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![]() HORACE PARLAN (p) GEORGE TUCKER (b) AL HAREWOOD (ds) 1.US THREE 2.I WANT TO BE LOVED 3.COME RAIN OR COME SHINE 4.WADIN' 5.THE LADY IS A TRAMP 6.WALKIN' 7.RETURN ENGAGEMENT (2011.2.12一部改編)パーラン29歳、タッカー33歳、ヘアウッド37歳の傑作。 本盤を始めて聴いたのは、2009年の晩秋、BARBERBARの新しい(古い)システムででした。 上手な人に髪を切ってもらいながら、良いジャズを聴くというのは、めちゃ癒されますよね。 兎に角、ベースの野太さに安心する。この盤の良い所は、三者が対等なところだと思う。パーランのピアノは、彼の障がいの問題もあって、キラキラと派手、ではない。左手が、限られた右手指の押さえる音をフォローして、音の塊として、場を形成する。不器用なピアニストとして、拙者は、マル・ウォルドロンが大好きだが、彼とは違う、不器用なピアノの良さを感じる。つまり、バド・パウエル系の、右手と左手がバラバラで、右手だけ器用に奏でてる、という、冷静に考えたら違和感のある世界とは違って、トータルに訴えかけてくる。 映像で見たことあるけど、普通に考えたら、ピアニストとしてありえない位、彼の右手指は動かない。映像で見たら。でも、このCDで奏でられている音を聴く限り、タイトル通り、三人組みとしてのグループを作ることを目指して、こういう音作りをしている、という風にしか、聴こえない。それが良い。 誰が上手い!!とかじゃなくて、全体でカッコいい、感が、結構来てる。 特にやっぱり、「1」の入りのタッカーのベース。リズムに転じる時のヘアウッドのブラシ、切り込むパーラン。かなりカッコいいんとちゃうの。そして、ピラピラピラピラと軽やかに亜流のテクニックをひけらかすのではなく、ドカンドカンと愚直な音の塊を展開していくピアノだからこそ、あれほどのエネルギーを感じるんだと思う。 そして、「2」。パット・ボウイちゃんの名唱とも並ぶ、男のためのバラード。無駄な音の無い、削ぎ落とした感じが良い。 リラックスの「3」、ベースとリムショットが「jazz」な感じの「4」、4分過ぎからのウジャウジャウジャウジャって、ありか?って思うけど。小粋な「5」。ブルースの「6」、ちょっと不思議な感じのオリジナルの「7」と、まあ、よく出来たジャズです。やっぱ、大音量で聴いて、酒飲まんとね、こういうの聴く時は、っていう感じかな。 一方で、ちょっと、LP市場の値は張りすぎじゃないか、と思う。高すぎる。東芝EMI盤でも、結構します。だから拙者、最近値崩れ激しい、紙ジャケCDで買いました。軽~い気分で聴くには、CDも良いもんですね。東芝EMIですが、RVG自身によるリマスタリング、ということで、24bit、です。(その後、2010年11月、diskunion御茶ノ水館で東芝EMIのLP購入。) ということで、もう、あんまり決めないでおこう。CDか、LPか、なんて。出会いで行こう、っという感じですね。 アス・スリー アス・スリー
by jazzamurai
| 2010-02-02 01:09
| 無節操 ジャズ三昧
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