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おはようございます。
恒例のセリーグ順位予想いきます。 jazzamuraiの2017年度「仮」予想は、 1 阪神タイガース 2 東京ヤクルトスワローズ 3 広島東洋カープ 4 DeNA ベイスターズ 5 読売ジャイアンツ 6 中日ドラゴンズ です。 これで間違いないでしょう。 しかしエントリーする「本」予想は、チーム愛を優先して、1位と3位をひっくり返します。 1 広島東洋カープ 2 東京ヤクルトスワローズ 3 阪神タイガース 4 DeNA ベイスターズ 5 読売ジャイアンツ 6 中日ドラゴンズ 以下、参考にしたオープン戦戦績です。 オープン戦順位 04 阪神 10-6-2 .625 07 東京 7-7-4 .500 09 横浜 5-11-1 .313 09 中日 5-11-3 .313 11 広島 4-11-2 .267 12 巨人 5-14-0 .263 オープン戦防御率順 04 阪神 2.75 05 広島 2.84 09 東京 3.87 10 中日 4.00 11 巨人 4.27 12 横浜 4.32 オープン戦打率順 01 横浜 .289 03 阪神 .252 06 東京 .248 08 中日 .240 10 広島 .217 12 巨人 .196 巨人はオープン戦の成績だけを見ると、厳しいですね。ただし、2008年にオープン戦最下位から優勝してます。 カープは貧打すぎる。後、1.5軍選手の底上げができなかった。野手の選手層が薄いです。 阪神は平均的に良いですね。世代交代が上手く進み、外国人選手が機能したら、来ますよ。 DeNAは投手に難ありか。 ヤクルトは怪我人に注意ですね。 中日は、過渡期でまだ、時間かかりそう。 さて、どうなることやら。 #
by jazzamurai
| 2017-03-30 07:33
| 無頼漢 広島カープ三昧
![]() A1.The Queen Is Dead – 6:24 2.Frankly, Mr. Shankly – 2:17 3.I Know It's Over – 5:48 4.Never Had No One Ever – 3:36 5.Cemetry Gates – 2:39 B1.Bigmouth Strikes Again – 3:12 2.The Boy with the Thorn in His Side – 3:15 3.Vicar in a Tutu – 2:21 4.There Is a Light That Never Goes Out – 4:02 5.Some Girls Are Bigger Than Others – 3:14 ジャズ、プログレ・ロックしか聞いていなかった拙者に、ニューウェーブを教えてくれたのは、結婚する前の妻だ。彼女はEcho & the Bunnymenが、そのvocalのIan McCullochが大好きだった。 一方、拙者は断然、Joy Divisionが、そのvocalのIan Curtisが大好きだった。 そんな恋人達が二人とも大好きだったのが、The Smithsだ。 タイトなリズムに乗って銀のカーテンのようなギターを弾くJohnny Marr。 そして、いつ見てもイかれたモーホー野郎で、魔術師のMorrissey。 浮遊感漂う二人をなんとか地上に止めようと、硬い音でメロディーを奏でようとするベースのAndy Rourke。 どんどん上手くなっていく、タイトなドラマーのMike Joyce。 最高だった。俺たちにとって、80年代のロックは、なんぼNew Orderを聴いて踊っていようが、全てのドキドキはThe Smithsにつきるのだ。 そんな拙者が今、一人で「the queen is dead」を聴いてる。踊ってる。 「I Know It's Over」 おかん、どたまの上にクソが降ってくるみたいや。 おかん、どたまの上にクソが降ってくるみたいや。 そう繰り返し歌ってしまう気持ちを思い出した。 この「The Queen Is Dead」に針を下ろせば、何時も気がつかないでいる現実に気づくのだ。 俺たちはクソまみれだと。 だから、一気に30年前に戻ることができる。 そして、絶望し、涙する。 そうやって、暗闇の中を歩いていると、いつまでも消えない明かりがあると歌う声に当たる。 「There Is a Light That Never Goes Out」 ああ、だから、僕をこの世界から連れ出してよ。 君のそばでなら死ぬのは構わない。 そういう、希望とも、妄想とも分からない微かな光にすがりつく。 でも、これこそが、30年前に俺がかっこいいと思っていたこと。 自己否定、自己破壊、そして自己の再構築。 Morrisseyは、いつも虎視眈々と待っている。 俺がThe Smithsをターンテーブルの上に載せ、俺を混沌のマンチェスターに連れ出すのを。 俺は、Marrのギターに合わせて、Morrisseyと共に歌う。 冷たい雨が、ヒリヒリとしか言いようのない焦燥を俺に刻む。 この歳になっても、俺はこんなままだった。俺のそばにはMorrisseyがいる。Ian Curtisがいる。そのことが確認できて嬉しかったよ。 Queen Is Dead (Remastered) [12 inch Analog]
