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1954.RVG.DEBUT
Hazel Scott (p) Charles Mingus (b) Max Roach (dr) A1.Like Someone in Love 2.Peace of Mind 3.Lament B1.Jeep Is Jumpin' 2.Git Up from There 3.Foggy Day 「彼女は実に美事なピアノをひいた。私は休暇をとり、ヘイゼル・スコット嬢は職を得た。」とレディ・ディは書いた。 ヘイゼルは1920年6月11日生まれ。女優、歌手、ピアニスト。経歴からすると、かなり後の方になるこの盤は、とても素晴らしい。 ヘイゼルは、1950年7月3日から9月29日まで、テレビ番組「H・スコットショー」を持っていた。しかし、共産党員支持者であったとして訴えられて、中止された、とwikipediaにあった。 何のことだかよく分からないが、しょうも無い話だ。そんな逆境を跳ね返すが如く、この盤の圧倒的な伸びやかさ、豊かさ、明るさ、技術の卓越さは、本当に素晴らしい。 脇を固めるは「two-top flight jazz musicians」の、ミンガス、ローチ。こいつらの堅実さ、懐の深さがまた良い。なんやあんた等。62年9月のデュークとの盤「ジャングル・フィーバー」ではガチンコ対決しとったくせに、カワイコちゃんが間にいると、こんなに優しくなるんかいな。エロいな~ホンマ。 「A1」は優しい、あったかい気持ちにさせてくれる名演。この1曲だけでも、この盤、題名通り!!の太鼓判を押します。 「A2」は自作でキレイな曲。これもポロポロポロンと弾かれたピアノが心に沁みます。 「A3」はJJJの作で、これも素晴らしい曲。ちょっと悲しい感じだけど、強い決意を感じさせるメロディ。もう、掛け値なしに良いピアノ。素直な、小細工無しの音。このA面を聴くと、仕事の疲れも癒されますな。 B面は打って変わってバップです。「B1」はホッジス作のファンキーな曲で、ヘイゼル嬢は打音が重い感じはしないものの、一部でちょっと変わったアドリブも聴かせる。ミンガスのソロが控えめなのが気色悪い。ローチもなんだか上手くまとめちゃってからに。エロいわ。 「B2」は自作。ミディアムのキャットウォークな曲。ヘイゼルの声の合いの手が登場。ちとカワイイ。 「B3」はお得意のガーシュイン。この曲でも、ヘイゼルは掛け声ともスキャットともつかないの声を連発。・・・・良いんだけどね。カワイイから。くるくると変わる即興の場面転換。なんだか、変奏曲を聴いているみたいな、面白いアドリヴ。ミンガス、ローチは堅実、カワイコぶりっ子。 ヘビーローテーションじゃないけれど、結構、聴きいてるかな。曲数が少ないんですが、良い盤です。 Relaxed Piano Moods
by jazzamurai
| 2009-12-15 00:30
| 無節操 ジャズ三昧
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