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本日は、午後から半休をもらい、仮眠して体調を整えた上で、北山の京都コンサートホールで、井上道義氏が振る、ブルックナーの交響曲第9番を聴いてまいりました。 初めての生ブル9、ホンマに今日が楽しみでした。 コンサート第1部は、モーツァルトの交響曲第36番ハ長調「リンツ」。なんでモーツァルトとブルックナーの組み合わせなんだと疑問に思っていましたが、なるほど、そうか、ブルックナーと言えばリンツ、ですもんね。 初めて聴きましたけど、良い曲ですね~。愛らしいメロディと上品な香り。モーツァルトさんの頭の中は一体どうなっていたのでしょうか。こんな素晴らしい曲を次から次へ書いていたなんて、信じられない。だって、ザルツブルクからの帰りに立ち寄ったリンツで、当地の伯爵の希望で急遽、3日~4日で作曲した、っていうんですよ。こんな良い曲を。嘘でしょ~。井上氏の指揮姿も軽やかで流れるよう。かっこいいなあ、良い曲だなあ、と惚れ惚れしましたが、なんか演奏はくぐもって、華やかさが無い。うーん、何だかなあ。 20分の休憩の後、ブル9。版はノヴァークでしたが、9番はあまり関係ないですよね。 最初っから、最後まで、ゆっくりとした速度で、演奏されました。「ブルックナーの指揮はジジイが良く似合う。ジジイになったとは思わないが、そろそろブルックナーを振っても良いかなと思い出した」とプレトークで仰っていましたので、たぶん速く演奏するんだと思っていた拙者は、結構、面食らいましたね。特に、あんな遅い第2楽章は初めてです。 しかし、弛緩する所はなく、適度な緊張を保ったまま、最後まで、素晴らしいコントロールをしてくれたと思います。何度、感動して背中が総毛だったか。ホンマに良かったです。何人いたんかなあ、オケも舞台からはみ出そうなほどいて、爆発する時の音量は凄かったですね。特に金管はやっぱり迫力があった。生で聴いて良かったなあ。左右の広がりとか、やっぱり家ではあんな迫力では聴けません。フルートと木管が上手かった。 最後、無音の小節があるはずで、フライング・ブラボーする奴がいたら嫌だなあ、と思っていたのですが、演奏の余韻をじっくり楽しんでから、ゆっくり拍手が起きました。とても良かったです。もうちょっと前の席に座ってたら、拙者も立ってブラボーと叫んでいたかもしれません。 と、褒めるのはここまでにして。演奏ですが、ホルン?が再三不安定になって、ちょっと余計な所で緊張したなあ。「次のパートってまたソロあるぞ」とか思うと聴いてるこっちが冷や冷やしちゃってね。困ったです。 後は、拙者の周囲の客層がイマイチ。後ろで寝てるオッサンがいるんだもん。折角の第3楽章、天界に昇ろうとする瞬間にイビキで~(涙)。 遠くだったので、見間違いかも知れませんが、SPを1人連れて門川市長が和服姿で聴きに来ていたように見えました。演奏に先立つプレトークで、井上氏は、「京都市はちゃんと京響に補助してくれてますか。皆さん、もっと京響に仕事を下さい。そして、京響のメンバーにちゃんした給料を払ってやってください。私はオーケストラ・アンサンブル金沢にめちゃくちゃ仕事させています。もっと京響に仕事をさせてやって下さい。そして、ついて来れない奴は首にして下さい」と仰いました。実は、拙者が以前から京響に対して思っていたことそのままだったので、非常にびっくりしました。このオケって、本当にこのままで良いのでしょうか。拙者としては、2週間に1回は演奏して欲しい。そして1回の席代をもそっと細分化して欲しい。しょぼい席もあるわけだから、1回1,000円位の席だってあっても良いじゃない。1階後方は、2,000~3,000円位にならんか。パンフレット、チラシもあんな高級なのはいらん。この印刷費を給料に回せないのか。 とか、色々なことを思うと共に、井上さんという指揮者が好きになりました。 次の生ブルは何処かな。色々な所で聴いてみたいな、と思っております。
by jazzamurai
| 2009-10-31 00:11
| 無定見 クラシック三昧
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