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by jazzamurai
| 2016-12-09 23:54
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 通算13枚目。1982年2月21日発売。 A1.My Man 2.港町 3.ちょっと長い関係のブルース 4.貧乏な暮し 5.グッド・バイ B1.ふたりの女のうた 2.今夜はおしまい 3.夜 4.LONESOME ROAD 今年もライブによく行った。 blue note kyoto の最終日のライブにも行った。 森山威男さんdrと板橋文夫さんpfのデュオ、良かったですね。 ドラムが歌ってた。 最後「good bye」も聴けたし、大満足。 というか泣けたわ。 森山さんが「この曲に歌詞をつけて歌いたい、と浅川マキが言ったんです。一緒にやることはできませんでしたが、本当に良い曲です」と言い、板橋さんは「good bye」を弾く。 聴けると思ってなかったし、かなり涙腺に来ました。 その浅川マキが歌う「good bye」が入ってるのが、この盤のA4です。 マキの側を通り過ぎて行った、男達を歌った、バラード。 “誰も知らない抜け道を急ぐ あなたがみえる” とは、自分しか生きられない生き方を性急に生きた、という意味かな。 きっと彼女の側を、幾人もの若者が過ぎて行ったのだろう。 その中には、阿部薫の名前もあるに違いない。 聴く度に、胸が詰まる。 それはそうと、うちのプレーヤーと針、さ行が歪むなぁ。 マキの歌い方がアレだから、余計聞き苦しいわ。 交換アンドカートリッジ位置の調整が必要そうだ。 マイ・マン(紙ジャケット仕様)
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by jazzamurai
| 2016-12-07 22:33
| 無抵抗 女性歌手三昧
![]() 殿下の4枚目、81年の作品。 邦題「戦慄の貴公子」。 プロデュース、作詞作曲、アレンジ、演奏、全て一人でやった天才的軌跡。 殿下はギターが恐ろしく上手い。 さすが、『歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト』で堂々第1位に輝き続けるお方。 ソロを弾かせればジミヘンの生まれ変わりかと思わせるワイルドかつエロティックな早弾きをクネクネと演奏される。 また、ナイル・ロジャースの生まれ変わりかと思わせるクールで切れ味抜群でエロティックなカッティング。 生ギターを弾かせれば、これも圧倒的に弦を太くエロティックに鳴らす。 完璧なテクニックとパッション。 それに加え、この盤で聴かせてくれるチョッパーベースは、かなりキテる。 パッツンパッツンベケベケですよ。素晴らしすぎる。 そして最もキテるのがA3、「Do me , baby」だ。 スイートソウル好きの拙者の股間を、いやいや脳天を、ファルセット・ボイスとエロい小芝居がノックアウト。 笑うしかなかった。 素晴らしすぎて。 恥ずかしいわ、ホンマに。 初めて聴いたんやもん。 こんな凄いレコードがあったなんて。 B面は確かに寄せ集めっぽいけど、表題曲A1からA3に至るA面はホンマに素晴らしい。 殿下、素晴らしすぎる。 もっと早くに聞いておくべきだった。 この次の5作目が81年の出世作「1999」で、その次が6作目、82年、泣く子も黙る決定的名作「Purple Rain」になります。だから、この作品は、駆け上がっていく、頂天に至る二歩手前。そういう勢いが、随所から感じられる。 次は「1999」狙います。 Controversy [12 inch Analog]
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by jazzamurai
| 2016-12-06 23:15
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() 拙者は、with stringsものが好きです。CHARLIE PARKER のなんか最高に好きですね。 一方、ブラウニーのレコードは、昔から日本盤で持っていたのですが(裏面に日本語解説が印刷してあるやつね)、ある時、「オリジナルに近いのを揃えたい」と思い、売ってしまった。 それ以来、ちょこちょこと買っているのですが、EmArcyの盤は高いですね〜。なかなか買えませんわ。はっはー。 ですが、今回、小ドラの表記盤を買ってみたわけです。 良いですね〜。やっぱ、ブラウニーは。 ストリングスのアレンジがショボい、と言われて、結構、評価の低い盤ですが、はっきり言って気にならんですね。 だって、ブラウニーのペットしか聴いてないもん。 そりゃ、RAY ELLISとかだったらもっとゴージャスで良かったかもしれん。でも、これくらいシンプルなんで良いんとちゃうのん? ど真ん中から、最高にカッコいいブラウニーがどーん。パーンって聴こえてきて、癖のないストリングスは遠景に消え去り、ただただブラウニーを聴いてる感じ。 拙者はこの盤、大好き。 ついでに紙ジャケも買ってしまった。24bit。こっちはこっちで、クリアーな音が良い。CDは人気無いのか、最近、紙ジャケ24bitが安くなってる? 結構、お買い得かもしれない。 クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス (紙ジャケット仕様)
