カテゴリ
全体 無節操 ジャズ三昧 無秩序 プログレ三昧 無抵抗 女性歌手三昧 無頓着 男性歌手三昧 無定見 クラシック三昧 無見識 オーディオ三昧 無脈絡 漫画三昧 無礼講 アルコホル三昧 無頼漢 広島カープ三昧 丸腰日記 未分類 タグ
ジョン・コルトレーン(19)
エリック・ドルフィ(14) スティーヴ・レイシー(13) ブラームス(11) ブルックナー(11) 和太郎(11) エルヴィン・ジョーンズ(9) 安ワインどうじょ~(9) チャールス・ミンガス(8) ギュンター・ヴァント(7) チャーリー・ヘイデン(7) トニー・ウィリアムス(7) ベートーヴェン(7) マックス・ローチ(7) 観戦記(7) マイルス・デイビス(6) 富樫 雅彦(6) ブッカー・アーヴィン(5) 山下 洋輔(5) 緒方 孝市(5) フォロー中のブログ
日々。生きる現代文学 加藤わ呼三度笠書簡 swingin' god... ラッコの日記 きょうも散歩気分 塩るいじの惑星少年 彷這バラッド ジギタリスレコード喫茶部 kenjiro-t-maker 京都のジャズ喫茶 Jaz... パスタレシピ * gra... うらたじゅんの道草日記 ジャズ侍のブログ小説 ~... バーバーバーゲツヨウバタケ マcosmixのcosm... リンク
外部リンク
最新のトラックバック
以前の記事
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() アントン・ブルックナー 交響曲第9番 ニ短調 (原典版) 第1楽章 23:59 第2楽章 10:25 第3楽章 23:39 先日、マーカス・ボッシュ+アーヘン交響楽団のブル9について書きました。 ボッシュ指揮 第1楽章 19:56 第2楽章 10:45 第3楽章 18:49 + 第4楽章でした。 その後、ふと、ジュリーニ+ウィーン・フィルのブル9を聴いてみたのですが・・・・、拙者ら一般人にとって時間とはやはり相対的なものなのですね。とてつもなく鈍重に感じられ、最後まで聞き通すことが出来ませんでした。 ジュリーニ指揮 第1楽章 28:02 第2楽章 10:39 第3楽章 29:30 前にも書きましたが、歩みが遅いに加えて、つながりがちょっとシームレス、音も分厚いので、なんかもう、回転が間違ったレコードを延々聴いているような感じでした。amazonで同曲を検索すると、必ず上位に顔を出す盤であり、支持する方も多いと思いますので、もうこれは、どうしようもない、現時点でのjazzamuraiの感覚だ、ということで、お許し頂くか、無視して頂きたいと思います。 それで、ふと、じゃあ、この両者の間くらいの演奏時間じゃどうなんだと思い、持っていながら、今まであまり聴いたことのない、ヴァント先生の78年の演奏を引っ張り出して聴いたところ・・・・、なんだかもう、第1楽章の冒頭からすぐ、拙者の頭の中の霧をすっかりと取り払うかのごとく、鮮明で、はっきりくっきり、「音楽における宇宙的な秩序」が展開され・・・・、なんだか、とっても気分良く聴けました。春の爽やかな風に吹かれるが如しです。 最初に聴いた時は、「ヴァント先生も、少しお若い時は性急な演奏をなさったのだな」という位にしか思わなかったのですが、こんなに良い演奏だったとは・・・・。時間も、適した速度と思います。全く違和感を感じません。 第7番までついて2枚組み2,520円。なんだか、得した気分です。 88年からのライブ版選集もめちゃ良いと思いますが、70年代後半からの一連の三大B+シューベルトのスタジオ録音全集は、見通しのよさという点では、とても価値のある録音だと思うんですよね。余計な味付けのないところが素っ気無くも聴こえますが、指揮者という介在者が、作曲家とリスナーの間で極力余計なことを言わないようにしている、仕事の堅実さがとっても良い。 舩木篤也氏の解説でもこの盤の印象は「全オーケストラ声部の鮮明かつ潔い鳴りっぷり」と書かれています。また、「スコアに対するこの指揮者の"硬派"な態度をダイレクトに、最も鮮やかに体験したいとなれば、この全集を措いて他にない」とも。正に拙者の印象もそのように感じます。 ブラームスの第1番についても、この前から、この時期のスタジオ録音版をよく聴いています。ミュンシュ+パリ管はそりゃめちゃめちゃ良いですけど、ヴァント先生や、ベーム先生のすっきりとした演奏も、なかなか良いなあ、と思えるようになってきました。 やっぱクラシックは良いですね~。 ブルックナー:交響曲第7番&第9番
by jazzamurai
| 2010-03-22 11:34
| 無定見 クラシック三昧
|
ファン申請 |
||