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RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 30, 1963
Jackie McLean (as) Grachan Moncur III (tb) Bobby Hutcherson (vib) Eddie Khan (b) Tony Williams (d) A1.Saturday And Sunday 2.Frankenstein B1.Blue Rondo 2.Ghost Town 先日、ある所で、ケニー・ドーハムの「ウナ・マス」が聴きたいな、と独り言を言ったところ、「ハード・バップなんかおもろないやん。みんな一緒やで」と言われて面食らった。 あまり考えたことは無かったが、一口にジャズと言っても、ニューオリンズ、ディキシーランド、スウィング、中間派、ビバップ、クール、ウエスト・コースト、イースト・コースト、ハードバップ、ファンキー、ソウル、フリー、ロフト、ニュー・メインストリーム、ポスト・バップ・・・・と色々あるんですね。んで、ジャズ好きの中でも結構分かれていると。 そう考えてみると確かに拙者、キング・クリムゾンから即興演奏の魅力にとりつかれ、コルトレーンやフリーを中心に聴いてきて、最近はハードバップを聴いていることになりますが、やっぱり未だにジャンルとしてハードバップが好きだ、という訳ではないんですよね。というか、各派を意識して選別してきた記憶が無い、未だにその区分が全くできないんです。 拙者はトニー・ウィリアムスが聴きたかった。B1「ストレート・アヘッド」の、18歳の荒々しいドラムが。 それは拙者にとって、「派」とは関係なかった。ただ、彼が聴きたかったのだ。 別に拙者はジャズだけが好きなわけではない。良い音楽ならみんな好き。だが、「何聴いてんの」と訊ねられて「音楽」と答えるだけでは喧嘩売ってると思われるので、便宜上、一番枚数が多い「ジャズ」と答えるだけだ。 その上で「どんなジャズ」と訊ねられれば「フリージャズ」と答える。だが、そうすると大概の人はちょっと眉をしかめる。一方で、答えた拙者は拙者で、違和感に囲まれる。 もうそんな感じになると、正直、どうでも良いやん、と思う。別にジャズだけが好きな訳やない。 クソ食らえや、カテゴリーなんて。・・・・まあ、このブログも、便宜上、カテゴリー設けてますけど。 さて、本盤はマクリーン32歳の作品。ドラムは18歳のトニー・ウィリアムス。まあ、当然、10代のトニーが聴きたいから持っているわけだ。 しかし、ひょっとすると賛否両論じゃないの、この人の盤の中では。 だって、変な曲ばっかりだし、怪盤ですよ、これ。でも、人気あるんですよね。 A1、快活なリズムに乗って吹きまくるジャッキー。息継ぎで発せられる「うー」が結構好き。トニーが暴れまくり。ちょっとマニアックな感想を言うと、ここで多用されている急上昇するフレーズって、ノア・ハワードがよく使うフレーズなんですよね。ノアめ、完全にジャッキーのパクリだったことが分かります。グレしゃんはたらたらして何か変。ドラム・ソロはめちゃフリー。突拍子も無い。ホンマに20歳前後のトニーはやんちゃですわ。ただ、演奏最初の快活さが無くなってるのが惜しい。テンポを維持して欲しかったな。 A2、グレしゃん作の変な曲。しかし、この頃のジャッキーのちょっと呆けた音色って気になりません?吹けてるとは思うけんど。 B1、単純で明るいハードバップ。まあ、カッコいいですね。 B2、グレしゃんの怪作。なんか妖怪人間ベムのテーマですよ、これ。アドリブパートはファニーで良い感じだけど。 ということで、やっぱり普通のジャズじゃないです、これ。めっちゃ変。 「一歩、向こうへ」という題名、カッコいいジャケ写だけを見ると、爽快にすっ飛ばしたハードバップなのかな、と思うのにね。正直、おもろいわ。 ところで、拙者は本盤を、東芝EMI93年発売の「ブルーノート4000番台ウルトラ・コレクション/ウェストレックス3D-Ⅱでカッティング」盤と、ジャケットはLibertyだけど、ラベルはUnited Artistsの青ベタでVAN GELDER刻印入りという訳の分からん盤の2枚、持っています。 拙者の耳には、どっちの盤も良い音しているように思えるのですが、この後者の盤について、何故、United Artists青ベタなのにVAN GELDER刻印入りなのか、という点について、何方かご存知の方がいらっしゃりましたら、お教え下さい。United ArtistsはロサンゼルスだからVAN GELDER刻印は無い、が定説なんですか? 拙者の有する青ベタ盤には他にもVAN GELDER刻印入りのがあるのですが・・・・。 One Step Beyond ワン・ステップ・ビヨンド
by jazzamurai
| 2009-09-07 23:26
| 無節操 ジャズ三昧
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