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by jazzamurai
| 2016-12-06 00:12
| 無節操 ジャズ三昧
![]() A1.All at Once 2.Doublin' Down 3.Day and Night 4.Seasons Change 5.Make Love 6.Being with You B1.All My Love 2.Joyride 3.Lovers Masquerade 4.Lucky Charm 5.We're Here Now 知らんかったわ……。 最近、時々行く先斗町のソウル・バーで教えてもらったのですが、こんな盤が去年末に出ていたとは。 まるで、The Momentsの再来じゃないですかっ。 おまけに、このソウルフルなファルセット・ボイスが白人だなんて……。 それに、今年四月に来日公演までしていたなのて。 「米ニュージャージー州ニューアークを拠点にするシンガー/マルチ奏者のズィー・デスモンデスと、プロデューサー/ドラマーでプロのスケーターでもあるテディー・パウエルからなるザ・ジャック・ムーヴス。ストリート・カルチャーをバックボーンに、ブギー・ファンク~アーバン・ソウル~ディスコまで、幅広い音楽性を咀嚼した、彼らのポップでスウィートなサウンドが音楽ファンの間で目下話題沸騰中となっている。」 だそうです。 こんなん、大好物なんですけど。 というか、教えてもらってすぐにAmazonでレコードをポチったんですけど。 最高です。 こんな70年代を彷彿とさせる激甘茶ソウルの名盤が現代に出されるなんて、最高です。 皆様もぜひ、お聴きください。 The Jack Moves - Season's Change The Jack Moves - Joyride The Jack Moves [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック3曲収録 / 国内盤] (BRC496)
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by jazzamurai
| 2016-11-20 12:10
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() ![]() ヤフオクで未開封US盤が出ていたので買いました。 1979年作。懐かしい。懐かしすぎる。 でも、今聴いても良いですよこれ。 短い曲の中に、最高に良い感じのリフと、ソリッドな演奏と、勢いのある歌が詰まってて、かっこいい。 かなり昔に1枚目、2枚目、3枚目を聴いてみた印象として、1枚目は最高、2枚目はゴミ、3枚目はそれなりにカッコ良い、という感じだったと記憶している。 「MY SHARONA」以外の曲は、綺麗さっぱり忘れてしまっていたけど、全曲聴いてみて、やっぱり最高にかっこいいなあ、という印象は変わらない。 なんだろ、televisionを能天気にしたようなかっこよさ? 上手いこと言えないけど、これは買ってよかった。 #
by jazzamurai
| 2016-09-24 17:08
| 無頓着 男性歌手三昧
![]() ![]() ![]() 買ってしまいました。 modern harmonic社製の再発盤。 この盤を一言で表現するなら、メランコリックという言葉が一番似合う。 ジャケ写そのままの内容です。 曲はトーチソングばっかり。 けど、死にそうにブルーというわけではない。 声がふくよかで、懐が深い。 本当に良い、ボーカルなんですけど。 この作品はEDISON社が発売した、知る人ぞ知るの超マイナー盤でして。 originalの数が少ない。中古で買おうとしても、まず状態の良いものがない。 それでも、monaural盤はマシなんですよ。まだ探しやすい。僕も持ってます。 状態のあまり良くないのと、ちょっと良いのの二枚。 でもこれのoriginal stereo盤は最悪でね。 元々から剥離が失敗、つまり風邪ひき盤なんですよ。 これは多分一部では有名な話だと思います。 僕もそのことは以前から知っていたのですが、この盤が大好きなので、辛抱たまらんようになって、買ってみたのですが、凡そ鑑賞に堪えるような代物ではなかったですね。 で、10年近く前に出たペラジャケの再発盤を買ってみたのですが、それはCD音源をLPにしました、って感じのなんだかヨソヨソしい音でした。 ジャケ写の再現度も低くて、なんか、例えるならOJC再発盤みたいな感じでした。 いや、OJC再発盤もそれなりに良いんだけどね。 で、今回のmodern harmonic盤ですが。 外装のビニールに貼ってあったシールによると、original tapeからのプレスとありました。 はっきり言って音が良いです。 聴きたかった音だわ。 これは良い盤です。 こんなん出てるって知って、すぐさまポチって良かった。 こんな良い音でstereo盤を聞くことができるとは……。 最近のLPのプレス技術はやっぱ凄いなぁ。 とにかく、探していた方はこれを買っておいた方がいい。 盤もカラーでオシャレだし、ラベルもoriginal stereo盤のデザインだし。 もう一枚買いたいくらいです(何種類何枚買うねん……) #
