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![]() Jackie McLean (as) Grachan Moncur III (tb) Bobby Hutcherson (vib) Eddie Khan (b) Tony Williams (d) A1.Saturday And Sunday 2.Frankenstein B1.Blue Rondo 2.Ghost Town 先日、ある所で、ケニー・ドーハムの「ウナ・マス」が聴きたいな、と独り言を言ったところ、「ハード・バップなんかおもろないやん。みんな一緒やで」と言われて面食らった。 あまり考えたことは無かったが、一口にジャズと言っても、ニューオリンズ、ディキシーランド、スウィング、中間派、ビバップ、クール、ウエスト・コースト、イースト・コースト、ハードバップ、ファンキー、ソウル、フリー、ロフト、ニュー・メインストリーム、ポスト・バップ・・・・と色々あるんですね。んで、ジャズ好きの中でも結構分かれていると。 そう考えてみると確かに拙者、キング・クリムゾンから即興演奏の魅力にとりつかれ、コルトレーンやフリーを中心に聴いてきて、最近はハードバップを聴いていることになりますが、やっぱり未だにジャンルとしてハードバップが好きだ、という訳ではないんですよね。というか、各派を意識して選別してきた記憶が無い、未だにその区分が全くできないんです。 拙者はトニー・ウィリアムスが聴きたかった。B1「ストレート・アヘッド」の、18歳の荒々しいドラムが。 それは拙者にとって、「派」とは関係なかった。ただ、彼が聴きたかったのだ。 別に拙者はジャズだけが好きなわけではない。良い音楽ならみんな好き。だが、「何聴いてんの」と訊ねられて「音楽」と答えるだけでは喧嘩売ってると思われるので、便宜上、一番枚数が多い「ジャズ」と答えるだけだ。 その上で「どんなジャズ」と訊ねられれば「フリージャズ」と答える。だが、そうすると大概の人はちょっと眉をしかめる。一方で、答えた拙者は拙者で、違和感に囲まれる。 もうそんな感じになると、正直、どうでも良いやん、と思う。別にジャズだけが好きな訳やない。 クソ食らえや、カテゴリーなんて。・・・・まあ、このブログも、便宜上、カテゴリー設けてますけど。 さて、本盤はマクリーン32歳の作品。ドラムは18歳のトニー・ウィリアムス。まあ、当然、10代のトニーが聴きたいから持っているわけだ。 しかし、ひょっとすると賛否両論じゃないの、この人の盤の中では。 だって、変な曲ばっかりだし、怪盤ですよ、これ。でも、人気あるんですよね。 A1、快活なリズムに乗って吹きまくるジャッキー。息継ぎで発せられる「うー」が結構好き。トニーが暴れまくり。ちょっとマニアックな感想を言うと、ここで多用されている急上昇するフレーズって、ノア・ハワードがよく使うフレーズなんですよね。ノアめ、完全にジャッキーのパクリだったことが分かります。グレしゃんはたらたらして何か変。ドラム・ソロはめちゃフリー。突拍子も無い。ホンマに20歳前後のトニーはやんちゃですわ。ただ、演奏最初の快活さが無くなってるのが惜しい。テンポを維持して欲しかったな。 A2、グレしゃん作の変な曲。しかし、この頃のジャッキーのちょっと呆けた音色って気になりません?吹けてるとは思うけんど。 B1、単純で明るいハードバップ。まあ、カッコいいですね。 B2、グレしゃんの怪作。なんか妖怪人間ベムのテーマですよ、これ。アドリブパートはファニーで良い感じだけど。 ということで、やっぱり普通のジャズじゃないです、これ。めっちゃ変。 「一歩、向こうへ」という題名、カッコいいジャケ写だけを見ると、爽快にすっ飛ばしたハードバップなのかな、と思うのにね。正直、おもろいわ。 ところで、拙者は本盤を、東芝EMI93年発売の「ブルーノート4000番台ウルトラ・コレクション/ウェストレックス3D-Ⅱでカッティング」盤と、ジャケットはLibertyだけど、ラベルはUnited Artistsの青ベタでVAN GELDER刻印入りという訳の分からん盤の2枚、持っています。 拙者の耳には、どっちの盤も良い音しているように思えるのですが、この後者の盤について、何故、United Artists青ベタなのにVAN GELDER刻印入りなのか、という点について、何方かご存知の方がいらっしゃりましたら、お教え下さい。United ArtistsはロサンゼルスだからVAN GELDER刻印は無い、が定説なんですか? 拙者の有する青ベタ盤には他にもVAN GELDER刻印入りのがあるのですが・・・・。 One Step Beyond ワン・ステップ・ビヨンド
by jazzamurai
| 2009-09-07 23:26
| 無節操 ジャズ三昧
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