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Recorded May.21, 1976 in New York
渡辺貞夫 (as,fl,) Hank Jones (p) Ron Carter (b) Tony Williams (ds) A1.CONFIRMATION 2.GARY 3.3:10 BLUES 4.EPISODE B1.I CONCENTRATE ON YOU 2.CHELSEA BRIDGE 3.I'M OLD FASHIONED 4.ONE FOR C ナベサダ43歳の熱演。初代GJTをバックにストレートに演じた。デイブ・グルーシン(p, el-p)、リー・リトナー(g)と組み、売れに売れたフュージョンの「MY DEAR LIFE」のほぼ1年前の作品ということになる。 フュージョンを建前嫌いの拙者がこれを有するのは、・・・・トニーを聴きたいからですね。 この時、ハンク・ジョーンズ57歳、ロン・カーター39歳、トニー30歳。ハンクはチャーリー・パーカーとの吹き込みもある大ベテラン。パーカー信者で、且つ新しいもん好きのナベサダとしては、このGJTと演奏するのは、・・・・まあ自然の成り行きですかね。 「A1」はパーカーの名曲で、この盤で1番の聴きもの。記憶違いかもしれないが、旅程の強行軍で、録音時はあまり体調が良くなかったという文章を読んだことがある。そのせいなのか、この演奏はナベサダが少しつっかえる所があるけれど、トニーの煽りを受けて必死に吹く所が良い。トニーは本当に暴れん坊将軍ですね。ライフタイムがあまり商業的に上手く行かなかったことから、70年代中期からトニーは最初このGJTを、そしてハービー等とV.S.O.P.をやることになるけれど、GJTの時の演奏は良い。V.S.O.P.での演奏はただ上手いだけに聞こえてあまり好きではない。 「A2」はゲイリー・マクファーランドに捧げたナベサダ作。バラードの良い曲で、ハンクのピアノが良い。この人は、もう一つ捕らえ所のない、カクテル・ピアニストだけれど、拙者は結構好き。バッキングする時の落ち着きが良いし、コロコロと転がるようなシングル・トーンの右手も好き。 「B1」も高速チューン。一番初めに録音したらしく、「少しマズった」箇所もあるようだが、なかなか良い演奏。トニーの左足が4ビートを刻むのが、リズムがルーズに流れていくようで、ちょっと嫌かな。かなり無茶な突っ込みをしているので、自分にもキープが必要だったんだろうか。 「B3」の高速チューンで、一番長い。このドラムの前で吹くのはやっぱり根性要りますよ。ナベサダの次に、トニーの煽りを気にせずひょうひょうと歌うハンクがなんとも笑える。これだけ我関せずの振りをされるとまいっちゃうかもね。トニーがGJTを抜けた理由はその辺かな。 もう少し勢いがあれば名盤と言えると思うけど、ナベサダはどうしても曲数を入れてしまうよね。まとめようとするというか。A面2曲、B面2曲とかで吹きまくってくれればなあ、と思うが・・・・。 まあパーカーだってあんなに短い曲の中に凄い即興を残すのだから、演奏時間は即興の善し悪しに関係ないのかな。拙者はこの盤、結構聴いてます。
by jazzamurai
| 2008-01-29 03:07
| 無節操 ジャズ三昧
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