by jazzamurai
| 2016-09-05 19:03
| 無抵抗 女性歌手三昧
レコードスプレーって、あるでしょ。
拙者も、高校生の頃、愛用していたのですが、ある日、レコードスプレーかけた後で、キレイに拭いて仕舞ったレコードを取り出すと、シマシマの曇りが付いていて、酷い音になっていました。 レコードスプレーが乾いておらず、吹き残しが付着して固まってしまった訳です。 それ以来、レコードスプレーの事は毛嫌いしています。 ところが、中古レコードを買うと、時々、スプレーが盛大にかけられていたと思われるレコードに会います。 一見、キレイに見えても、かけてみると、ボソボソ、ガサゴソと、ノイズだらけの音がして、酷い有様です。 そういうレコードは、水拭きしてやるしかありません。 ![]() 分かります、これ? 水をかけてやった盤面に、水がだらっと滲んでいます。 これが、スプレーがかけられていた盤面です。 全く、水を弾いていません。 まるで、のりに水がしみ込んでいくみたいです。 ![]() で、こちらが、一定、水拭きした後の盤面です。 水を弾いているでしょ。 本来、レコードはこういう風に、JCや、JKのお肌の如く、水を弾くものなのです。 で、充分乾かしてから、聴きますと、やっぱりクリアーです。 音が立ってます。 ホンマに、レコードスプレー、要らんわ。 ![]() はい。本日、クリーニングされた盤は、高瀬アキさんのレコードでした。 ジャケットは、痛たたた、という感じですが、演奏は良いです。ベースは井野信義さんだし。 78年録音、クロスオーバー全盛期だから、シンセなどをオーバーダビングしているところが余計ですが、良い盤です。 この人のピアノは、結構、硬派ですよね。
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by jazzamurai
| 2015-01-26 14:15
| 無見識 オーディオ三昧
は〜い、皆様、2014年も、今日で終わりですねえ。
本当は、酒でも飲んでゆるゆる行きたい所なのですが、ちょっと肝臓の状態が悪く、あまり飲めないんですよね。 辛いです、お酒が好きだから…(新井風に読んで下さい) ということで、最近、見出しの件について、ちょっと疑問に思ったことがあるので、書いておきたいと思います。 impulse!に残されたトレーンのレコードが、最近、だいぶ値上がりしてきました。 ご承知の通り、impulse!はstereoのレコードをメインに打ち出したレーベルですが、ヤフオクでは、やはりmonoの方が人気があります。 特に、トレーンの「BALLADS」のmonoは、異常に高い。 でも、やっぱり拙者としては、欲しい訳です。 んで、つい先日、near mint盤を落札した訳です。13,500円で。良い買い物だと思いました。 ワクワクして待っていました。 届けられた盤は、ラベルに艶があり、キズも殆ど見当たりません。 凄く嬉しかったんですが、手に持った瞬間に嫌な予感がしました。 …盤が軽いんです。 そして、DINON DL-102でトレースした所、…まるでディストーションをかけたように、音が歪んでるんです。チリパチは全くないのに、音にノイズが乗ってるんです。 COLTRANEの「BALLADS」に風邪ひき盤が存在する、という情報は、持っていません。というか、風邪ひき、というより、過入力したような、まとわりつくザラザラしたノイズなんです。 でも、音量は小さいんです。 びっくりしました。すぐに出品者に連絡し、返品しました。返品できて良かった…。 ところで、私の認識から言うと、60年代前後のmono盤というと、stereo盤より厚くて、重量がある盤が普通だと思います。というのは、もともとmono盤がメインで、stereo盤は後から出されたケースが多いので…。BLUE NOTEとか、PRESTIGEなんか、そうですよね。 でも、ひょっとするとimpulse!は、ちょっと違うのかな〜、と思い始めました。 そこで、『レコードコレクターズ』2011年11月版「ジョン・コルトレーンとインパルス」を見てみたいと思います。 同書30ページの「LPレーベルの変遷」と、コルトレーンのimpulse時代のディスコグラフィーと、拙者の所有の盤を見て行きます。 ![]() 61〜63年 (AS1〜AS32) オレンジ/艶あり 下部の記載は、 AM-PAR がオリジ。 A-6 Africa Brass 1961年 →(拙者の)mono オレンジ艶なし 刻印:RVG 重量:150g ABC-PARAMOUNT →(結果)65〜66年の再発盤のmonoということみたい。 A-10 Live! at the Village Vanguard 1962年 →(拙者の)stereo 赤黒 刻印:RVG STEREO 重量:170g ロゴ一体 →(結果)67〜70年の再発盤 ☆ロゴ一体の中には、盤が重いものがある? A-21 Coltrane 1962年 →(拙者のstereoのきれいな方)オレンジ艶あり 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:150g ABC-PARAMOUNT →(結果)63〜65年の再発盤。でも、見開きは青文字なので、市場ではオリジナルとして紹介されると思います。注意注意…。 (拙者のstereoのきたない方)オレンジ艶あり 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:150g AM-PAR →(結果)オリジナルみたい。 (拙者のmono)オレンジ艶あり 刻印:VAN GELDER 重量:150g AM-PAR →(結果)オリジナルみたい。 A-30 Duke Ellington & John Coltrane 1963年 →持ってない。 A-32 Ballads 1963年 →(拙者の)stereo 赤黒 刻印:RVG STEREO 重量:150g ロゴ一体 →(結果)71〜72年の再発盤。 63〜65年 (AS33〜AS100) オレンジ/艶あり 下部の記載は、 ABC-PARAMOUNT がオリジ。 A40 John Coltrane & Johnny Hartman 1963年 →(拙者の)stereo 赤黒 刻印:RVG STEREO 重量:170g ロゴ一体 →(結果)67〜70年の再発盤。 ☆ロゴ一体の中には、盤が重いものがある? A-42 Impressions 1963年 →(拙者の)stereo 赤黒 刻印:RVG STEREO 重量:115g ロゴ分離 →(結果)71〜72年の再発盤。 ☆ロゴ分離は、盤が薄い? A-50 Live at Birdland 1964年 →(拙者のstereo)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:135g ABC-PARAMOUNT →(結果)65〜66年の再発盤。 (拙者のmono)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:135g ABC-PARAMOUNT →(結果)65〜66年の再発盤。 ☆この再発盤は、艶あり再発に比べて盤が軽い? A-66 Crescent 1964年 →(拙者の)stereo オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:150g ABC-PARAMOUNT →(結果)65〜66年の再発盤。 A-77 至上の愛 A Love Supreme 1964年 →(拙者の)stereo オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER STEREO 重量:170g ABC-PARAMOUNT →(結果)65〜66年の再発盤。 ☆この再発盤は、何故か盤が重い? 問題は、背後にブート音が入ってること。オリジナルはどうなのだろうか…。 A-85 John Coltrane Quartet Plays 1965年 (拙者の)stereo オレンジ艶あり 刻印:VAN GELDER 重量:150g ABC-PARAMOUNT →(結果)オリジナルみたい。このあたりから、STEREO盤でもSTEREOの刻印はなしなのかな? A-95 Ascension 1966年 →(拙者のstereo)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:160g ABC-PARAMOUNT →(結果)謎です。エディション1なのに、艶なしラベル。エディション1はオリジナルしか存在しないはず。なのに、二桁台なのに、艶なし…。 (拙者のmono)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:160g ABC-PARAMOUNT →(結果)再発盤? 上のエディション1の疑問があるため、よく分からない。 65〜66年 (AS9101〜AS9135) オレンジ/艶なし 下部の記載は、 ABC-PARAMOUNT がオリジ。 A-9106 Kulu Se Mama 1966年 →(拙者の)stereo 赤黒 刻印:VAN GELDER 重量:160g ロゴ一体 →(結果)71〜72年の再発盤。 A-9110 Meditation 1966年 →(拙者の)stereo オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:150g ABC RECORD →(結果)66〜67年の再発盤。 A-9120 Expression 1967年 →(拙者の)stereo オレンジ艶なし 刻印:両面VAN GELDER 重量:150g ABC RECORD →(結果)66〜67年の再発盤。この盤は片面だけ刻印が入っているものがオリジナルだそうです。 A-9124 Live! at the Village Vanguard Again! 1966年 →(拙者のstereo1)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:170g ABC-PARAMOUNT →(結果)謎です。 →(拙者のstereo2)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:150g ABC-PARAMOUNT →(結果)謎です。 ☆どっちもオリジナルだと思ってました。でも、重さが違う…。 (拙者のmono)オレンジ艶なし 刻印:VAN GELDER 重量:130g 片面:ABC-PARAMOUNT、片面:ABC RECORD →(結果)再発盤? オリジナルだと思ってたのに、よく分からなくなりました。セカンドかな…。 66〜67年 (AS9136〜AS9158) オレンジ/艶なし 下部の記載は、 ABC RECORDSがオリジ。 A-9140 OM →(拙者の)stereo オレンジ艶なし 刻印:なし 重量:150g ABC RECORD →(結果)オリジナルみたい。この盤はもともと刻印なしです。 67〜70年 (AS9159〜AS9195) 赤黒/艶なし impulse!とabc-recordsのロゴ一体、下部の記載が長くて、西暦がない。 AS-9161 Selflessness →オリジナルみたい。背面のシールありとシールなしがあって、シールなしがオリジナルみたいです。両方持ってますが、シールありが160g、シールなしが170g盤でした。一体何がどうなってるんだか…。 AS-9195 Transition →オリジナルみたい。でも、二枚もってるうちの一枚が130g、もう一枚が140gでした。 70〜72年 (AS9196〜AS9229) 赤黒/艶なし ロゴ2分割、下部の記載が長くて、西暦がない。 AS-9202 Live in seattle 130g →レーベルだけ確認しましたが、オリジナルみたいです。 AS-9211 Sun Ship 150g →レーベルだけ確認しましたが、オリジナルみたいです。 AS-9225 Infinity 120g →レーベルを確認したところ、下部の記載が短く、西暦が入っています。 これは再発かも。 …疲れました。なんでこんなに、重さがバラバラなんですか? いい加減過ぎるよ、全くもう。 だいたい、こんな感じです。 で、分かったこと。 改めて調べてみると、拙者の持ってる二桁台の盤は、オリジナルは少ないと言うことが分かった。 でも、完オリじゃなくても、音さえ良ければ、悲観するようなものではない。セカンドかサードでも、音さえ良ければ、あまり気にする必要は無いだろう。 問題は、今後、AM PARをオリジナルとする盤のmonoを購入する時、ABC-PARAMOUNT表記や、艶なしを購入すると、盤が薄いものが当たる可能性があり、経験上、盤の薄いものには、トラブルが発生している可能性があるということ。 これは困る。 例えば、拙者の持ってる Live at Birdland の mono、135gなんですが、ちょっと反ってるんだもん。 ちょっとなんだけどさあ…。 impulse!のオレンジラベルなのに、軽量で反ってる、なんて話にならん…。 大好きな盤だけに、これは換えたいなあ…。 こういうのには、今後当たりたくないです。 最後に、最初にお話しした「Ballads」に話を戻します。 ラベル下部の記載は、両面ABC-PARAMOUNT表記で、かつ盤が軽かった…。 で、目視では問題なかったのに、聴いてみると酷いノイズだった。 こういうのにも、今後当たりたくない…。 もしも、impulse!のA1〜A32をオークションで落札しようとする場合は、両面AM-PARの盤を選ぶべきではないか、と思います。 この盤については、ABC-PARAMOUNT表記や、艶なしラベルを買ってしまうと、「安物買いの銭失い」になるような気がします。 もし買う場合でも、盤の重さはチェックした方が良いのではないでしょうか。 半端なオレンジラベルを買うくらいなら、67〜70年の、赤黒/艶なし、impulse!とabc-recordsのロゴ一体、下部の記載が長くて、西暦がない、という再発をお勧めします。 というのも、拙者が持っている、その「Ballads」が、音が良くて安いからです。 しかし、アナログ盤の世界は、深いというか、やくざというか、混沌というか…。 ある程度の歴史は覚えられるんですけど、比較的簡単なimpulse!でさえこうですからね。 大変ですわ…。 #
by jazzamurai
| 2014-12-31 18:25
| 無節操 ジャズ三昧
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